肉食推奨、菜食NG、甘味を一切取るな!で元気になった人のブログのこと








他人の自慢と幸せ投稿ばかりでFacebook疲れるわ。という人も多いみたいですネ。こんにちは。わたしがイラっとするのは、サーフィンできなかった日に、いい波乗った自慢されるときくらいかな(笑。

わたしはどのSNSも、もっぱら情報収集と拡散のためにしか使ってないです。ジャンクな情報も多いですが、有益な情報も多いので、当面やめるつもりはないかな。見たくない人の情報は見ない設定にすればいいのに。ちなみに、わたしにとってもっともどうでもいい情報代表は、「わが家のごはん」と「外食の食事の写真」。わが家のごはんは、載せるならレシピも載せやがれと毎回思うし、外食の写真は場所を教えろ。と思いますわ(笑。

さて。最近わたしのFacebookタイムラインにしょっちゅう流れてくるのが、「僕が菜食をやめた理由」っていうブログです。全9話ありますが、かんたんにまとめると。

22歳でベジタリアンになり、31歳までヴィーガンだったが、体調が悪いことが多かった。マクロビオティックを実践してみたけど、低血糖の症状はよくはならず、そんなとき、長尾周格さんという歯科医が提唱する「肉食推奨、菜食NG、甘味を一切取るな」という情報に出会い、肉食断糖に変更。すると体調が劇的によくなった。マクロビで体調がよくなるのは、マクロビのおかげではなく、添加物、白砂糖、精製されたものをやめたことによる一時的な体調の好転で、ようするに、元の食生活が悪すぎただけ。マクロビを信じていたが、長くつづけると体調不良を訴える人も多い。これは栄養失調によるものだと思う。しかし、体調不良を訴えると、マクロビ講師は、やり方が合ってない、もしくは毒素の排出だ、で片づける。もはや宗教だ。菜食は糖質主体の食になりがちなので、血糖値の安定をはかるのがむずかしく、低血糖に陥りやすい。

っつうハナシなんですが。話が長くなるので肉が良い悪いは置いといて、この人の理論には大いに賛成する部分もあります。先日も、こちらの記事で書いたように、とにかく白砂糖だろうが、何砂糖だろうが、スムージーだろうが、白米だろうが玄米だろうが、最終的に糖として処理される食べものは、血糖値の上下が起こります。わたしの調査結果としてとにかく避けたいのは、この血糖値の乱高下です。で、このブログも同じ理論です。

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ただ、わたしがここ数年、いろんな食のスタイルを試してみていちばん大事だと思うのは、とにかく体の声を聞くこと。これに尽きる。Beach Pressでは、小食のススメや、精製糖はやめろだの、食べ方についてもいろいろな情報を提供しています。そしてこれらは、わたしの食の旅の経過とともに書いてきた記事ですから、すみません、わたしの考え方も時の経過とともに変化しているわけです。今のわたしが、その食の旅のどのあたりまで来たのかはわかりませんが、いまわたしがいちばん大切にしているのは、体の声です。

いろいろ試した結果、わたしは朝昼はフルーツ中心で軽めな方が調子がいいし、炭水化物は食べないと調子が悪い。甘いものも食べたくなるし、たまに肉も食べたくなる。小食がいいとか言いながら、お腹が空くので一日中食べまくる日もあったりします。それにしても、体の声がいちばん聞こえるのはサーフィンの後ですね!とにかく、柑橘系が食べたくてたまらなくなる。ビタミンCを猛烈に欲します

食を見直しはじめると、まずぶち当たる壁が、「これ以外のモノ食べたら死ぬんじゃねーか」みたいな強迫観念ではないでしょうか。添加物などの毒を避け、野菜や果物をとり出すと、じっさい体調はよくなりますから、とにかくあの本に書いてある通りにしないとアカン!みたいになります。が、正直、そんなの無理なんです。つづけられません。

結局、本でもネットでも、書かれた情報は、その人にとって良かったにすぎず、住む場所によって実る植物もちがえば、脈々と受けつがれてきた食の文化もちがうし、遺伝的な情報もさまざまなわけで、この食生活しかない!!なんてものは存在しないんだと思います。

食は、元気な体を維持することに直結しますし、多くの人の関心を集めるトピックなので、信頼のおけそうな人が、「バナナしか食うな!!」と言えば、それが正しいと思って多くの人がハマって行っちゃう。体に変化があらわれると余計にハマりますね。わたし含め。

なにが自分に合ってるかはやってみなきゃわからない。そして、体の声をちゃんと聞くには、日ごろから自分の心と体をケアしてないと聞こえてこない。まずはそこですよ。食に意識を向けてみることです。ただ、どんな食のスタイルにしろ、わたしは一度、究極に食を見直すことは大アリだと思います。ひと月もやれば、良くなるにしろ悪くなるにしろ、食が人間の体へ与える影響がほんとよくわかりますから。ぜひ~!