日本に帰ってきたわけ①








Beach Pressのプレゼントに応募していただくときに、七面倒くさいアンケートに答えていただいているんですが、みなさん、ほんとうに、とても丁寧に答えてくださっていて、死ぬほど参考になったり、ちょっとうれしすぎて泣きそうになったりする今日この頃。常にうれし泣きなわたしです。

このサイトを通して感じてほしいことをそのまま回答してくれる人がいたりして、あーやっててホントに良かったと、そして、わたしにも素晴らしいインスピレーションを与えてくれるブログを書いてくれてるオフィシャルブロガーの皆にも心から感謝せずにいられないのです。

本日は、嬉しすぎて泣きそうになったアンケート回答の一つを受けてブログを書かせていただきたいと思います。

そのアンケートの回答とは、私がBeach Pressでブログを始める前からやってるビキニのブログで、私がどーやってこのビキニと出会ったのかをダラダラと10回位に分けて書いたものがあるのですが、「行き詰っている時にたまたま見つけて読んだら元気が出ました!」と言うものでした。

コレです。
http://ameblo.jp/honey-girl-hawaii/theme4-10008435635.html#main

で、とりあえず、ハワイでHoney Girlと出会うまでは書いたのですが、何で日本に帰ってきたのかは後日!と言ったまま得意の放置プレー。今回のアンケートで“その後の話も聞かせてください”という事だったので、今日は私が日本に帰ってきたわけを書こうかと。長くなりそうだけど、手短にまとめるわよ。これからハワイに住みたいと思ってる人にも参考になるんじゃないかしら

【卒業したら1年働ける】
そう、ハワイで大学を卒業したわけですよ。めっちゃ勉強しましたわ。 レポート20枚!とか毎週普通に宿題がある世界です。結構シビア。未だに単位が取れなくて卒業できない夢とかたまに見る。くらい結構大変です。が、大変な思いをしたら、そのあと1年間かなりラッキーなおまけが待っている。OPTだっけ?っていう、大学卒業したら、アメリカでとりあえず1年間働けるのです。この時点で、大学行くならば最低5年はハワイに住める。ま、お金があれば。の話ですが。私はラッキーなことに、おばあちゃんにたかったら出してもらえることになりまして。もう死んじゃったけど、ホントに感謝してるわけ。ばあちゃんがいなかったら今の私は絶対にない。

で、働けるというわけで、仕事探しを始めました。卒業した学部に関係する仕事を見つけなければならないのですが、私はCommunication(情報科学的な学部)学部を卒業して、なぜか無理やりホテルで働くことにしました。求人情報を色々と探して面接に行くわけですが、最初に行ったホテルは落とされました。で、二つ目に受けたホテルで無事採用していただいたのですが、いやしかし、あんな土人と化したキンパツの日本人が正々堂々とホテルで働けるって、なんて素晴らしいんでしょ。日本じゃ1000%ムリだね。

でもあれですね、面接っていうのも不思議なもので、一つ目のところはなんとなく自分でも、違うかも。って感じがしたのです。面接官と合わないっていうか。それが、二つ目に受けたWaikiki Joy Hotelは、当時のマネージャー、ビッグなローカル姉さんとの面接だったんですが、この人は、とにかく、会った瞬間に、お!って思いました。絶対ここだわ。って。直感派なんで。そしたら、「採用しまーす!」って。やっぱりね~♪みたいな。

【ホテルでのゴキゲンな毎日】
あのホテルで働いた1年間は、私の人生の中でも最高に楽しかったひと時でした。お給料は全然良くないんですよ。時給$12。しかも、閑散期は週4日とかしか働かせてもらえないわけです。ただ、一緒に働いてた人も素晴らしかったし、フロントデスクだったんですが、楽しくて仕方なかった。私のシフトはほとんど毎日14:00-22:00。だから、午前中は思いっきりサーフィン出来るわけ。で、勤務先からちゃりんこで2分くらいのところに住んでいたから、毎日ギリギリまで海に入って、びちょびちょのまま出勤。みたいな感じです。そして、もちろんNO残業。22:00を少しでも過ぎると、ちょっと!もう帰って!って感じでした。

ここで、ホテルのフロントデスクのお仕事を簡単に説明します。まず、もちろんチェックイン、チェックアウトが中心になるわけですが、とにかく、ホテルのフロントっていうのは、何でも屋。フロントに来るおかしな人の対応から、客室からの様々な要望まで、とにかく一日中いろんな人のお願いをバシバシ解決していくわけ。一人でフロントを担当する時間帯が数時間あるんだけど、そのあいだに、予約の電話と、客室からシャワーが壊れた!って連絡と、チェックインの客が重なる!とかしょっちゅうでした。はじめの頃は完全パニクってたけど、あのホテルで学んだことの一つは優先順位のつけ方ですかね。一番緊急を要しているのは誰かを瞬時に判断するわけです。この場合完全にシャワーです。予約の電話は後でかけなおします!で、チェックインのお客にはお待ちいただき、先にシャワー直してもらうわけです。たまに、保留にしてた電話放置して忘れたりしてたけど。5つ位の要求が一気に来たのを瞬時に片づけた時なんて、自分が神に思えたものでした。

私が働いていたWaikiki Joy Hotelは、全ての部屋にジャクジーがついているのがウリで、それを、ゲイコミュニティに広くプロモーションしていたので、宿泊客がとにかくバラエティ豊かで最高におもしろかった。日本人の観光客ももちろんたくさんいるのですが、いやもうゲイのお客さんの数がハンパない。そしてゲイのみなさんは本当に楽しい人ばかり。リピーターが多いので、数か月もすると顔見知りになり、久しぶりに会うと、「あらやだ~♥お元気だった~??」って感じなわけです。 本格的な女装系もいたし、めっちゃイケメンでマッチョなおじさんとか、とてもラブリーなメンズカップルとか。一日中そんなおかしなお客さんとフロントでお話です。

ある日、IKKOみたいな女装系ゲイのお客さんが、部屋でパーティーしすぎてガラステーブルを割ってしまいました。残念ながら、お客さんの責任なので弁償してもらうことになったんですが、お金を支払ってもらって、領収証を書くに当たり、ゲストの登録にはMr.~って名前が書いてあったので、そのまま書いて渡したわけです。そしたら、唇をとんがらせて、「ちょっとアンタ! ミスターじゃなくてミセスよッ!お間違いなくッ!」ってプンプン怒られた。

・・・・やっぱり、1回じゃ書ききれないので2回にわけます。

そんんじゃ、またね!