本日は、すごい大事なことをひとつ。
いつもより長いけど、たぶん面白いよ。
わたしが以前おススメ本として紹介した、
人生を変える一番シンプルな方法―セドナメソッド
こちら、感情の手放し方をかなりシンプルに書いた本なんですが、
数人の方から、買って読んでみたはいいものの、
やり方がいまひとつわからない。っていうメールをいただきまして。
連絡いただいた方には、わたしが知るかぎりの実践方法をお伝えしたんですが、
このセドナメソッドをやるにあたって、すごく大事なのが、
潜在意識と顕在意識とは何か。ってことなんです。
みなさん違いわかります?
よくわかんない!って人がけっこう多いようで。
わたし、この二つの単語かなりしょっちゅう使ってるけど、
ちゃんと説明したことない気がしてきたんですよ。
いちばん大事なところをはしょってました。
わかってる前提で書いていたんですが。さいあくですね。すみません。
相変わらずツメは甘いです。
で、潜在意識と顕在意識のちがいなんですが。
図であらわすとこんな感じ。
絵心ゼロです。これは、わたしがいろんな情報を収集した結果、
意識とはたぶんこんなもんだろうという想像のもとに描いたものなんですが。
図にあるように、意識というものに本来境目はないと思われます。
人間いっぴきの意識って、たぶんこの図みたいな感じで
体の中に閉じ込められた海のひとしずくみたいなもの。
だから、ホントのホントの自分っていうのは、その、境目ゼロの大海の意識にあるんですよ。
で、その大海原の意識は、スーパーマンです。何でも知ってるし、できないことは何もない。
この、意識は海だっていうのは、サーフィンしてる時にひらめいたんだよね。
だから間違いないと思うんだ。
がしかし。
通常人間は、この大海原とのつながりが切れてるような感じで生きてて、
(じつは切れてないんだけど。)
何やってもうまくいかねえし、
思い通りにならねえし、
あいつは気にくわねえし、
こいつも気にくわねえし。
ってやってるのが、ひとしずくの中で分離してる感満載な意識。
さて。その分離したように感じる意識の中に、図のように潜在意識と顕在意識が共存してる。
顕在意識というのは、今これを読みながら、
(今日もまたこのババアわけわかんねーこと言ってんなw)
と思ってる部分のことです。
つまり、日ごろ、自分が意識してると思ってる部分です。
自分が自分だと思ってる自分です。ややこしい。笑。
さて、しずく部分を100%とすると、顕在意識は、たったの5%なんですね。
自分が自分だと思ってる自分は、残念ながらなんとたったの5%なんです。
あらゆる思考や感情がいつも渦巻いてる部分であり、
エゴが必死に生き残りをかけた戦いを繰り広げている部分です。
エゴが何かっていうのもまた説明すると長くなるんですが、
簡単に言えば、いま、この世で怒ったり泣いたり喜んだりしてる自分です。
その自分だと思ってる部分がたった5%しかないってことです。
だからこそ、生き残りをかけて必死に泣いたりわめいたりしてるんだと思うんですよ。
残りの95%が潜在意識となるわけなんですが、
この95%の中に、だれもが図に示したパンドラの箱みたいなものを持ってる。
わたしのは相当頑丈で巨大でしたよ。
熟練錠前師でもぜったい開けられない、すんごい鍵がかかってました。
ここが、いつも言ってる、感情のゴミ箱なんです。
100%ゴミではないんですが、だれもが、ゴミのように扱ってるものなので、
わかりやすく、ゴミと言わせていただきます。
見たくない
聞きたくない
思い出したくない
っていう、感じることを避けてきたありとあらゆる感情のエネルギーが
このパンドラの箱の中にぎゅうぎゅう詰めにされてんの。
で、あまりにもぎゅうぎゅう詰めなもんだから、
出してくれ!!と、隙間からちょっとずつ出てくるんだよね。
鍵は頑丈だけど、隙間はある。ここも詰めは甘い。
その、ちょっとずつ出てくるヤツが、
生きる上でのあらゆる出来事を引き寄せてる、ってな感じです。
「あんな悲しいことは二度と経験したくない」
と思って、パンドラの箱にそのときの感情を放り込んで鍵をかけると、
「出しやがれ!!(・皿・`;)」
とばかりに、「あんな悲しいこと」とそっくりなことが繰り返される。
感情が存在を主張するわけです。それが人生で繰り広げられる面倒なもろもろ。
って感じなんだよね。わたしの経験上。
つまりですね、たった5%が自分だ、と思ってるだけでも相当残念な感じなのに、
本来の自分は車の助手席で居眠りしてて、
じつは、95%の中にこっそり閉じ込められた分身がハンドル握って、暴走してる感じなんですよ。
完全にコントロールされてるの。
しかも、居眠りしてるもんだから、暴走してることにも気づけない。
だから、わたしが
「たまってるストレスや感情を出した方がいいよ。」
って言っても、たいていの人が
「ストレス?ないない。溜めてる感情??!ないない~!!」
って言うんですよ。
まあ、仕方ないんだよね。意識してほじくり出さないと到達できない部分だから。
人はたいてい、ネガティブな感情を、忘れたり、感じないようにすること、
つまり、パンドラの箱に放り込むことで、問題は解決したと思ってますから。
でもこれが、残念なほど解決してないんですわー。
解決してないのは、自分がいちばん分かってるハズなんだけどね。ホントは。
だからこそ他人にその大事な触られたくない部分をツンツンつつかれると、
たいていの人は、怒りだします(笑。
触るんじゃねーーーー(゚Д゚)ゴルァ!! って感じで。
だから、わたしは感情を解放しようと言ってるのです。
パンドラの箱から出してあげれば、暴れる必要がなくなるから、
同じような経験を繰り返さなくてよくなる。
で、解放するっていうのは、パンドラの箱から出してあげて
しずくの中で自由に遊ばせてあげることだと思うんだよね。
5%の自分が助手席で目を覚まして、
ハンドル握ってる95%に、次は右!次は左!って指図しはじめる感じっつーの?
わたしの中での理解はいまんとこそんな感じ。
100%合ってるかはわかんないけど、イイ線いってんじゃん?
で、その、パンドラの箱を開ける方法で、
わたしがいちばん簡単だな、と思ったのが、先のセドナメソッドでした。
みんな、自分に合ったやり方があるとは思うんだけど、
わたしには、これがいちばんシンプルでやりやすかった。
やり方わかんない!!って人がけっこういて、
解放の仕方講座とかやってないんですか?って聞かれたりするんだけど、
教えてほしい人がいたら、心から教えたいわー。
メールとかでよかったらいつでもお伝えします^^
シリーズ3
感情解放実践シリーズ1~