すばらしいビデオをみつけたのでぜひ。
還暦のビギナースケーターニール・アンガーさんのショートインタビュー。
あまりにもステキだったので下に訳しました。
ミュンヘンのスケートパークにて。
ぼくがスケートボードを通して知りたいのは、
心の静けさをどれほど維持することができるのか、
その静けさをどこまで深められるか、
そしてそれがどれほど素晴らしい気分かということだ。
はじめてスケートに出会った瞬間に、これはやるしかないと思った。
スケートはぼくの頭の中のおしゃべりを止めてくれたんだ。そしてそれは最高の気分だった。
ところでぼくはスケーターとしてはまだビギナーだ。
基本的なトリックもぜんぶできるわけじゃない。
基本トリックの10-20%くらいしかできない。
ぼくは、スケートからエネルギーを得ることで、
もっと筋力をつけたいとおもうし、
年をとってスケートにはまるっていったいどんな気分かって、そりゃ最高の気分だ。
スケートを通してぼくは感情と創造のプロセスについて多くのことを学び、
それを人生のいろんな場面に応用することができるようになった。
友情や家族、そして悪い習慣を断ち切ることなどね。
ぼくがスケートをつづけるのは、不可能はないってことを見せたいからだ。
もっと強くなって、体の状態もよくなって、
よりクリエイティブになることは可能なんだってことを。
でも一番のゴールはずっとスケートしつづけることだ。毎日ね。
スケートはぼくの思考の一番興味深い部分を経験させてくれた。
それを人生のほかの部分で応用していくんだ。
これからどれほど健康になれるか、
そしてどれほど年をとっているようにみえようが、若々しくいられるかが楽しみだ。
なんてステキなんだろ!
このビデオのはじまりに出てきたニールさんを見た瞬間、
(年取ってるようには見えるけど、中身は超ヤングだ!!)
って感じました。
やっぱり、内側が若ければ、放出されるエネルギーも完全に若い。
そんな感じ。
わたしはサーフィンは自分の心を観察する時間だって言ったけど、
スケートも一緒だね。
きっと、どんなスポーツでも、っていうか、
たぶん、自己完結型のスポーツって、じつは突きつめると、
ぜんぶそんな時間だったりするんじゃないかと思った。