【パプア番外編】淡い恋のものがたり








寝る前にトイレ行ったら、昨日一日中裏表逆にパンツはいてたことに気づきましたw まいっか。

パプアの話は今日で終わりです。そしてフィナーレを飾るにふさわしい、涙の物語を・・・。その前に、もうちょっと写真あるのでご覧くださいな。

これ、今回撮ってもらった写真でいちばん気に入った^^ Thank youフォトグラファーKanae。だって、笑いすぎ。見てこれw

なにがそんなにおかしかったんだろーと、我ながらナゾすぎるw しかしこのトップスほんとズレなかったわ。Teya Topってやつ。パッド動くから縫い付けたけど。やっぱハニガさいこー。

みんなのアイドル、赤パンのモニカちゃん。女子です。近所に住んでるらしく、いつもどっかからやってきては、キャンプ前の岩場から現れて、一日中みんなと遊んでる。一緒に行った友だちは、完全に「モニカロス症候群」にかかってる。

ローカルサーファーガール。けっこうたくさん女の子いたよ。

Photo:Hayato Maki
晩ごはん。左手前がマネージャーのNikki。オージーで、11月から4月までここにいる。不思議レベル高いwオーストラリアでは現在自作の家建設中だそーで、奥さんは一人キャンピングカー暮らし!友達と広大な土地を買って、そこにあった倉庫?を改装してるらしーんだけど、まあ、奥さん放ってこんなとこに一年の半分いるってだけで、だいぶ変態だわ。わたしたちが帰る日に奥さん登場してたけど。

Photo:Hayato Maki
SUPで島の近所周ってみた!

Photo:Hayato Maki
ここにも木製ボードで上手に波乗りするキッズたちに遭遇。しかも激浅ガリガリリーフの上。なぜかまったく平気なキッズたち。どーなってんの。

Photo:Hayato Maki
上陸してみたら、学校があるというので見せてもらったよ。

Photo:Hayato Maki
教室!

Photo:Hayato Maki
職員室は大きな木の下!先生たちと。センセー顔中タトゥーだらけだった!

どの村へ行ってもとにかくうつくしい自然に囲まれた素朴な生活をしてる人ばかりで、ほんと、なんてステキな場所なんだろう、こんな所に住んだらどんな毎日なんだろうと妄想していたら、なんと、わたしにそんなチャンスがやってきたのだ!

とある村へ行った時のこと。村の子供たちにお土産を持って行って、近所のポイントでサーフィンして、さあそろそろ帰りましょうかという時のこと。ひとりの青年が私の方へ近づいてきた。彼の手には、羽で作ったバッグが。そしてバッグを私にプレゼントしてくれた。

わたしだけに?なぜ?特別扱い?!英語で何か言ってたんだけど、ちゃんと聞き取れないまま、とりあえず、死ぬほどありがとうだけ言って帰路に就いた。帰りのバスで、もらった羽のバッグを見ていたら、中に何か入ってる。開けてみたら、封筒に入った手紙が入っていた。読んでみると・・・

ラ・ラ・ラブレターやんけー!!!

″アイラブユーです。
ぼくは24歳です。
きみのボーイフレンドにしてください。
ここはルルナット。
きみといっしょにいたい。
アイラブユー。
いっしょに連れて帰ってくれませんか。
きみといっしょにいたいのです。
きみの住んでいる場所を見てみたい”

24歳からのラブレターですよ!こっちは今年44歳になりますがw ん~。あたしまだまだイケんじゃね!? 43年間の冬が終わりを告げる瞬間がやってきたのか。この愛を受け入れるならば、つまり、もしかしたらここに永住できるかもしれないということだ。うつくしい緑と青い海にかこまれた生活。文明社会に毒されたわたしに、彼の妻としてこの素朴な暮らしに対応できるのだろうか。

あらゆることが瞬時に頭を駆けめぐりながら、つぎのページをめくった瞬間、わたしの目に信じられないものが飛び込んできた。

″これ、ぼくの銀行口座情報です。
口座名:○○○
口座番号:#123456789
銀行名 BSP マダン支店
学校行きたいので、70万円ほど振込みおねがいします!″

えええーーーーー。
70万てけっこう要求してきたねwww
やっぱそゆこと?
久々にモテたと思ったら、これかよ!

いやー。
やっぱ持ってんな。あたし。
タダでは帰らない。
関西人としてのミッションコンプリートしてやりました!!
おかしすぎるわ。
しかし、この直接的な要求がまた素朴でいーね!
これくらいストレートだと、思わず振り込みそうになるわ!

ああ、この世に純愛なんてやっぱ存在しないのかしら。おかげで一層やさぐれるわ。というわけで、みなさま、引きつづきわたしは毒身奇族でございますし、やめるつもりもございませんのでご安心を~。

いっしょに行った皆さん、たのしいパプアの旅をありがとうございました。また行きましょー。