ヒト以外に閉経を迎える哺乳類はなんと●種類しかいない








また卵子を一年分無駄遣いしましたね。

って、誕生日ごとに陰陽師の父によくいわれたよね〜。笑。そりゃあ3人も娘がいるのに子孫がいないどころか誰一人結婚もせず毒身、ってなったら親としてはほんと残念だろうなと最近改めて思うけど、奇跡的に孫がひとり生まれたし、母も死ぬ2ヶ月前に孫とご対面できたし、ほんと、妹3と姪っ子には感謝しかないよね。

そんなこんなでわたくし閉経して三年目。世間でいわれるような更年期症状はほぼなし、生理なくなって快適でしかないんだけど、知ってた?!哺乳類で閉経を迎えるのはヒト、シャチ、シロイルカ、イッカクの4種類のみなんだってー!

逆にいえば、ほとんどの哺乳類は命尽きるまで生殖能力を持ってるということなんですが、ではなぜ人間とクジラ類だけが閉経するのでしょうか。これを科学者たちは「人の閉経の進化的パラドックス」と呼んでいる。だって、閉経したら遺伝子残せないわけで、命をつなぐことが生命の役割だと考えると、閉経後も長く生きる意味がないじゃん。

ではなぜそうなってるのかですが、いくつかの仮説がございます。
祖母仮説
娘・息子の子育てを生きてきた知恵の伝承により助けることで、子孫が長生きし、間接的に遺伝子を残す可能性を高めている。

母親仮説
年齢を重ねて高い出産リスクを負うより、今ある命を確実に守るため

祖先資源仮説
母と娘が同時に出産すると資源の取り合いになるので、母が身をひいた

つまり、生理・妊娠・出産・子育てから解放され自由に動けた閉経後の女性たちが、子育てのサポーターとしてさまざまな知識や知恵を共有しながら群全体を導く長老的な役割を担ってきたことで、人間が社会的、文化的に進化してきたともいえるわけです。

また、多くの文化で女性がシャーマンであることも偶然ではありません。古代から女性は妊娠、出産という宇宙の神秘を痛みを通して理解していました。生理や妊娠という肉体的制約から解放された女性を、部族では肉体世界と霊的世界の橋渡しとして位置づけ、病気を治したり、死者を導いたり、運命を読み解くシャーマンとの役割を担ってきました。これらの文明にとって女性の閉経は霊性の始まりとして理解されてきたのです。

個人的な経験としても、閉経してからより自分の内側とつながりやすくなって、わたしは感情を解放していくことを通して、内側に元々持っていた知識や知恵を実体験として学び、実体験から確実にそうなるって知ってることを皆さんにお伝えさせていただいております。わたしは妊娠出産してないのでその時間も自分のために使うことができたわけですが。

世間では閉経というと女終了みたいな捉え方をされてますが、はっきりいってまったく逆ですわ!50にもなれば子どもが成人迎えてる方も多いでしょうし、子育てもひと段落して、4-50年かけて学んできたこと、経験してきたことを有効活用しながら、文字通り第二の人生を自由に謳歌できるのが閉経のはずなんですよ。なんだったら妊娠するリスクもなくなり性に対してより解放的にもなれま寿司。

のはずなんですが、4-50年かけて溜め込んできた恐ろしい数の感情のサンドバッグを引きずって、その恩恵をフル活用できてない人がほとんどです。しかも無意識領域にある無限サンドバッグがホルモンバランスを崩しまくってるせいで、本来何の問題もなく軽やかに過ごせるはずの更年期を、「更年期障害」という辛い症状と共に過ごさなければならない人だらけ。

辛い更年期真っ只中な皆さまも、ただサンドバッグ下ろせばいいだけなんですよ。ひとつずつ、あら〜こんな色の砂入ってたのね、こっちはカビまみれだわ!って念のため確認しながら、袋から砂どばーって出してあげればいいだけなんですわ。これがわたしが伝えてる感情の解放です。

へいけいさいこう!
って世界中の女性がいえるようになった時には地球はパラダイスなってるわ。それにしても、人間以外で閉経するのがイルカとクジラってとこがファンタジックだと思わない?

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