サーフィンをオリンピック競技種目に採用するならやってほしいこと








Go-Naminoriファミリー、ケリアが世界でもっともデンジャラスな波のひとつ、タヒチのチョープーですげー波に乗っちゃったのが話題になってますネ!

9’4″シングルフィンだそーです。ありえん!
おじさんのカービーもびっくりですよ。
http://go-naminori.com/kirby/?p=40654
「今朝起きて友達の Reidからテキストが来てた。僕は2度も3度も見てしまった。サーファーは ケリア・モニーツだとわかったがこんなでかい波を彼女がチャージしてるなんて理解できなかった。これは photoshopなんかじゃない、これはまったく本物だ! ケリア はタヒチにいて big Teahupooをチャージしてる。この波に乗っていいなんて誰が言ったのか知らないが、彼女のお母さん、お父さん、兄弟達、おじさん達はさせなかっただろう。そしてもし僕がここにいたらトライすらさせない。Teahupoo に殺される。これは世界でも死ぬ程恐ろしい波だ。」

ワイプアウトしたにしろ、わたしが試合のジャッジだったら、これ10点だよね。この波に行くという恐怖心に打ち勝つことだけでも10点あげたいね。

東京オリンピックでサーフィンが種目として追加されるかもしれないってニュースになってますね。わたしは基本的にアンチサーフィンコンテストですが、まあ、じっさい競技としてオリンピックに採用されれば、それは業界にとっては喜ばしいことかと。

わたしは波乗りで公平に点をつけるのは絶対的にムリだと思ってますし、点数をつけた時点で波乗りが本来持つ純粋さみたいなのが失われる気がするし、3ftでも10ftでも10点出せるのも気になるし、試合じゃなければ最高の気分になれるはずの最高の波に乗っても、試合で負ければテンション激落ちしなければならないことも理解できません。

が、こないだAyuとこの話になりまして、やるならウェーブプールつくって、人工波ならではのフェアな波乗りの試合形式を考えてみました。

1.サイズレース
トリプルくらいまでサイズ出せるウェーブプールつくってほしいですね。で、棒高跳びみたいに、とにかくサイズだけで競う。胸、肩、頭、頭オーバー、頭半、ダブル、トリプル!みたいな。女でもダブルくらいなら行けるサーファーなんてふつうにいくらでもいるんだから、男ならトリプルはぜったいメイクしてほしいところですわ~。

2.ドルフィン祭り
ビーチブレイクででっかくなると、本気で泣きたくなるほど沖に出れないことってあるでしょ。あれをウェーブプールで再現してもらって、だれがいちばん早く沖に出れるかを競います。

3.スタイル点
サーフィンは技を競うのはもちろんですが、とくにスタイルが重要です。まったく同じラインを描くターンも、ガニ股ターンには点数を低くつけるべきだと思います。フィギュアスケートみたいに、技術と表現力両方で点をつけてほしい。サーフィンでは、そこいちばん大事だと思うんですよ。私は。海でもさ、波の裏から見てると、すごい直角に板上がってかっこいー!って思うリッピングする人も、前からみたら、ちょーガニ股でした!とかあるじゃん。残念すぎるやつw。

ま、もはやサーフィンという名前にはしてほしくないってことになりましたが。なんか別の名前にしてほしい。サーフィンっていう響きは、やっぱり、自然のエネルギーがつくりだすあのパワーを感じながらやる、あの、アレだからこそサーフィンだと思うんだよね。