ケリースレーター先生優勝直後のインタビュー








ケリースレーター先生優勝直後のインタビュー
が、ステキなので訳しといた。
改めまして、サーフィンって最高っすね。

Kaipo: 1992年の優勝から2022年の優勝まで30年。ケリー、この勝利はまさにスポーツの歴史だよ。

kelly: ことばがないね。海の上ではとにかく今この瞬間にいることを自分に言いつづけた。どんなに緊張してようがとにかく呼吸に集中していた。ビーチからの歓声が聞こえたからセスが高得点を出したと思ったけど、とにかく今に集中していた。負けようがなにが起きようが、この瞬間を楽しもうと決めていた。ぼくは人生のすべてをこれに賭けてきた。心が折れたこと、勝利、いろんなゴタゴタすべてに賭けてきた。嫌なことも本当にたくさんあったけど、はっきりいえるのはこれは人生最高の勝利だということ。

Kaipo: ケリー、君と海のスピリチュアルなコネクションについて聞きたいんだ。君はこの波に命を賭けてきたけどパイプは君に必要な波を届けてくれたよね。

kelly: 試合のヒート中でもとにかく今この瞬間にいつづけなければならない。だれがヒートの流れを作っているのか、その流れがどういう流れになるのか、誰がリードしてるのか、誰が追いついてくるのか、そんなことは関係なくなっていた。ヒートの前にセスに「とにかくやってやるぞ」といったら「臨むところだ」って。ぼくらも観客もそれを望んでた。パイプはそういう場所なんだ。戦略が無意味になる場所だ。その前のミゲル(プポ)とのヒートでは変な氣分になったけどね。僕のポジションは間違ってなかったと思うから。ああいう形では勝ちたくないんだ。みんなもそうだと思うけど。特にパイプのコンディションがいいときはちゃんと戦いたい。僕の片手はトロフィーにかかっていたけど、セスが勝ったとしたらそれはそれで最高だと思っていた。負けた悔しさも含めてそれがスポーツのすばらしいところでもあるわけで。セスが乗ったレフトで会場から歓声が聞こえてきて、きっと9.5ポイントくらい出して、あとは7ポイントか8ポイント出せば僕に追いつくんじゃないかと思ってた。セスは高得点を出したと思ってたし、ヒート中一瞬たりとも自分が勝ったとは思っていなかったんだ。とにかく今も信じられない氣分だ。

Kaipo: 得点について聞きたいんだけど、9点と9.77点、合計18.77というほぼ完璧なヒートだったわけだけど。

kelly: 最後のあの波では空から落ちながらリップにひっかかって、ボトムターンして上を見た瞬間、絶対リップで頭がちぎれると思ったけどそれはそれでおもしろいだろ。今朝頭剃ってなかったらたぶんねじ込めなかった(笑)。0.5ミリの差でやられてたと思う。ああいう瞬間を説明することばが見つからないん。ぼくにとっては本当にスピリチュアルな瞬間だとしか言いようがない。

いや〜しかしなんという試合だったのでしょう。わたしはサーフィンの試合にほんとに興味がなさすぎるんですが、ケリー大先生のヒートはいつも追いかけてしまいます。なんてったって世界一イケメンの禿げですから。ブログでもケリー先生の発言はよく取り上げてますが、本当に魂が磨かれているというか、うつくしい魂というか、サーフィンってやっぱりただのスポーツじゃなくて、人を霊的に進化させてくれるものだと思わせてくれる人なのです。先生の目を見て。目は魂の入り口です。あの目を見て彼の魂のうつくしさを感じられないならあなたのセンサー鈍りすぎてますわ。

しかしケリー先生のヒートは本当にすべて神がかり的でした。ファイナルではほとんどの波が風を受けてなかなかチューブも抜けられない中、ケリー先生には、えーーーーーーー!!これ出てくるわけ?!信じられない!っていう波が来る。結局そういうことなんですよ。サーフィンって。いつも言ってるけど、波動だから。波は波動だから。自分の波動に合った波が来るのです。ほんとに。(んなわけねーだろばーか。)って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは私にとってのじじつなのです。

ケリー先生はきっとこの試合に勝つことにすべてを賭けていたと同時に、引退も囁かれる中失うものがもう何もなかったんだと思う。「次のサンセットの試合について考えなきゃならない」って言ってたからねえ。勝っても負けても今この瞬間を全身全霊で愛するということに集中した結果、その愛に引き寄せられた波で彼は勝利を手にした。

みなさんも経験あると思う。乗れなくてイライラしはじめたら余計に乗れなくなる。っていうか、他の人のところには波が来るのに自分のところには来ない。そんな経験あるでしょ?サーフィンとはそういうものです。サーフィンしてる時の自分のエネルギー状態、感情の状態をくまなくチェックしてみてください。今この瞬間に集中できてるかどうか。未来への不安や過去への後悔に意識がふわふわ持っていかれてないか。

それにしても、現役30年、50歳目前での優勝。11回の世界チャンピオン。こんなアスリート他にいない。50も超えてくるとよく聞くのが
「もう年だから」
ということば。このことばほど自分に強烈な暗示をかけてしまうことばはないです。大先生のこの偉業を見れば年齢を何かができない理由には絶対にできないことがわかるでしょう。それなりの、というか想像以上の努力は必要ですけど。この人死ぬほどストイックですから。何のトレーニングもせず、日々口にする食べものにかんして何も氣にかけていないようでは無理ですけどね。わたしは90になってもサーフィンできる体を維持しますわ!!

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