断捨離フェスティバル








バテンスさんが天国へ旅立ってしまった。
カイザースの南西ウネリで、ロングショットのピークからテイクオフして
インサイドのチューブを抜けていく彼をみては、
(なんてサーフィン上手なおっちゃんなんだろー)
とか思ってたおバカすぎるわたし。
そんな私に何度も波を譲ってくれた記憶がよみがえった。
今更ながら、あんなに何度も彼と一緒の海でサーフィン出来たことに
感謝のきもちでいっぱいになりました。
ところで、Buttons・・・バテンス・・・じゃないから。ボタンズやん・・・。
そんなん言うなら、洋服のバテンって言わなあかんやん。
RIP…安らかにお眠りください・・・って~
彼が安らかに眠ってるわけはない。今頃天国でリップしてるはず!
死んだら挨拶しにいこっと!

さて。私は実家が兵庫県宝塚市にあるんですが、
海もないし、つまんないので、基本年末年始しか帰りません^ ^;
そして、何にも増して帰りたくない理由の一つが、実家の重いエネルギー。
モノがあふれてて、重い空気が充満してて、
家から出る元気もなくなるし、何もする気がなくなるので、
実家に帰っても、ホント、2-3日ぼーっとして、速攻こちらへ戻る感じなわけ。

そんな折、母から、家のものを片づけたいという申し出があり、
連休中波もないし、実家に断捨離のお手伝いしに帰ってました。

いやはや。母が捨てられない人だっていうのはわかっていたけど、
信じられない大量の不用品の山。
タンスの中とかほじくり出すと、出るわ出るわ。
「こんなもんが、なんでこんなところに入ってんの?」
って本人もびっくり。

捨てられない人の特徴:
コレいるの?って聞くと、
「だって、これはおじいちゃんがくれたから・・・」
って、”誰かの思い出があるから捨てられない。”が理由になってる。
必要か必要でないかが理由じゃないわけ。
思い出を判断基準にしてたらそりゃ何も捨てられないわ。
というわけで、判断基準を使うか使わないかに訂正し、とにかく捨てまくってきました。

で、捨てまくりながら、思ったのは、
わたしがいつも言ってる感情の解放作業とそっくりだなってこと。
人間って、溜めるのは得意だけど、捨てるのが不得意。
モノも感情も一緒だなーっと思った。
捨てながら母が言ってた。
「こんなたくさんあったなんて信じられない」
「こんなところにしまった覚えはない」
「なんでこんなものまで大事にとってあったんだろ」

感情の解放作業していくと、同じ感想がでてくる。
感情の解放とか言うと、ほとんどの人はきっと、
「解放するほど感情なんてたまってない」
と思うはず。
わたしもそうでした。
毎日ゴキゲンだし、ストレスなんてほとんどないし、
あってもサーフィンして発散してるし。べつに何もたまってない。
って思ってたんですけど、
いやいや、しまった覚えのないものが死ぬほど溜めこんであるわけ。
どこにしまったかも覚えてないものが衝撃的なほどいっぱいある。

家の状態と、その人の感情的な状態はリンクしてると思う
んです。
ついでに言うなら脂肪も(笑)。マジで。
誰もが溜めこんでる。
全てを。
でも、溜めてることに気づいてないし、意識して手放す必要がある。
感謝とともに手放せば、新しいものが入ってくるスペースができる。
スペース作らなきゃ、入る余地もない。
だから、意識的にスペースを作る。

今回は2階の70%くらいを断捨離したんですけど、
大量のごみ袋を二階から一階におろしたら、
二階の空気が急に軽くなった代わりに一階が重くなってた(笑)
年明けにまた続きやりに行かなきゃだわ。

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