体か環境か才能か








今朝はキレーな朝日が海から昇る夢見ましたよ。朝日の夢は大吉夢らし!キタねー。

さて。わたしはサーフィンの試合というものにほんとうに興味がなくて、ワールドツアーも、チャンピオンはまたケリーなのかどうか。程度にしか興味がない。笑。

それが今年はいつになくネットでQSの生中継を見ました。というのも、日本人選手がたくさん出場してたからなんですね。
***サーフィン知らない方に。QSとはWorld Qualifying Seriesの略なんですが、ざっくり言えば、ワールドツアーへの出場権を争う予選ツアーです。上位10名がワールドツアー下位10名と入れ替わります。(だよね?!)

そんで、このQSツアーの最終ランキングがこちらでございます。ちなみに、1046人の選手が参加してる。

名前の右側の金額が賞金です。プロサーファーってどんだけ稼ぐわけ?って興味がある方もいるんじゃないかと思いますが、メジャースポーツにくらべたら衝撃的に少ないんでしょうね。でも上位の選手はスポンサーからのお給料も出たりしてますし、そんで美しすぎる世界中のサーフスポットを周ってサーフィンしまくれるんだから、最高の生き方であることにはまちがいない。ちなみに、ワールドツアー上位の選手は、賞金だけで$400,000くらい、4000万以上稼いでらっしゃいます。

で、ピンクで囲った選手が、日本人選手。7位のカノアさんはUSAで登録されてますが、ご両親日本人な生粋ジャパニーズ。
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15位のコナーさんは、お母さんが日本でプロサーファーだった方で、オーストラリア人とのハーフ。イケメンですわ!

34位の大原洋人さんはカリフォルニアの大会で優勝してけっこう話題になりましたネ。
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わたしはコナーさんのお母さんと数年前にハワイで知り合いまして、知り合いのムスコが試合に出てるとなると、やっぱり応援したくなるわけで、おかげで今年はよく試合を見た。知りあいとなると、意外と興奮するもんなんですね。知りあい、もしくは日本人以外のヒートはやっぱどーでもよかったけど(笑)。そんで、カノアさんはとうとうワールドツアー入っちゃいましたからね。日本人が、サーフィンのワールドツアーですよ。はじめてなんです。

これまでもワールドツアー目指してる日本人はいましたけど、試合に興味ないながらも、なぜ世界の壁はこんなに厚いんだろうといつも思うわけです。そもそもの体格なのか?波の環境なのか?ハワイみたいにつねに最高な波が立ってる場所出身の選手はやっぱり強いし、ほぼ国技みたいになってるオーストラリアの選手も強い。でもブラジルの選手がツアー上位に入ってきたのもかなり最近のことだし、外人の体格のデカさは関係ないと思う。だって、ハワイアンなんて小さい人多いしね。超ミクロなのに、めっちゃデカい波乗る人とかそこらじゅうにいるもんね。

じゃあ世界で戦えるサーファーと、そうでないサーファーのちがいは何なんだろうって考えるとやっぱり心と体の英才教育なんじゃないかと思ったりします。(親がやらせるんじゃなくて)、自分がどうしてもやりたいと思ってるのを前提に、親をはじめとした周りのサポートの充実がまずなくてはならないけど、そこに、身体的、精神的に指導してくれるコーチとかいるときっとどんどん伸びるんじゃないかと思うんですけど。

まず、アスリートとしての体をつくる食事は必要不可欠だと思う。世界レベルで戦いたいのに、毎日コーラ飲んでハンバーガーばっか食べてたらたぶんムリなはず。あとサーファーとしての肉体改造トレーニングと、個人的にはメンタルトレーニングがいちばん重要だと思ったりしますが。あと、頭良くないとムリだね。たぶん。試合の運び方とか、きっと頭いい選手のほうが圧倒的に有利なハズ。

わたしが研究してきた意識のつかいかたをベースにすれば、勝ちたい勝ちたいと思っているかぎりなかなか勝てない。「勝ちたい」とは、じつは負けることが前提になった精神状態ですから。あと、負けたときのくやしさといった、世間ではマイナスと言われてる感情を解放しきれていないと、たぶん何度でもその感情を味わうために負けるだろうし。勝ちたい!じゃなくて、勝った時の喜びや昂揚感みたいなのが自分の中であたりまえの状態になれば勝つことが増えていくんじゃないかと思う。良い感情も悪い感情も、どちらも手放して、ニュートラルな状態で試合をこなすことができる選手が最強なんだと思うけど。そんな研究でもしてみよっかな。おもしろそー。

まあ、そんなこんなでつねにアンダーグラウンドなスポーツ(?)ではありますが、、来年のワールドツアーには日本人が参加ですよ!予選シリーズもますます楽しみだね。