サーフィンの不思議その4くらい?








今日も4時に目が覚めた!が、二度寝した!っていうか、ここ数日そわそわして眠れなーいって思ってたら、満月だった!だから、寝つきが悪くて変な時間に目が覚めるのだ。パワフルー。友だちに、満月パワフルなんですけど。っていったら、「ぜんぜん寝れない!」って。完全に天体に左右されてるわ。とりあえず石たちを月光浴させてやった。そして、ぐっすり眠れていなけどなぜか元気の不思議。

で、二度寝して起きたらもはや7時(笑。で、波チェックしたらうっすら波あったから行った。のがもはや9時。とにかく朝はぐうたらです。自営業でよかったと、毎朝心から思う。これは昔からだ。すっごい覚えてるんだけど、小学生のころとか、起こされて、歯みがいてこいっていわれるから洗面所いくじゃんね。するとそこはもはや「起きろ」とうるさい母親の監視外ゾーン。だから、ハブラシ持ったまま洗面所の床に倒れて寝てた。

ま、そんなこんなで海行ってみたものの、まぁしょぼくれた波でして。どんだけ見てもしょぼくれてる。帰ろうか迷ったけど、ただ、青空が広がってて、太陽が暑くて、とにかく海入ったら気持ちよさそうで、海に入る衝動にかられてしまったのでとりあえず入った。

入るまぎわにともだちが、
「あーーーーーきもちいいわー!サーフィン最高!!」
って言いながら上がってきた。波はどう?って聞いたら、
「んー。ショボイよ!でも気持ちいいー!!」
ピーカンの青空に、ほどよい風と、絶妙な海水温が、たしかに気持ちよかった。

帰りぎわ、同じようにショボいけど気持ちいい海でサーフィンしてた知り合いと何人もすれちがう。「どこでやったの?波どーだった?今日は休み?」そのたびに立ち止まって波情報の交換。をしながら、サーフィンってほんとふしぎだなぁと思った。

サーフィンはとにかく人をつなげてくれる。地球の表面をとぎれることなく覆い、つながっている海のように、サーファーどうしをつないでくれる。学生でもないのに、こんなにどんどんいろんな人と知り合いになれることって、大人になったらそうないんじゃないかな。

しょっちゅう同じポイントで見かける人。
近所に住んでる、よくすれちがうサーファー。
たまたま同じポイントの波チェックしてたサーファー。
いい波に乗ったのを見ててくれたサーファー。
見知らぬサーファーがいい波に乗ったのを見ちゃったとき。
きれいな夕焼けをいっしょに見ていた見知らぬサーファー。
きれいな虹を隣りで見てたサーファー。

と、自然に会話がはじまる。それは日本を出てもいっしょだ。同じ感覚を味わってるもの同士の、ふしぎな親近感がなせるわざというのか、ああ、この人も波に乗るという感覚を知っている人なんだ、ということが、話をしなくてもわかるので、その部分で同じ価値観を共有している安心感からなのか、知らない人と会話することがあまりにも自然になるのです。

昔はそーでもなかったけどねーw 超ツンケン系だったんで。ちゅうか、基本無愛想&人間キライなもんで。今もw。そして、前乗りされてブチきれそーなこともしょっちゅです。が、サーフィンのおかげで、見知らぬ人と話すことへの違和感がまったくなくなったわ。サーフィンマジックですね。これは。

ありがたいことでございます。だって、海が繋げてくれた出会いのおかげで今の私がある。サーフィンしてなかったら、今のわたしはどこを探してもいない。サーフィンしてなかったら43歳のあたしはどーなってたんだろうって考えると、まぢ、こわーい。サーフィンしててほんとによかった。今日も気持ちよかった。波は激しょぼかったけどw