久しぶりに怒り収まらず








まぢで、久しぶりに怒りが収まらない。私は日本の特に心療内科医という存在に大きすぎる疑問を持ってる。自分自身が長いことお世話になったからこそ疑問が膨らみつづけてる。鬱を長年患っているとても大切な知りあいに処方されていた薬の内容を見て驚愕。

① リフレックス錠15mg
抗鬱剤 夕食後3錠

② パキシル錠20mg
抗鬱剤 夕食後2錠を

③ アモキサンカプセル25mg
抗鬱剤 朝夕食後1錠

④ セロクエル25mg錠
統合失調症剤 朝夕食後1錠

⑤ テトラミド錠30mg
抗鬱剤

⑥テトラミド錠10mg
抗鬱剤

⑦ サイレース錠2mg
睡眠薬

⑧ マイスリー錠10mg
睡眠薬

⑨ ソラナックス0.8mg錠
抗不安剤

ブログで何度か書いたことあるけど、私は、楽園ハワイにてパニック障害&うつ病併発したことがありますので、心療内科にずっと通ってたんだけど、ラッキーなことに、ハワイで発症したため、主治医はハワイの日系人だった。当時はまだ薬というものが体にどんな作用をもたらすかも知らないし、興味もないし、薬で全部治ると思ってたし、とにかくパニックの症状を抑えたい一心でとりあえず心療内科に行ったわけ。そしていちばん最初に担当医が私に言ったのは、
「ぜったい治ります。日本では何種類も薬を処方するそうですが、薬は一種類で治ります。」
ってことだった。

私に処方されたのが上記のパキシルって薬。副作用強い&なかなか止められないことで有名な向精神薬ですが、私は最小限の処方プラス、最初のひと月だけ頓服の抗不安剤を処方された。先生は、
「私もパニック持ちでパキシル飲んでますが、一生飲んでも大丈夫な薬です」と。

で、まあ結局このパキシル、7-8年飲みつづけてたある日、一生飲みつづけるもんじゃねえことを知り、勝手に断薬をはじめ、2年くらいかかってようやくやめることができた。日本でもとりあえず同じ薬を処方だけしてもらうため、数か所の心療内科に行ったけど、どの医者もほんとに酷かったことしか覚えてない。カウンセリングなんてないし、医者は私と目も合わせない。毎回ロボットと面談してるみたいだった。
「調子はどうですか」
「こうこうしかじかで、こんな感じであんな感じです」
「じゃあ、前といっしょのお薬出しときます」
って、診療時間5分以内。医者行くたびに、はやいとこ止めなきゃって思った。こんな人たちにかかわってる場合じゃないと。

すべての心療内科がそうだとは思いたくないけど、上の処方は、わたしからしてみれば「殺す気か!!」って内容。だって、抗鬱剤だけで5種類だよ。プラス、統合失調症薬に抗不安剤に睡眠薬。この9種類の薬をミックスしたら何が起きるかわかって処方してんの?!自分で飲んだことあるわけ??

もー、信じがたいとしか言いようがない。なんか知らないけど、これ見た瞬間ものすごい怒りが込み上げてきたので、しっかり感じてみた。かなり久しぶりに感じる激しい怒りとくやしさみたいな感情が入り混じってたわ。なぜか超くやしくて悲しかった。なんでこんな世の中なんだろうみたいな感情。

抗鬱に抗不安。鬱に抗い、不安に抗う。だから治んないんだってば-!心の病気は薬じゃ治らない。薬で抑えたって治るわけがない。その人がなぜ悲しんでいるのか、なぜ不安なのか、なぜ眠れないのか、なぜ心を閉ざしてしまうのか。その原因を探す手伝いするのが医者であるべきだと私は思うし、そこに光をあてないかぎり、病気は治らないし、症状は治まらない。表現されず、抑圧されてしまった感情が物理的に現れた結果が病気なのよ。

「おめーは医者でもなんでもねーだろが!(๑⊙ლ⊙)ブッ」って言う人がほとんどだと思うけど、わたしは自分の人体実験結果から、感情と病気がどれほど密接に関わりあってるかを申し訳ないくらい知ってる。ついでに言うなら西洋医学全否定派でもない。だって現にわたしのパニック発作はパキシルという薬のおかげで治まったわけだし。今は薬は飲まなくなったけど、死ぬか生きるかのときに、「この薬を飲めば死なない」と言われれば飲むよ。ただ、この処方はあまりにも無知だとしか言いようがない。

現代医療は症状に抗う医療。症状も感情も、押さえつづけたものはいつか爆発する。ただ、あらゆる病気に、なんらかの未処理の感情がかかわっていることを理解しはじめた医者も増えてるし、これからは、絶対に感情が医療に大きな役割をはたす時代だと思う。

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身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価

こちら最近読んだ感情の抑圧と病気の関係についての本。著者ガボール・マテさんは一般開業医で緩和ケア病棟の医師。自身の経験から、あらゆる病気の裏には抑圧された感情が隠されていることに気づき、この本ではさまざまな症例と、患者にどのような抑圧があったかが書いてある。強皮症、リウマチ、潰瘍性大腸炎、多発性硬化症、ALS、アルツハイマー、ガンなど深刻な病気を抱える患者の症例と、それぞれの病気にかかわる特定の思考ぐせや抑圧された感情が書かれていて、ひじょうに興味深い本です。ぜひ読んでみてください。