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結論:白砂糖/精製糖の何がいけないのか。
数年前に白砂糖断ちをやってみて、(砂糖断ちブログはこちら)以来、けっきょく白い砂糖はなにがいけないのか。についてかなり情報収集してきましたが、やっと結論らしきものにたどりついた気がします。ちょっとだけややこしいけど、とても大切なことなのでぜひ読んでみてください。
まず、かんたんにまとめると、ポイントとなるのは「糖」なんです。白い砂糖だろうが、はちみつだろうが、ココナッツシュガーだろうが、結局のところ「糖」であることに変わりはない。「糖」とはつまり「糖質」=炭水化物なわけで、砂糖でも米でも小麦粉でも、消化吸収の過程で「糖」として扱われるかぎり、同列で語る必要があります。
白砂糖が体に負担をかける大きな理由は、その吸収のスピードにあります。大切な栄養をすべて削がれた、まっしろなただのカロリーのかたまりで、構造が簡単なため、すぐに吸収されて、血糖値を急激に上昇させる。これが精製糖が体に負担をかける理由のひとつです。精製されていれば、砂糖だろうが小麦だろうがその過程は一緒なわけで、白い砂糖をやめても、精製された小麦粉や米を食べていれば、あまり変わりはない。といえます。
今は、少量ならたまに食べてしまうことも増えましたが、わたしが一定期間、完全な白砂糖断ちをしたことで、劇的な変化を感じることができた理由は、まず、すでにお米は玄米に変えていたこと、そして白砂糖をやめたことで、パン=精製小麦が食べられなくなったことにあると思っています。
結論:血糖値を乱高下させない食べ方がわかればいい
個人的にも精製糖断ちをやってみたり、食生活を変えたりしたことで、食が体にあたえる影響がどれほど大きいかはダイレクトに感じています。だからこそ、単に白砂糖はよくない!と叫ぶだけではなく、なぜ精製糖が体によくないのかを論理的に知りたいと思ったし、じゃあ体にとっていちばんやさしい食とは何なのかを考えた結果、とてもシンプルな結論に至りました。
地球から生えてきたものを、そのままいただく。これにかぎります。ポイントはたったの6つ。
■砂糖、小麦粉、お米など、炭水化物は精製されていないものを。
■加工食品はできるだけ食べない。
■のどが乾いたら水を飲む。(フルーツジュースをふくめ、清涼飲料など、液体になった糖分は血糖値を急激に上げます)
■新鮮で、安全な野菜や果物を、生で食べる量を増やす。
■くだものは、空腹時に食べる。(消化の遅い肉や炭水化物を食べたあとに、くだものを食べると、一緒に発酵してしまうのせっかくの栄養を吸収できなくなります)
■野菜から食べる(血糖値をゆるやかに上昇させるためです)
ポイントはこれだけ。昔ながらの日本食に、たくさんのフルーツとサラダって感じじゃないでしょうか。水だけじゃ味気ないというなら、ハーブティを。ちょっとおやつが欲しければ、全粒粉などできるだけ精製されていないものを使ったお菓子やパンをたべることもありますし、四季折々のフルーツなどでデザートをつくることもできる。
簡単なんですよ。意外と。これさえ守っていれば、GIだのGLだの気にする必要がない。さんざんややこしい話をしましたが、けっきょく、地球というスーパーシステムは、地球上に生きる生物すべてが健康に生きることができるものを、最初から与えてくれているということでした☮
参考
http://www.mindbodygreen.com/0-17122/the-7-deadly-truths-of-sugar.html
http://authoritynutrition.com/is-fruit-good-or-bad-for-your-health/
http://u-drill.jp/archives/2006_01/01_090000.php#vegetable
http://www.nstimes.info/11-2011/Gi_Gl.html
http://nutritiondata.self.com/facts/fruits-and-fruit-juices/1809/2
Beach Press(編集長)
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