どうしてもサーフィンやめられない理由がちょっとわかった








んちゃ!

とりあえず、毎日パッとしない波がつづいてるw パッとしなさすぎて、そして寒すぎてまったくやる気がでないけど、とりあえず行ってみたりするわけ。

2017年はやっと波上がったと思ったら風邪ひいたりで、ほんと波乗れてないし、いいかげん体を動かしたい衝動に駆られる。今日もドスモールなのは承知の上、とにかく体を動かしたかったので海行ってみた。

どうせ小さいし、遠出するのも面倒だし、家の前でいーや。って思ったけど、家の前があまりにもショボくさい。そして、ハタと我に返った。(いつの間にあたしはこんなにLAZY ASSになってしまったんだ。いつも一番マシなところを求めてチャリンコで走り回ってるではないか。そうだ。どーせショボいんだからせいぜいチャリンコ漕いでやろうではないか。)と思って走ってみたら、意外と乗れそうな波発見した。

人も5人くらいしか入ってないし、とりあえずエクササイズじゃ。と思って入ったら、思ったよりいっぱい波に乗れた。そして帰り道、信じられないほどスッキリしてた。

いつも感じているスッキリ感だけど、新年あけてからなんだか体も重いしで、あらためてこのひさびさのスッキリ感に感動したのだ。いったいなんなんだこのスッキリ感は?!と思い始めたら止まらなくなった。スッキリの謎解明したくなった。

これは、運動したからスッキリしてるのか?
いやちがう。謎のエクササイズビデオで体動かしても、腹筋100回やっても、一時間ストレッチやっても、太陽礼拝30回やってもこのスッキリ感は絶対に得られない。

じゃあ、海に浸かったからスッキリしてるのか?
いやちがう。海水浴だけじゃこのスッキリ感は絶対に得られない。ただ海水に浸かるだけじゃだめなんだ。
じゃあサーフィンしたからスッキリしてるのか?
イエス&ノーだ。単にサーフィンしてもぜんぜんスッキリしない日もある。現に数日前も海には入ったけど周りには必死な般若サーファーだらけだし、気持ちいい波に乗れた感もないし、あんまりスッキリしなかった。が、今日は大した波じゃないけど、とりあえず波にはいっぱい乗ったのだ。最終的に人は3人になっちまったから、とりあえず乗りたい放題だった。

そうだ。やはり波なのだ。波に乗ることなのだ。このスッキリ感は!!

波だ。波。波なのだ。そうだ、自分の中での波と調和できた感だ。どんだけ波に乗っても、調和できなかった日はこのスッキリを味わうことはできない。しかし、一本でも調和できた波があればこの感覚を味わうことができる。そして、このスッキリ度数は、まちがいなく波のサイズと共に上がっていく。

わたしは何のためにサーフィンしてるかって、この衝撃のスッキリ感のためにやってるようだ。ONLY A SURFER KNOWS THE FEELING(サーファーにしか分からないこの感覚)とはよく言ったもんだ。ほんとにその通りだ。わたしはこの感覚をサーフィン以外で得たことはない。だから、わたしが知るかぎり、サーファーじゃないなら絶対体験できない感覚なんだ。そして、これ衝撃的に気持ちよい。自然との一体感の気持ちよさなのか?たぶんそれだ。自然のバイブスと自分のバイブスが合ってしまった気持ちよさにちがいない。ホントのところ、これが何なのかはよくわからないけど、とにかく気持ちいい。サーフィンやってるなら分かってもらえるはずだ。

サーファーじゃなくても別の方法でこの感覚を味わっている人もいるのかもしれないけど、この感覚を共有することは不可能なのでわからない。とにかく、わたしの生活で、波に乗ること以外でこの感覚を得ることはできない。だから中毒になってしまうんだ。この感覚を追い求めてしまうんだ。波が良い、悪いじゃない。一本でも調和したかどうか。なんか、どうしてもサーフィンやめられない理由がちょっとわかった。やっぱ、ONLY A SURFER KNOWS THE FEELING これなんだな。

海から上がったら、犬の散歩してるおじちゃんが、
「よくこんな寒いのに海入ってるねえ。寒いでしょ?」
って。
「いやー。寒いです!この寒いのに海入るとか我ながらおかしいと思います!でわ~^^」
って言いながら、おかしいけど気持ちいいんだ。って思ってた。あーあ。展示会終わったら逃亡かなw。