あきらめなければ夢は叶う!って言うけど。








「あきらめなければ夢は叶う!」
「強く願えば叶う!」

って、願いを叶えた人が良く言いますが、
これらのフレーズ、あまりにも普段の会話で多用されすぎて、
本質がおきざりにされたまま独り歩きしていると思います。

あ、ちなみに私は小学生のころから「念ずれば花開く」が座右の銘です。
こんちわ。

今日は「ゴキゲンライフのためのマインドトレーニング」
さて、「あきらめなければ願いは叶う」の本質とはなんでしょう。
それはつまり、「思考は現実化する」ってこと。
じゃーないでしょうか。

「思考は現実化する」っていうと、マユツバだ。って言う人も、
オリンピックで金メダル取ったアスリートが
「あきらめなければ夢は叶います!!」って言うと、ふむふむ。って納得する不思議。
言い方の違いですやん。
ま、ここでひねくれた人は、(叶ったから言ってんだろ。どーせ)
とか思って、たぶん一生願いが叶わない人生を送るんですけど。

別に、マユツバでもいいんですが、私がここで強調したいのは、
「万一思考は現実化する、が本当だった時のため、念のためそれを前提とした行動を取る」
ということです。
思考が現実化することを前提に生きたって、
プラスはあっても、マイナスなことは一ミリもないので。

先日、海の中で友達がボヤいてました。
「あーあ。なんか面白いことねーかな。ホント毎日つまんねえよ。
しまいには、子供のころからの失敗とか思い出して、
あの時なんであんなことしたんだろーとか、ああしてりゃよかったとか、
そんなことばっかり考えてるぜ。」

続いてうちの母。
「あたしゃね、もーあんたたち(3人姉妹です)のことが心配で仕方ないのよ。
ちゃんと困らずに生きていけるのか、心配で心配で死ねないよ!」

お二人は過去と未来に生きている典型です。人生が不安思考に支配されてる典型
前出の友人は、たった今、良い天気で、波もよくて、楽しい友達に囲まれて
何も問題はないはずなのに、勝手に自分の頭が問題を作っております。
うちの母しかり。
別に誰も死んでないのに、一年中私たちが飢え死にすることを妄想して心配しています。

たびたび申し上げていますが、「不安は想像力の間違った使い方」です。
思考が現実化する、という前提で生きるなら、
今すぐそういう余計な思考は手放さなければなりません。
この友人も、母も、不安思考が作り出した非常に生きにくい人生を送ってるハズ。
「あきらめなければ夢は叶う!」
って言ってる人たちは、知ってか知らずか、マインドの使い方を理解している人たちです。

では、余計な不安を手放すにはどうしたらいいのか。
まず、大切なことは考えるのをやめることです。
これが難しいわけではありますが。
放っておいたら、人間は思考の海に浸かりっぱなしになります。
そこから脱出するには、まず、不安思考に支配されている自分に気づくことです。

「おっとー!!また余計な心配してるぜ?!」って気づくことが第一歩。
気づくことができれば、あとは、考えるのをやめるトレーニングをするだけ。
みなさんたいてい余計な思いに支配されている自分に気づけないんです。
気づかないでその不安に全部持って行かれる。
気づけないっていうより、気づくトレーニングをしてない
というわけで、是非このトレーニングをしてみてください。
不安を作り出してるのは自分です。
考えるのをやめれば何も問題はないはずなのに。もったいない。

さて、前出の友人ですが、
「いやいや、ちょっと待ってよ。こんなに良い天気で、波もよくって
楽しい仲間に囲まれて、今別に何も問題なくね?!」
って言ったら、ハッ!と気づいたようで、
「そっかー、波乗りしてりゃいいんだなー。」
って言ってました。

そうなんです。だから波乗りは素晴しい。