脳内化学物質のコントロール方法








一日に2回同じような記事を見さされたので、これは書けってことだなと思ったので書いてみましょう。

ばんわー。いつだかの富士山

わたくしが何年もしつこく書きつづけている「感情/思考を観る・解放する」ことについて、この重要性というか、衝撃の利便性を理解している人がほとんどいないので、どうすれば分かってもらえるかと日々考えておるんです。

今日の記事は、二つとも科学的な見解から、思考を観て、感情を解放することの重要性について書いてありまして、わたくしのこの情報がカスりもしない方にも、多少興味を持っていただけるのではないかと思っております。

ひとつ目はこちらです。英語だったので翻訳いたしました。

人間の行動の基礎にあるのは感情だ。我々の脳はそういうふうに機能しているのだ。人間の五感は、脳の根幹に入ってきた情報をいち早くキャッチする。入ってきた情報が何であるか自分が理解する前に、その情報の信号は大脳辺縁系を通過する。そして我々の感情は、その大脳辺縁系から発生するのだ。感情を無視してはいけない。感情は注目してもらいたいのだ。同じパターンを繰り返さないためにも、感情という存在を認め、変換し、日々クリアしていかなければならない。

(***大脳辺縁系
大脳の奥深くに存在する尾状核。人間の脳で情動の表出、意欲、そして記憶や自律神経活動に関与している複数の構造物の総称。
wikiより

ふたつ目はこちらのビデオ。英語なんでこちらもざっくり訳しました。

最近の研究では、人間が考えることによって、さまざまな脳内酵素が脳にエンドルフィンを放出していることがわかってきてる。たとえばポジティブなことを考えたなら、それは単にポジティブな気分になっているだけでなく、人体に化学反応を起こしているのだ。

分裂病といった精神病では、脳内化学物質のバランスが崩れているので、薬によってその物質を変化させれば病気も治せる。というのが西洋医学の見解だ。

その通りだ。100%合っている。

が、論点の50%しか正しくはない。

脳内物質の不均衡という化学変化を起こしているのは何なのだ。我々の思考が影響していることがわかってきている。人体のあらゆる化学物質をコントロールしているのは紛れもなく自分自身だ。すべて自分の化学物質だ。薬を飲めば、その化学物質の変化を一生助けてもらえるなんてバカバカしい話だ。その物質を変化させられるのは自分自身なのだ。

プレッシャーを感じるとき血圧が高くなるのはなぜだ。化学物質の変化だ。思考による変化だ。思考は死なない。我々は思考そのものなのだ。

ということです。頭の中で考えていること、それに付随する感情がストレスであれば、それは脳内でストレスホルモンを放出します。そしてその思考や感情の状態が変わらなければ、ストレスホルモンが出つづけて、体にさまざまな症状となって現れる。生物学ですよ。サイエンスでございます。病気になるとほとんどのみなさまは、自分以外の何か(ウィルス、食べものなど)に原因を求められるようですが、すべての病気、症状を作りだしてるのが自分にほかならないというのは、コレのことですから。

ただそれだけのことなのでございます。だから、逆をやれっつってるんですわ。病気だったり、気になる症状があるなら、それは脳内ストレスホルモンが出つづけけた結果ですんで、逆に、ストレスホルモンを出すきっかけとなった思考・感情を変換すれば、脳内ホルモンを変化させることができて、すると体は治ります。早めにやらないと、頭痛・腹痛レベルだった症状が、ガンとか脳梗塞になっていきますんで。

ストレスと言っても、たいそうなものではございません。日々感じるプチストレスです。電車に乗り遅れたとか、前乗りされたとか、家族の行動がナゾ。とか。こういう小さいストレスはほとんどの人がストレスだと思ってないようで。そこが問題ですわー。ストレスとはそれのことでございます!

記憶にさえ残っていない幼少期に起きた、今となってはどうでもいいできごとが謎の信念を植え付け、小さなトラウマの数々となって存在しております。そしてそれは日々のプチストレスとなって同じパターンをずっと繰り返してるハズなのです。自分がどういう時に感情がブレるかをよく観察すれば、毎度同じパティーンなことに気づくはず。

同じパターンを繰り返すきっかけとなった、意識の奥深くに溜まっている過去のしょうもないストレスの数々は、しっかり観察しないと思いだせません。思い出してみよーナウ!といってもぜったいムリ。どうやって思い出していくか。それは思い出す決意に他ならない。決意したら、これやってみるのだ。

1.日々のストレスの観察

自分が何に反応しているか。なぜそういう状況をストレスと感じるのか。を観察する。
2.瞑想
思考・感情が完全にストップしている状態がどんな状態かを知らなければ、感情がブレてもわからないので。
3.分析
ストレス観察ができて、自分がブレてない状態もわかったら、定期的に一人になれる時間を取って、なぜそういう反応をしているのか、過去に同じようなできごとがあるのなら、それを思い出す作業をやってみる。直近の過去から思い出せるハズ。慣れてくると、遠い昔の謎の記憶が突然出てきたりするようになる。時には、その時の感情だけが出てくることもある。

思い出すことは、たいてい衝撃的にしょうもない!w もしくは、あぁ、あの時のあれねー!!なるほどー。って思えるモノだったりする。この解放作業は、成功すると一瞬で、いわゆる「ぱっかーん」状態になるので、ぜったいわかる。時には症状がその場でなくなることさえある。これは何度も経験済みだ。一日で治る超つらいインフルエンザみたいになったり、溜まってたストレスが、症状となって現れることもある。けど、その後は衝撃的にスッキリして、ものすごく気持ちのいい瞬間を迎えられる。とにかく、思い出してやる!という決意が必要。

で、まあ、ほとんどの人はその決意をしないらしい。代わりに毒薬盛りにされてる人がほとんどだ。残念!!