五月、あまりにも波がなくて、血迷って予約してしまったバリに行ってきました。
私の人生の目標の一つにあるのが、
「行きたいと思った時にいつでも旅に出ることができる人生」
なのですが、その目標は達成されつつあるようです。
ま、もっといろんなところに、もっと頻繁に行きたいけど。
5-6年ぶりのバリでしたが、波最高、ごはんおいしい、安い、人間おもしろい。
で、とても楽しかったです。
新旧、そして地元の人々の究極なまでのシンプルさと
欧米人がもたらすソフィスティケーションが混在した場所で、
カオスといえばカオスだけど、二つ以上の相反する文化が、
お互いの存在を気にとめる様子もなく混在しているという、
その適当さ加減がなんとも居心地の良い、のどか、という表現がぴったりの場所でした。
そして、バリニーズのあのおおらかさというか、
ほぼ全員常にふざけてるところも非常に素敵だとおもいます。
私はハワイも、茅ヶ崎もそうですが、土地にひかれる以上に人にひかれて住んでいます。
そういう意味で、インドネシアのあのグダグダっぷりは適党代表の私にはたまりません。
なんつうんでしょうか、全体的にフリーダムな感じの場所ですね。
それにしても、あのサーフガイドっていうのは素晴しい。
毎日混雑とは無縁なポイントで、サイズは頭オーバー位、
程よく掘れた、ショルダーが止まらない波ばっかり乗ってきました。
でっかいセットが入ると、普段なら、ボウルから外れて逃げたいところなのに、
「乗れる乗れる!ここへ来なさい!」とガイドが呼ぶので、
まあ、普通なら見ないフリしてやり過ごしてる波に何度も無理やり発射させられました(笑)。そうそう、ロシア人サーファーがいっぱいいた。
ロシアから、バリに来てサーフィンの楽しさ覚えちゃったら
絶対帰りたくないだろうな、とおもいました。
ところで、何が不思議って、たった4日間だったのに、
あり得ない場所で、ありえない人と出会ったり、ありえない人との繋がりを発見したり、
海はどこまでも繋がっているけど、その海を、サーフィンを通して出会う人たちって、
信じられないくらい強いつながりがあるとおもいました。
いくら同じサーファーだからって、数あるポイントの中、
あの日あの時間にあそこで出会うとか、まじでミラクルだと思います。
私は、20代の10年は海外、30代の10年は日本ってな感じで
10年サイクルで移動していることに気づいたので、
40代に突入した今、そろそろどっかちがう場所で生活したい病が発病中。
で、いっつもどこにしようかと思いを巡らせているわけですが、
バリは全然住めるなーっと思いました。
月10万あれば暮らせるそうで。
友達みんなで移住したら楽しいだろーなー。それこそ村作れそうな気がします。
牛飼ってミルクしぼって、チキン飼って卵産ませて、
野菜はそのへんで育てて、毎日サーフィン。いかがでしょ。
またいこー。