ハワイ島でおとぎ話みたいな生活してる、妖精みたいなおばちゃんの話








近所に、って言ってもだいぶ遠いんですが、蔦屋のTサイトができて、
なんか、酒も飲めるし、本も読めるし最高だぜー
って話を聞いてたので、今日自転車で行ってみました。
片道25分くらいかなー。いい運動になったけど、
帰りは猛烈な向かい風で、
太ももブルブル言わせながらずっと立ち漕ぎでした。

本だらけで、かなり興奮しました。
とりあえず、目についた本を4冊買ってみた。

テレビないので、食後はもっぱら読書なんですが、
本を読む時間がいっぱいあるので
一冊読み終わるスピードがハンパなく、本代で破産も間近か(笑。
とりあえず、本日の食後に、前から気になってた左上の本を読んでみました。
ヤナの森の生活

誰かがいいよ!って言ってたのを聞いて、
読まなきゃ!と思った瞬間にわすれてたんですが、
蔦屋に入ってまず目に止まったのがこの本でした。
やっぱ読めってことなのね。

ハワイ島にはプナっていうエリアがあってですね、
そのジャングルの中には、自給自足的なコミュニティがいっぱいあるらしく、
そのプナで壁もなにもないステキすぎる家で暮らしてる
フランス人ヒッピーおばちゃん(たぶん。どう見ても)ヤナさんの話なんですが。

いやーーーー、スゴイっす。
あんたは妖精か。みたいな。
全部手作り。全部。
食べものや家具から電気、火、水といったライフラインもです。

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とにかく、超絶クリエイティブなの。

妖精おばちゃんの、ジャングルでのおとぎ話みたいな生活の写真見てたら
なんか泣けてきたよ。。。
あー。こんなふうに生きることができたら最高だなって。

オフグリッドって聞かれるようになりましたが。
電気を電力会社から買わない生活の意で使われています。
OFF GRID ですよね?
つまり、GRID=網目からOFF=抜け出す。ってこと。
オフグリッドのわたしの個人的な解釈は、電気だけでなく、
あらゆる“システム”という網目から抜け出す生き方のイメージです。
まさにこの妖精おばちゃんみたいな生き方。

で、いまの彼女の生活を読んだかぎり、
なかなかハイレベルにサバイバルだけど、
それでも、ここにそのまま飛び込んでいいなら出来る・・・かも?!
でも、妖精おばちゃんも、ここにたどり着くには何年もかかってる。
さいしょは、ジャングルの木を伐採して、果物の苗植えて、
マンゴーの木の下にテント張って雨風をしのいで。
って生活が何年もつづいた。
その結果がこの妖精ライフ。

はげしい憧れがあると同時に、
もはやテクノロジーまみれなわたしみたいな人間じゃあ、
これに移行する知識もなければ勇気もないわけですよ。

あらゆるシステムから抜け出した完全オフグリッドな人生か~・・・。

緑に囲まれて、
毎日暖かくて、
目の前にはいい波もあって
おいしいフルーツや野菜がタダで生えてきて、
毎日歌って踊って・・・・・・・・・・・

蚊に刺されて、
雨ふったらびちょびちょになって、
カビ生えて、
サラダを食べようと思ったら虫が這ってる!!
ムリやーん!!

やっぱムリやーーーーーーん!!
でも、ひと月くらいなら体験してみたいな。
できるかどうか。
妖精おばちゃんとこ留学でもしよっかな。

あ~。ホント考えるわ。
42歳、これからどんな人生送りたいんだろうって。