はてさてみなさん。
私がBeach Pressを通してなんとかお伝えしようとしていることの一つ。
それは遺伝子組み換えの恐ろしさなんですが。
ちょっとでも気になり始めて下さった方はいらっしゃるのでしょうか。
日本では、遺伝子組み換えが話題にならなさすぎて、
この技術がどれだけ私たちの食を脅かし始めているかを
全く一ミリも理解していない人が本当に多いように感じます。
>>>まだ分かんない人はこちらをどうぞ。
遺伝子組み換えってなに
https://beach-press.com/?p=4492
さて、今ハワイに大問題が持ち上がっています。
ハワイにはKamehameha Schoolという私立の学校のがありますが、
ここは基本的にハワイアンの血を引いている子供しか入学できないという学校。
そんなハワイを守りましょう。みたいな雰囲気醸し出そうとしている
カメハメハスクールが所有する広大な土地を、
遺伝子組み換えで世界を征服しようとしている
あの悪魔企業モンサントに貸してしまおうとしているのです。
ハワイでは、なんとかこの土地を守ろうとデモが行われたりしています。
そして、日本人があまりにも、この遺伝子組み換えについて無関心でいる一方、
我らのヒーロー、ケリー・スレーターのサーフボードはこんなことになってました。
モンサントの~をボイコットしよう。って書いてある。
気づいている人は気づいています。
ま、40歳のケリーがいまだにワールドチャンプ争いをできるのは
多分間違いなく、食に相当な気を使っているからだと思うし、
食に気を使いだすと、遺伝子組み換えは避けて通れない問題なわけです。
みなさんは、豆腐を買う時に、成分表示を確認しますか?
「遺伝子組み換えでない」
って書いてあるものを買っていますか?
何も考えずに買ったものをお子さんに食べさせていませんか?
ケリーがこの問題について語ったビデオがあります。
英語なので、内容をかいつまんで翻訳しました。
[youtube width=”600″ height=”400″]http://www.youtube.com/watch?v=xZ_qqPmplWE&feature=youtu.be[/youtube]
「僕の父のように癌で死ぬ人が家族にいたり、友達には自閉症の子供がいたり、それになんだか毎日新しい聞いたこともないような病気が増えているけど、いつからこんなことになったんだ?と疑問がわくようになった。」
「食品関係の企業が種に特許を持つようになったんだ。僕らの食はそんな企業にコントロールされようとしている。(アメリカでは遺伝子組み換えの表示義務がないが、)僕は遺伝子組み換えの表示義務に反対する意味がわからない。」
字幕:ハワイは実はこの20年にわたって、ヨーロッパでは禁止されている様々な化学薬品を使った農業実験場になっている。
「ハワイはこういった企業のただの実験場になってる。カメハメハスクールといえば、ハワイ王国時代から続くこの土地を守る団体だと誰もが思ってるかもしれないが、ラウンドアップ(モンサントが作る農薬の商品名)をまき散らされたハワイの土壌が20年30年後にどうなってると思う?使い物になるわけがない。」
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というわけでですね、
サーフィン業界の第一人者がこうして警鐘を鳴らしているわけです。
まずは、何が起きているのかを知ることです。
知らない人が多いので、こうして私も情報拡散の手伝いなどをしているわけですが、
周りに気づいていない人がいたら、教えてあげてください。
何度も言いますが、企業は消費者が買わないものは作りません。
儲からないものを作ったって仕方ないんですから。
私たちが、遺伝子組み換えの表示がないものを拒否すれば、
企業は安心で安全なものを提供するしか選択肢はなくなるんです。
賢い消費活動を!!
Wake up and be smart.
ハワイの件はこれからも注視したいと思います。