刺さったウニ的な物体をほじくり出したら、小さな石ころみたいなのが出てきて、取れた!と思ったら翌日また小さい石ころが出てくる。を繰り返して3日目。あれはウニなのか?なぜ毎日出てくる?
昨日は3ラウンドやってみた。しかし、インドネシアというのはなぜこんなに波が豊富なんだ。ここに来てから3週間くらいになるんですけど、波がなくならない。小さくなって頭サイズという極楽浄土。波がなくなる心配がまったくない。こんな幸せな世界があるなんて、最高すぎる。
そして再びいつも入ってるポイントになぜか空いてるタイミングで入れた。朝は最大5人、みんなメローで波回し合いできる人ばかりだったのに、昼前にも一回入ったら、人だらけの戦場と化しておりましたわー。 そんな激しい波でもなかろうに、全員顔が必死&真剣すぎて、まぢ爆笑しそうになったw っていうか、した。
そして夕方の3ラウンド目、同じポイント行ってみたら、ちょっと風入ってるけど女の子が一人入ってるだけだった。
「だれもいないね!」
「そーなの。たまにいい波来るのにね」
「サイコーだね」
なんて言ってたら、もう一人来た。それも女の子だった。ポイントに見知らぬ女子3人、だれも必死じゃないし、だれも戦ってないし、自分の所に波が来たら乗るだけ。なんともリラックスした雰囲気でしばらくサーフィンしてたのに、あっという間に一人、二人とメンズが増えて、メンズが50%混ざった瞬間、せっかくのリラックスモードが、瞬時に戦闘モードに変わってしまった。
そして昨日は久しぶりに衝撃の前乗りされてブチ切れたわ!入ってきてすぐ、ありえないポジショニングする、読めてる度数0なサーファーだったんだけど、まあ、30センチくらい真横で前乗りされた!けっこうきわどいテイクオフで、あたしゃそのまま海の藻くず。浅いところでそれだけはやめておくれよ。久しぶりに、死ねばいいのに!!と心から思ったわ。もちろん謝罪もない。なんで行ったのか、それだけ聞いてみたかったけど、バッドバイブス増長するだけになりそうだったからやめといたわ。大人の対応w
しかし男のサーファーの皆さまってほんとほぼ戦ってらっしゃいますね。皆さま自分でお気づきじゃないかもしれないけど、とにかく必死に戦ってるわー。なんで?! 申しわけないけど、まず波が読めてないし、周りの状況もまったく見えてない。目の前に現れたすべての波に必死に乗ろうとするだけな殿方が多すぎます。我慢する、待つ、譲るという概念が欠落している。なにより、危ない。危険きわまりない。ケガしたくないからやめてほしいだけなのに、わたしのそんな小さな願いはどうやら届かないようだ。
まあ、オス、メスで分けられることでもないんだけど。戦ってるメスもいるれば、戦わないオスもいる。つまりこれは性別の特性ではなく、男性的な部分、女性的な部分、どちらが自分のマインドをより支配しているかの問題だ。男性的な部分とは、戦う、奪う、競う的な部分で、女性的な部分とは共感する、与える、調和する部分。自分の中にそのバランスをもたらすことこそ、現代社会において最強の処世術といっても過言ではないと個人的には思っているが、アンバランスすぎる♂サーファーがほんと多い。奪うことしか考えてなさそうなサーファーばっかりだ。申し訳ございませんが、わたしにはそんなふうにしか見えない。
かといって、女性的な部分だけでは戦闘員まみれの海で波に乗ることはできない。だから、バランスなんだ。譲り合い、与え合いながらも、自分が行くと決めた波には絶対行くという決断力と意思も必要だ。
戦場には戦わない、奪わないバランスの取れた♂サーファーももちろんいて、そういうサーファーは不思議なことにぜったい良い波乗ってくんだよね。ってな話を友達としてたんだけど、彼女も、「もっと女性のリーダーが増えたら世界は平和になる」って言ってたけど、あれだよね。バランスの取れた人ならば、外見が女だろうが男だろうがどっちでもいいんだ。
Anyways、波はあしたもある。(←最大級の自慢だ!)
とりあえず幸せすぎる!!