波なさすぎて、昨日はヒザーモモサイズの超ショボい風波で無理やりサーフィンしといた。これを逃したらつぎいつできるかわからん!ひとりぼっちでとりあえず波15本くらいは乗ってやったw 衝撃的にショボかったけどいいのだ。ゴミ拾って、とりあえずなんとなくスッキリした帰り道。ブサイクな犬にありえない勢いで吠えられた。吠えてんじゃねーよブス犬め。と思いながら砂の溜まったサイクリングロードを走ってたら、砂にタイヤ取られてありえない勢いでスッコろびました!!ウェット着てなかったら大ケガだわ。締めくくりまでショボかったわ。
こないだのジブリブログに書いたユーミンの「やさしさに包まれたなら」の歌詞に、「目にうつるすべてのことはメッセージ」ってあるじゃん。職人のみなさま、最近目の前に、つねに「時代はハンドメイド」なメッセージが降り注いできますよ。
大量生産の時代は終わった。いや、終わりはしないし、それを買う人もいなくなることはない。が、これからは究極に二極化していく気がします。愛のない大量生産、OR、愛しかない手仕事の時代。中途半端は淘汰されていくんじゃない?そして、最終的には大量生産の時代は終了すると思います。
先日読んだ本がおもしろかった。
あいをよる おもいをつむぐ
という本なんだけど、究極の服作りをしてるデザイナーが書いた本。かなりバブリー&プレタポルテなデザイナーを経て、結果たどり着いたのは、”いのちの服”。素材と染料はすべて自然のエネルギーを感じられるもの、タイで自然とともに生きる職人のおばちゃんたちが織った布を使って、自然界にあらわれる神聖幾何学の比率をデザインに取り入れるという、生命エネルギーあふれる洋服をつくってる人の話でした。
こちらは先日ようやくみつけたオットマン。Creemaというハンドメイドのマーケットプレイスで一目ぼれ。椅子職人さんが作ってる「まどか美」というブランドで、手作りだから届くのに2週間くらいかかるけど、とにかく心がこもってる♡。サイズ感も絶妙で、うちに来る人全員が「なにこれかわいい~」って反応するよ。
何号か前のサーファーズジャーナルで翻訳した記事が、サーフボードは民芸だというテーマで、古代から手仕事によって削られてきたサーフボードのすばらしさを日本の職人技、民芸になぞらえた内容でした。サーフボードもまさにこの二極化の渦中にあるんじゃないかと思いますよ。大量生産のボードがなくなることはないかもしれないけど、サーフボード職人が、乗り手のことを考えてつくるボードは、高くても売れる時代。安くする必要ない。
そーなんです。手作りは高くても売れる。なぜなら他にないから。つまり、他にあるものの二番煎じで手作りしてる人は淘汰される。オリジナリティさえあれば、欲しい人は買う。そういうものを求めてる人が増えていく。手仕事系の人たちって、アンダーグラウンドなイメージだし、これまで日の目を見る機会は少なかった気がするけど、これからはこういう人たちが最強に強い時代がやってくるね。
手作りというのは、物質だけじゃなくて、すべてを含みます。映像、サービス、食もそうだ。書くことだってそうだ。現状、インターネットでは、まとめサイト、キュレーションサイトが独り勝ちしてますけど、彼らはしょせん他人のネタのパクリ合戦を繰り広げてるだけで、そこにオリジナリティはないわけで、いつか飽きられるさ。彼らは岡本夏生にはなれるまいww
クリエイターのみなさんは、オリジナリティさえあれば食っていけるんでご心配なく。そんなメッセージが目の前にかなり繰り広げられてます。わたしもオリジナリティ追求しますわ。