老い問題

なんかさ、わたしは結婚もせず（興味ない。笑）、こどもも作らず、ひとり氣ままに氣づけば50年くらい生きてるんですが、周りのみんなは結婚してこどもを産んで、そのこどもはどんどん成長していって、親は老いていくばかりかとうとう死んだり、久しぶりに会う人は白髪が増えてたり。って、時が経つその変化を目の当たりにするたびになんか不思議な感覚になるんですよ。

みんなこれを当然のごとく受け入れてるんだなあ。

って。こどもが歳を取るのは成長、それがいつからか知らないけど老い始める。いつのまにかお婆ちゃんぽくなっていく親を見ながら、歳をとるって不思議だなあと思っていた。（ちなみに父は恐ろしいほど歳を取ってないけど。ハゲが増したくらいだ。笑）不思議っていうのは、老い、つまり確実に死に向かっていることを誰もが無意識に受け入れていることだ。「死」は話題として大抵タブー扱いされるのに、「老い」はわりと普通に受け入れられてるでしょ。

薄毛
白髪
シミ・シワ
肌の弾力なくなる
関節痛い
いろんな病氣になる

90歳のスーパーモデル
カルメン・デロリフィス

芸能人はとくに槍玉に挙げられるよね。顔劇変！整形！劣化がすごい！とか。それ指摘してるおめーはどんななんだよって思うけど。最近だとマドンナがウワサになってたよね。もう63歳になるみたいなんだけど、まあまあ異様な感じで（笑）。一方で白髪染めないブーム、老いを自然に受け入れるムーブメント的なのもある。結局さ、マドンナも聖子ちゃんも、整形して必死に若さを保とうとする人って、老いにあらがうというより、死にあらがってるんだよな。って思ってさ。人類の歴史がはじまって以来、永遠の若さと永遠の命ってずーっとテーマなわけじゃん。

じゃあ50年くらい生きてきたわたしはどーかっていうと、そりゃあらがいたくなるよね。白髪が表に出てこないのはありがたい。でもシミ取りとか行くわけだし（笑）。肝斑まぢで消えたわ〜。あとはシミだ。シミシワは無くせるんだったら無くしますよ。でもフェイスリフトだとかボトックスやりたいかっていったら絶対やりたくないね。あれやってる人は一目でわかるよね。同じ顔になるじゃん。代わりにめっちゃ頭皮＆顔面マッサージしてるけど超おすすめ。

人間の肉体って、脳が100％の勢いで覚醒すれば意識の力を利用してまったく老けないことも死なないことも可能なんだよ。でも誰もが老いることを代々受け入れつづけ、完全に信念としてできあがってるのでそれを達成できる人間はほぼいない。

わたしあと10年でなんと還暦なんだけど、50から60って大抵急速に老ける人多いし、そのプロセスを自分がどうやって受け入れていくんだろうっていうところが氣になるわ〜。意識も肉体も「今」のオプティマルな状態を保っているつもりだけど、最高に健康な60歳、70歳ってどんなだろ。

マドンナの63歳は最高な状態では絶対にないけど、同じ63歳でも自然に老いてはいるけど、若々しくてうつくしい人っているよね。何が違うかって、老いを受け入れられてるか受け入れられてないかってとこだ。それは死を受け入れてるかどうかってことにも直結すると思うんだよね。その潔さがうつくしさになってる氣がする。

こーなりたいですw

逆に、最強に老化を加速させるのはストレスなんだけど、老いる自分を受け入れられないってけっこうなストレスだよね。ストレス多そうな人は老けるのが高速だ。だから、老いのプロセスなんて潔く受け入れた方が絶対にストレス少ないし、だから受け入れてる人の方が若々しいんだと思う。あとはどこまで清潔感保てるか、と、おしゃれたのしむことと、超たのしー！って思える趣味を持つことだな。趣味ない人は老化が早い！

わたしは老いのプロセスもすべてあるがままを受け入れるスタイルではあるけど、なんつーか、氣分がまぢで小五くらいなので人より老化は遅いんじゃないかと思う（笑）。そこ絶対的に重要でしょ。20歳の氣分、40歳の氣分、60歳の氣分ってどんななの？それがよくわかりまてん。何が変わるの？？見た目は変わるだろうけど、わたしの中身は小五のままなんだよな（笑）。智慧を授かった小五でずっといたいわ。