百匹目のサーファー現象を起こす








おっきくなったりちっちゃくなったりしながらも、
ほんとに、毎日波がつづいてる湘南です。

そして、冬の湘南の海は水がホントにきれいなんですよー。
底まで透きとおってて、波乗ってると、リーフ気分になる。
ブレイクしてる波とか、光のかげんで、
ほんとうにきれいな水色になるんですよ。
冬はゴミも少ないからうれしいわ。

どんだけきれーかっていうと、こんなにー!
湘南某ポイント
サーファーは近藤義忠プロ
撮影はサーフフォトグラファーの吉岡昌彦さん。

湘南じゃないみたいでしょ。
そうそう、吉岡さんは、ただ今、ボディボードのウェブマガジン製作中。
オープンまではFacebookのファンページで情報発信中ですよ。
https://www.facebook.com/risingmag
ボディボードは雑誌もなくなっちゃったし、楽しみですネ。

さて。今日はみなさんにシェアしたいビデオをみつけました。
英語なので、簡単に訳しときます。
シルビア・アールさんという、海洋学者のインタビュー。

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わたしは海洋研究科で探検家。何年も何時間も海の中ですごしています。
わたしの母はダイビングを81歳ではじめました。
ダイビングは息が止まるまでできると思っています。
わたしは、ダイビングを通して聞いてきた海の声を伝えるために何年も潜り続けています。
人間が関わることは、すべて最終的に海へ戻っていくんだ、ということを伝えるために。

海の上だけをみていると、その様子は私が子供のころとあまりかわりがありませんが、
海の中はすっかりかわってしまいました。
わたしたちは、海を一掃してしまいました。
人間は海にすむ生き物すべてが食べものだと思っているようですが、それは違います。
食べものではなくて、命なんです。

わたしは、こぶしを振り上げるのではなく、手と手を握り合うような活動を通して、
さまざまな団体の橋渡しを試みています。
わたしはサーファーってすばらしいなと思っています。
サーファーは、他の人間に見えないものが見えているはずです。
その、自分に見えていることをシェアするのは私たちの義務だと思うのです。

地球が危機に瀕しているということは、わたしたち人間も危機に瀕しているのです。
それくらい簡単な論理なのです。
未来を考え、未来を変える力というのは、人間だれもが持っていますが、
ただ、それをやる気があるかどうか、そこが問題です。

わたしは、サーファーは、海の声を代弁するという役割を持っていると思います。
自分たちが愛してやまない海という場所があなたに伝えるメッセージを広めるのです。
いま、より多くの人が目覚めはじめ、行動を起こしているのはすばらしいと思います。
わたしは、100年後の人々に、
「あなたたちのおかげです。未来のことを本気で考えてくれてありがとう。」
と言ってもらえれば最高だと思っています。

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冬の海がこんなにきれいだって言うのも、一年中海に入ってるからこそ感じること。
一年のうち100日?200日?300日?という単位で海に入ってるサーファー。
しかも、消えてくれ!ってほどサーファー人口は多い。
その、大量のサーファーが一気に目覚めはじめたら、
きっとその意識の覚醒はすごい勢いで広まっていくにちがいない。

それぞれができることなんてべつに小さなことでいいと思うんですよ。
とりあえず、ゴミ拾うとか。
宮崎のサルがイモを洗いはじめたら、日本中のサルがイモを洗いはじめるように、
日本中のサーファーがゴミを拾いだしたなら、それはすごいことだと思う。
意識は伝播します。
みんなつながってるから。