わたくしの父は奈良で骨董品屋を営む占い師のふりをしてますが、本業はたぶんもっと怪しいです。怪しすぎてこどもたちもよく分かっていません(笑)。湘南の友人が奈良行きたいというので、実家帰るついでに父に奈良ツアー連れてってもって、翌日は妹と春日山原生林へ。その模様を写真とともにお届けさせていただきます。
まずは明日香村と周辺の遺跡ツアー。このあたりには謎の巨石遺跡がたくさんございます。一番有名なのは石舞台でございましょうか。
明日香村は奈良の穴場ですわね。あんなうつくしい村なかなかないよ。ほんとにいにしえの時代からずっと同じ景色なんだと思う。そしてなぜこの姿をずっと残すことができたんだろうって不思議に思ってたら、ここには明日香法という法律があることを父が教えてくれました。
明日香法は昭和55年に制定された法律で、かんたんにいうと、ふるさとを都市化の波から守るための法律。工場などは作れないし、家を建てる時も日本家屋以外は建てられないそうで、セブンイレブンも瓦屋根。
明日香法が生まれるまで
https://www.asukamura.jp/gyosei_asukaho_about_umarerumade.html
町の景色を守ろうと思ったらこれくらい氣合いいれないとムリなんですよね。そこを死守した明日香村の人々はすばらしーと思います。お金に流れますからみんな。結果、この何千年とつづく景色が残ってて、その空氣感はもう絶対的に違うんです。
茅ヶ崎もねー。緑のない家だらけ。もはやコンクリマンションまみれの無法地帯ですわ。そう考えると家建てるなら緑植えろよって条例がある鎌倉あたりはまだマシですかね。日本の国道沿いとかことごとくひどいよね。なんなのあれ。どこ行っても同じレベルの低さ(笑)。エネルギー低すぎてやばい。そしてほとんどの街は統一感なし。ヨーロッパとか行くと、古い建物をそのまま残してあって街がすてきなままだったりするけど、日本っていつからあんなセンスなくなったんですかね。まあセンスある人の方が少ないですし、法律で縛らないとどこもブサイク化していくんでしょう。
でも本来の日本の風景ってほんとはめちゃくちゃかっこいい。古き良き日本家屋が並んでる街並みが残っているとこたまにあるけど、あんな繊細でかっこよくてセンス抜群な街の景観他にないわ。って最近特に思う。近ごろもはや家買うのもありかもって思ったりするんですけど、買うなら超かっこいい和風の家にしたいという妄想が止まらない今日この頃でございます。
春日山原生林に辿り着かなかったので次のブログにします。
ならさいこー!
うちの父ちゃんのお店
https://www.eonet.ne.jp/~hoqi/framepage%20j_antique.html