「抽象度を」上げると人生バラ色になる








灯油のストーブを買ったら、暖かすぎてびっくりした。なんで今までエアコンで我慢してたんやろ。エアコン寒いし。灯油ストーブ暖かすぎて、部屋半袖。ありえない。なんで誰も教えてくれないわけ?わたしはすぐ教えたくなるから教えてあげる。部屋さぶい人は大至急これ買ったほうがいい。ベストセラーナンバーワンのヤツ買ったわ。料理もできるわ。一石二鳥すぎる。


さて。久しぶりにいつものカイロ先生行ってメンテナンスしてきた。なにやらガタガタされる新しいマシーン導入されて、ガタガタされてきた。ここに通いだして数年になるけど、ほんとに、体調のベースが良いから、ちょっと体がねじれてきた感あっても、リカバリーが早い。あの腰痛の激痛ってどんなだったっけ。って感じ。

先生んとこで、不思議な治療をされる話は何回かしてると思うけど、先生がいつも使ってる言葉で簡単に説明すると、
「抽象度を上げる」
ための治療なのだ。抽象度を上げるとはどういうことか。これ、意識の世界ではよく言われる、「起きてるものごとはつねに中立」という概念とリンクする話で、つまり、どんなことが起きようと、それ自体に良い悪いはないのに、私たちは人生で起こるできごとに対して、自分に刷り込まれた価値基準ベースに、勝手に「良い」&「悪い」の判断を下し、勝手にストレスまみれになってるというヤツです。

先生の治療では、さまざまな対象物への無意識な反応を除去していきます。それは人、食べもの、感情など多岐にわたり、ひとつ解放するのに数か月かかったりするので、数週間で治療終わり!みたいな簡単な話ではない。かなり激しい好転反応が出ることも多いし、金銭的にもそれなりのコミットメントが必要だし、自分にやる気がなければできる治療ではない。

だから、先生もあまりおおっぴらにやってない。けど、これをやると体の症状が早く抜けていくので、最近だいぶやりまくってるらしい。これは、わたしが同時にやってきた感情の解放ともつねに大きな関係があって、毎回この治療と自分観察で噴出してくる抑圧していた感情が完全にリンクしていて面白い。恐怖や不安、悲しみ、怒り、ありとあらゆる感情が浮かび上がってきたのを、何度感じつくしてやったことか。たぶんこれを同時進行でやってたからかわからないけど、先生曰く反応が取れるのが異様に早いらしい。今日も先生不思議そーにしてた。前例がなさすぎて、なんでこんなに早いのかはわからないらし( ´_ゝ`)。

そして、この「抽象度」が上がっていくと、何が起きてもムダに反応しなくなっていく。なぜなら、すべてを「抽象的」に捉えることができるようになるからだ。人間って基本主観的な生き物で、エゴに守られながら、「自分基準」がつねに正しく、「自分度」ですべてを捉えようとするもんなんですが、あらゆる無意識の反応から自由になって行くと、すべてを俯瞰で捉えることができるようになる。

なんか、うまく説明できないんですけど、これってすばらしきワンダフォーワールドなんです。だって、何が起きても、「ほお~~~」としか思わなくなるからw どれほどつらい事件が起きようと、どれほどヒドイ扱いされようと、誰からどんな衝撃の相談を受けても、「ほお~~~・・・」。なので、対人関係に亀裂が入りだすことはありますが(笑)。「わしがーわしがー!」って言ってる抽象度が低すぎる人とは交流がむずかしくなります。

とにかく、つねにニュートラルでいられるし、ブレてもニュートラルに比較的すぐ戻ることができるようになる。こんな治療やってる先生あんまりいないと思うけど、でも、大丈夫だ。抽象度は自分で上げることができる。自分でできる一番有効な方法はやっぱ感情筋トレーニングだな。やってる人は言ってることすっごいわかると思うけど、やってない人にはまったく理解不能な話。とにかくやってみておくんなまし。人生バラ色なるから。