【中半】パニック障害の原因と死後の世界〜溺死の前世思い出す








わたしは今や死ぬことはまったく怖くないんだけど、当時、溺死に対する過剰な恐怖感があった。死んだ後も意識は残ることは知っていたので死ぬことへの恐れはほぼなかったんですが、死に方として溺死は絶対いやだった。息ができなくなって死ぬことに対する恐怖感がずっとあった。ハワイに住んでたころ、ドでかい波に飲まれて(絶対トリプルくらいあったと思う。普段ブレイクしない超ディープなチャンネルがすべてそそり立ってた)溺れかけたことがあるんだけど、それより前から息ができなくなる恐怖はずっとあった。

そんなある日、突然いわゆる40肩みたいなのになった。右手親〜肩〜首〜背中まで痺れて、腕が鉛のように重くて痛い。パドルもままならないし、サーフィン行ってもたのしくなくなってしまって、ほとんどサーフィンしない日がつづいてた。

この頃、近所に住んでたサイキック魔女によく体を見てもらってたんだけど、頸椎症を見てもらいながら溺れて死ぬのが怖いことを話していたら、
「この肩痛いのはその辺と関係あるかもしれないですね」
と。そしてその日の夜、魔女からオカルト連絡網がまわってきた。笑 以下、わたしと魔女のオカルト通信
魔 「えりさん、前世で川の氾濫があり、それで溺れて苦しい記憶が原因ぽいです。海に向かうパワーもすごそうなので、津波??大雨かもしれませんが。でもそれで死んだわけではなさそうですよ」
「ハワイのほぼ溺死事件は、まさかの追体験?!でも、あのときもめっちゃ苦しかったけど死ななかったな。ところでそのときのわたし頭打たなかった?」

魔 「頭打つは、木がささるわ、石にぶつかるわ、そりゃ、よく生きてたなー状態です。」
「おー。やはり。きっと前世の記憶だと思うんだけど、溺れながら頭打ったことある感覚があんだよね。」

魔 「その船で頭打ったっていうのはあくまで感覚?」
「そう。なんでこんなに溺れるのが怖いんだろ?って考えてたときに、そんな経験したことがあるイメージふと浮かんできたことがある。」

魔 「それですね。私の中にも、木がぶつかってきて、小枝ささったってのが浮かんでくるんですよ。なんかありそうですね。痛みが出てきては隠れてしまうあたり、ただもんじゃないとは思ってましたが、前世の記憶となれば相当根深いのかもしれません。あと、日常生活は平氣そうなのに、サーフィンに行くとだるさが出る、あんなに好きなサーフィンなのに、テンション上がらないってのもヒントですね」

わたしの目の前に謎の映像が浮かんでた。透き通った海の中、わたしは白い衣類を着たティーンくらいの男の子で、水の流れにもみくちゃにされながら大きな木片みたいなのに頭をぶつけて氣を失った。

ちょっと待てよ。そういえばパニック発作の感覚と溺れかけたときの一連の感覚って全く同じだ。それに氣づいた瞬間、なんと超久しぶりにあのパニック発作の体感がやってきた。魔女に発作が起きてることを冷静にラインで報告してた。パニックの根源にあったのが溺れる恐怖だったことがわかったのでまったく怖くなくなってて、冷静に心臓バクバクを感じている自分がいた。

魔 「エリさん前世で若いときにそんな災難にあってるんですよ。で、めっちゃ怖い思いをして長生きしたもんだから、怖いという記憶がしっかりと長~く残ってしまったまんまなんですよね。 今世ではあろうことかそれを克服するためなのかサーフィンにはまってしまってるんですね。」

魔 「パニック症候群の人、たいてい前世に関係ありますからね!今世でトリガー引かれてしまってパニックになる。まちがいなくいえることは薬で抑えこんでもダメってことですね。忘れられた記憶が、どうにかして出ようと、呼吸できなくて、怖かったってのを思い出させようとしてんのに、薬で抑えようとされるわ、忘れたまんまにされてるわで、 “なんでーーー!私はどーすんのよ!!だったら、サーフィンさせなくするぞーー!!” 的な感じだったのかもしれませんね。」

溺れた記憶が解放されないまま、今生ではその恐怖を乗り越えるためにサーフィンにハマって、再び溺れかけたのにそれでもまだ同じ恐れを手放せないままだったからパニック障害になって、それでも氣づかないから、じゃあもうサーフィンさせない!!って頸椎症になって、ようやく思い出した。

これを思い出して以来、夜にあった発作は一度も起きなくなった。

それから数日後、魔女からふたたびラインが。
魔 「やっぱ姉さん、津波に遭われてるんですね。1498年の時の相模湾の津波じゃないかと思います。1605年の地震だと新しすぎるんですよね、わたしが見えてる映像を元にすると。1498年だと室町時代くらいなので、私の映像に一致すんですよね。」
(***明応地震(めいおうじしん)は、明応7年8月25日辰刻(1498年9月11日8時頃)室町時代後期(戦国時代初期)に発生した地震である。南海トラフ沿いの巨大地震と推定される。)

魔 「寒い時期ではなかった、と前にお伝えしたとおもうのですが、この地震、夏なんですよね。鎌倉付近で8メートルの津波だったらしいのですが、まぁ、命からがら助かるレベルですよね。木の船ってあたりからも、室町近辺であってると思います!スッゲー!」
「そうだ。たしかに比較的薄着だった気がする。男だったと思うんだよね。若者。」

魔 「若者まちがいないですね!」
「白い服着て沈んでったw」

魔 「それこそ、白装束!記憶が残ってるって凄いです!!」

思い出したわたしもわりとすごいが、やはりあの魔女普通じゃない。とこれ改めて書きながら思ったわ(笑)。今は都内でもっとも怪しい占い師として大活躍されてるようですw

後半につづく