さて。昨日の続きです。ヒマなら読んでね。
アウトまでパドルしてみたら、インドネシア人ローカルが一人と
ローカルボディボーダーにつれられた外人ボディボーダーの3人のみ。
前回も今回も、バリは混んでるイメージがないんだけど。
さて、入ってみたら、まあちょーグリグリや~ん!
でも死ぬほどいい波!!これ乗れたら気持ちよすぎるハズ♪
グリグリパーフェクトに乗りたいー!
つうわけで、太ももに穴があいた事件のことなど忘れて、再び調子に乗りだした。
テイクオフゾーンはほんとに狭い。そこにいないと乗れない。
ガイドが ”ここやで!”って教えてくれるところで待って、
程よい小さ目の波に再び鬼パドルでテイクオフ。
ちょー気持ちよかった!!
短い波だけど、あのグリグリのテイクオフの感じとスピード感がたまらない♥
上手な人は、チューブ入れる波。
わたしは怖いから先走るw
何本かドキドキテイクオフな波に乗ってるうちに、
ここでもまた入ってる間にサイズアップ現象!
わたしたちより前から入ってたボディボーダーが、”もっと小さかったのに~。”
って言ってたから、わたしが見てた時はじっさい頭くらいだったはず。
それが、みるみる間にちょーでっかいセットが入るようになった。
こちらは海からあがってから撮った写真。
でっかいセットはこんなでかかったらしい。
いや、たしかにデカかった。そして美しい波だった。
でも、右にひたすら逃げればセットにやられることはない。
それがリーフブレイクのすばらしい所!
こちらの波に何本か乗った後、
チャンネル挟んで反対側、レギュラーの波も乗ってみる?
ってガイドが聞くから、ぜひ。と、そのままパドルで反対側へ行ってみました。
アウトからはダブルくらいの超ロングライドできる波がブレイクしてて、
ミドルあたりからもちょっと小さ目のがブレイク、
さらにインサイドにはけっこう子供とかも練習してる。
雰囲気的にはさっきのところより安全そうな雰囲気。
だけど、とにかくインドネシアローカルしかいないw
ガイドに導かれてミドルあたりまでパドルしたら、
「YOUはこの辺りでどうぞ。ぼく、あのアウトの波乗ってきてイイ??」
って。
どうぞご自由に。
つうか、アンタ、ここの波でやりたかっただけでしょw。的な。
そんなに危険なかほりのするポイントじゃなかったので、
ひとりでインドネシア人に囲まれながら、乗れそうな波を探してた。
さっきより優しそうな波なのに意外とまったく乗れない。
風も入ってきて、面も悪くなってきちゃった。
すると、一本かなりきわどいのがやって来た。
かなりきわどい。でもこれ行くしかない。
隣のレフトですでに調子に乗ってしまったので、
数日前の流血打撲事件のことはすっかり忘れてる。
そして、今度も頑張れば行けそうな気がした。
成功すれば乗れるハズ。(そりゃそーだ)
というナゾのチャレンジモードに入る。
いつもそう。
やめときゃいいのに。
毎回、気合入れれば行けそうな気がするわけですよw
アホですね。完全に。
というわけで、超グリグリな感じの波にテイクオフ。
と同時に、風で荒らされた海面が階段みたいになった。
ボトムまで降りた(飛んだ)瞬間に、前回と同じように吹っ飛ばされ、
吹っ飛ばされたことに気づいた瞬間に、
後頭部と背中をリーフで強打!!
さらに、グキッ!!!と、首から聞いたことのない恐ろしい音が聞こえた。
意識失うに違いないと思ったほど頭を打った。
絶対頭がい骨骨折したと思った。
頭がい骨といえば、大学時代に友達が何かの授業で
頭がい骨
を
あたまが遺骨
と堂々と読み上げていたことを思い出した。
波に巻かれてボトムをヒットしたことは何度もあるけど、
たいていヒットするまで、やべ!って思う時間がちょっとある。
でも今回はなかった。
巻かれた瞬間リーフにヒット。
たぶん超浅かったんだと思う。
怖すぎた。
アホすぎる。
アホすぎる自分。
あー、もうこの旅では波乗りできないね。
ヘタこいたら半身不随じゃね?つうくらいひどいやられ方した。
水面へ浮かび上がり、とにかく打った頭を触ってみると、
巨大なたんこぶが出来てた。
けど、何度さわっても血は出てない。
OH!流血していないではないか!!
首をまわしてみると、かなり違和感はあるものの動いてる。
沖のセットを乗り終えてパドルバックしてる途中に、
わたしがアホすぎる巻かれ方をしてるのを見てたガイド。
「どしたの!だいじょうぶ?!」
「テイクオフしないで!って思ったのに行っちゃったからビックリしたよー!!」
って。
頭と背中を見てもらったら、
やっぱり頭は流血してないけど、背中が削れてるってw。
というわけで、テンション急降下、そのままご帰還。
ビーチのワルン(レストラン?)で遅いランチ。
ガイドは昼寝。
海は、頭を良くするお祭りだかなんだかの後、
海で浄化しなきゃならないらしく、バリニーズの海水浴客だらけ。
その沖では超ブラジリアンカットな波がまだブレイクしまくってた。
ホテルに帰ってシャワー浴びようと思ったら、
左足が打ち身だらけになってることに気づいた。
リーシュの上あたりは、相当腫れて、足超太くなってた(笑)。
初日の負傷を塗った後もまだ痛いし、
太腿ももちろんまだちょっと腫れてて痛いし、
今日のたんこぶも痛いし、
首はムチウチだし、
リーフで削った背中は焼けるように痛いし、
全身打ち身だらけで、
もはや痛くない所の方が少ないんじゃねーかという状態。
夜寝ようと思ったら、枕にあたるたんこぶが痛すぎた。
ボロ雑巾とはまさにこの状態のことを言うって感じ。
むこうみずな41歳。なんとかしたい今日この頃。
でも、たまに成功しちゃうからまたやっちゃう。
あーあ。ほんと、もっとサーフィン上手だったらよかったのになー。
ビッグウェーブとか平気で乗れるメンズとかうらやましすぎる。
波って、サイズとともに、受け取るエネルギーが倍増していく気がするんだよね。
腹サイズの波から受け取るエネルギーが”1きもちいー”だとすると、
頭サイズの場合は、それが”2きもちいー”になって、
ダブルになると”4きもちいー”、トリプルなら”16きもちいー”って感じ。
てっとり早く”きもちいー”度数を上げたい病です。
困ったもんだ。
バリから帰って一週間。
知り合いに、頭は後から痴呆の症状とか出るらしいぜ。
って言われて、怖くなって2日前に脳外科行った。
一週間も前のけがで、物忘れとかが出るのは老人だと。
無駄足折りましたw
それから首をグキっとやったのがちょっと気になってたので、
今日はいつものカイロ先生の所へ行ってみたら、
頭がい骨がズレてる。って言われて、直してもらいました。
先生のところ行くと、好転反応が出まくるときがある。
今日は一日けっこうしんどかった。
夜映画に誘われてたのもお断り。
ま、この怪我の後も毎日サーフィンできてたんで、
ほんとに、悪運が強いっていうか、
神様ご先祖様いつもホントありがと!
って感じ。
みなさんも、くれぐれも怪我にはご注意を。
ツバメは梅雨時期になるとンドネシアから日本へやってくる。
ビーチには、日本へ出発前のツバメがいっぱい飛んでた。
んで、空を見上げたら大きなツバメがいた。