雨模様の湘南に戻りましたよ。ただ今SURFYOGISが在庫切れ中で、バリから持って帰ってこようと思ったのに結局何の連絡もないまま帰国だ。どうなってんだと雪山で遊びほうけてるヨギ先生に連絡すると、
「そんなことよりいつ山に来るんだ?空港から直接来たら?!」
おじさん・・・サーフボードかついで、パーカー一枚で雪山行けませんから(笑。あの遊びすぎの外人たちの感覚は、さすがの私にも理解できないことが多いわ(笑)。とにかく遊ぶことしか考えてない。そしてバリにはそんな外人しかいないので、感覚がどうもおかしくなってくる。
一緒の宿に泊まってたチェコ出身の、一日中フルーツ食べてる草食男子も、ロンボクに2週間いて、バリには一か月いるって言ってた。パソコンあれば仕事できるからどこでもいいんだよねーって。いわゆるデジタルノマドってやつだ。晩ごはんでたまたま相席になったオージーは、「フリーランスだから、仕事がひとつ終わったらしばらくトリップに出てずっとサーフィンだわ」って言ってたし、同じポイント入ってた日本人のサーファーも、仕事はスタッフがやってくれるから自分は2か月バリにいます。的な。
バリには、なぜかそんなスーパー自由人が世界中から集結してる。なんなんだろあれは。なぜバリに集まるんだ? わたしは、あの自由な感覚を感じるためにバリに行きたくなる。あそこに行くと、あまりにも誰もが自由すぎて、自分がまだまだまったく自由じゃない感覚になる。何時から仕事だ。とか言ってる人に出会ったことがない(笑)。
途中で合流したtamaちゃんも同じこと言ってた。彼女はヨガの先生で、一年中世界中&日本中を飛びまわってて、ハタから見るとあんたほど自由な日本人もなかなかいないよ!って思うんだけど、「いやー、バリ来ると、まだまだ自由じゃないわーって思うわ。もっと自由になりたいわあー」って言ってた。それ、すっごいわかるわけ。わたしも相当に自由だけど、まだまだもっと自由になれるはずなのだ。とにかくスーパー自由人になりたい。そのためにはやらなければいけないことがまだ色々とあるし、そのために使う時間とお金は惜しまないことにした。とにもかくにも、つねにサーフィンできる環境を創りたい。湘南に一か月波がないなら、国内国外問わず、波のあるところにいつでも逃亡したい。つぎは国内でどっか逃亡しよっかな。
わたしは10年以上も前、まだ会社員してたころ、毎月の新月のお願いにこう書いてたのを覚えてる。
「好きな時にいつでも旅に行けるライフスタイル確立」
おかげさまでその願いは見事に叶ってる。今願いがあるとするなら、
「波のあるところに基地作って、いつでも氣が向いたら逃亡」
かなー。
数年前まで、移住願望がかなり強かったけど、わざわざ移住しなくても、世界中に基地があれば世界がわたしの家になるハズだ。しかし便利な世の中になったもんだ。インターネット様様だ。インターネット様のおかげでバリでも普通に仕事してたし、日本に帰って来たからってべつに「明日から現実だー」って感覚がまったくない。どこ行ってもやってることが一緒だから、何も変わらない。毎日が夢だし毎日が現実だわ。そんな場所が日本と世界の波があるところに数か所あったら最高だわね。
雨だけど湘南は波お久しぶりに上がってるみたいで。明日もできそうな気配。やっぱツイてるわ。
ここ、お気に入りポイント。こないだまったく乗せてくれなかったやつ。いい波なんだわよ!