たまにサーフィン教えたりするんですが、
今日もとても良い天気&水温も暖かい中お二人教えてたんです。
うねりだけはしっかりある、ほとんどショアブレイク。
ボードふっとぶ、ちょっと危険なスクールだったわ。
茅ヶ崎でスクールってほんと大変ね。鵠沼とかの方がきっと習う方も楽しいと思うわ。
せっかくこんな楽しいサーフィンを教えるなら完璧なシチュエーションで教えたいわけ。
モモ~腰くらいでさ、沖からずーっとブレイクするワイキキみたいな波。
ワイキキはほんとにパーフェクト。あそこでサーフィンを覚えたから私は抜けられなくなった。
ワイキキサーフィンでハマらない人はそれからハマることはないと思うわ。
不思議なもんで、人の人生を狂わす(っていうか正す)ほどの魔力をもったサーフィンも
ハマっちゃう人もいれば、全然ハマらない人もいれば、好きだけど夏だけ、とか言う人もいる。
夏だけ、っていうのが私には一番不思議な人種かしら。
私は完全に嵌められ人生狂わされた一人。
うちの母の悩みはそんな私。
『あ~ほんとに困ったわね・・・あなたいくつになったと思ってんの。
結婚もしないで波ばっかり乗って、これからどうするの・・・。』
『じゃあさ、ろくでもないメンズと結婚して不幸街道まっしぐらな娘と、
毎日サーフィン出来て心から幸せな娘とどっちがいいのよ。』
『そういう問題じゃないわ!』
っていつもこんな会話。
やってない人にはこの素晴らしさは理解してもらえない。
それはわかってるから母に説明することもなかったわけ。
そんな折。母より電話が。
『あんた、今BSでなんかサーフィンの番組やってるよ。
えらい大きな波に乗ろうとしてはるわ。早くみなさい。』
あら。そんな情報が母から。なんて珍しい。
っと思いTVをつけたらやっていたのがBIG WEDNESDAY。
サーフムービーといえばビッグウェンズデーかエンドレスサマーでしょ?
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=5hFH3q5bz1Q[/youtube]
残念ながら母が電話してきたのは、終了15分くらい前。
まさに大波に乗るクライマックスで、
私がTVをつけたら、ジェリーロペスが大波をクルーズしてる場面でした。
さて、15分で映画は終了し、ちょっと残念だったところに、
即効母から電話がかかってきたのです。
『ちょっとあんた!、サーフィンってすごいわー!あんなすごいもんやと思ってなかったわ。あんな大きな波アンタも乗るの?(乗らん乗らん)いや~、海はきれいだし、波はすごいし、それよりなによりアンタ、サーファーってかっこいいわー!私惚れたわ。だいたいあの体がいいわ!たくましいわ!あんないい男はその辺には歩いてないわ。アンタがサーフィン好きになるわけだわ。あたしもあんな彼氏ほしいわ!これはいいわ!!』
って大絶賛・・・(´・◞౪◟・`;)・・・
入口若干間違ったけどいいか。
私もFINE読んで、サーファーかっこいいってのが入口だったし。
最終的にサーフィンは素晴らしいものだという事があの15分で分かってもらえたわけで、
それが、波に乗る気持ち良さだろうが、
たくましい体を持ったサーファーだろうがどっちでもよろしい。
いやしかし、60過ぎても逞しい筋肉と言うのは女をああも興奮させるものなのね。
胸板より腹が出てる日本男児は心から考え直した方が良い。
女は筋張った筋肉に萌えるんだってば。