道端でだれかと携帯電話で話しながら、「国立競技場の件にかんしてだけど、じょーだんじゃねえよ!!でしょー」って大声で叫びながら歩いてる姉さんがいました!イカす街、茅ヶ崎よりお届けいたします。今日は空がかなりかすんでたから、夕焼けたいしたことなさそーだな。なんて思ってたら、夕焼け調査隊から、「空がきれー!」との報告が入りまして、とりあえず海までいってみたら、一日姿をくらませていた富士山どーん!みたいな。あの人なんで夕焼け時になると出てくるんだろー。
で、すっかり日も沈んでビーチもだいぶ暗いのに、なぜかビーチは黒山の人だかり。なんでや?って思ってたら、夕焼け調査隊の友達がいて、「烏帽子岩がライトアップされるらしいよ!」とのこと。
だったんですが、念願のタイカレーを食べてる途中だったので、見ないで帰りましたw 自然の光には俄然興味深々ですが、人工の光にはイマイチ興味わきません。●●ライトアップとか、イルミナティ・・・ちゃうわ、ルミナリエ?とかほんと、一ミリも興味わかなーい!
今朝、Facebookに、友だちがセミの幼虫が孵化しかかってる写真とともに、どーしたらいいの?!と。そういえば、わたしが子供のころの夏の風物詩といえば、セミの幼虫の孵化を見守る事だったことをおもいだした。というわけで、今日はセミの孵化観察について!
夏になると母が近所の林へつれて行ってくれて、土からでてきたばかりのセミの幼虫が、大きな木の幹のあたりを上へ上へと登っているのをつかまえるんです。だいたいが、クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミの幼虫で、大中小!って感じ。数十匹単位でつかまえて家に連れて帰り、全員を網戸に貼り付けます。
あれはいったい何時頃なんでしょうか。9時10時とかかなあ。真っ暗になってしばらくすると、幼虫たちは定位置について動かなくなりまして、そこから孵化がはじまる。背中がぱっくり割れて、中から乳白色のセミが見える。割れ目がどんどん広がって、中からまっ白なセミが出てきまして、そいつはとりあえず、体半分くらい出たところで、いったんエビ反りになって、手足を全部出します。手足が出たら、起き上がって抜けがらに掴まって、下半身を出す。全身が出たところでは、まだ羽がクチャクチャに丸まってるんですが、そこから羽がピーーーーンと伸びて行きまして、リアルセミが完成します。
この、孵化したばかりのセミってほんとに美しいんですよ。乳白色っていうか、蛍光色っていうか。自然の神秘を感じる色。
で、とりあえず全部出てくるまで見守る。ちゃんと羽が伸びない子とかもいる。全部出てきたら寝ます。で、翌朝、家の中から響きわたるセミの大合唱で目覚める!って感じ。
大人になると虫とか苦手になっていくものだけど、わたしの母はこういう自然と触れ合う系の行事をたくさんやってくれたなあ、とほんとに感謝しています。ホタル見に行ったり、セミの幼虫探しに行ったり、ゆりかもめが飛んでくる季節には、カモメにエサをあげにいったり。母のおかげでいつも自然と触れ合ってたし、わたしがこんなに自然大好きっ子になった根本を作ってくれたのは母だと思ってる。海はなかったけど、いつも自然がいっぱいなところで子供時代を過ごすことができて、ホントによかったなーと思います。
セミキライ!って人も多いけど、セミの幼虫って、よくみると、目がまんまるで大きくて、ほんとにかわいい顔してんだってば!セミって、幼虫時代が6-7年あって、孵化してリアルセミとして生きるのはたった一週間なんだよー。セミの中には17年ゼミとかいうのもいて、そいつはなんと17年も土の中で暮らすのだ。子供のころのこういう経験って、大人になってもぜったい忘れられない、すばらしい経験だし、セミ博士としては、子供がいるならぜひ見せてあげてほしい!と心から思います。近所に雑木林的なところがあったら、夕暮れ時に散歩がてら、木の幹を懐中電灯で照らしてみてください。たぶん見つかると思う。