前回からのつづきです。感情解放の最終段階。ほんとの意味でどうやって自分を受け入れるか、そのテクニックになります。
感情の裏にあった欲求が分かったら、(おっしゃ!ありのままの自分を受け入れればええねんな。)ってみんな頑張り始めるのですが、そんな簡単に自分のこと受け入れられないし、愛せないし、安心もできない。しまいには頑張っても自分のこと愛せない自分をさらに否定し始めてもっとややこしいことになったりします。この最後の6段階目が一番むずかしいし、時間がかかる作業ではありますが、完全に可能です。わたしのおすすめの方法はアファメーションと瞑想。
アファメーション
今の所信念を書き換えるのにもっとも有効な方法だと思っています。信念は何十年という時間をかけて繰り返しそれが正しいと思わされてきたことで、簡単にいうと洗脳なのですが、アファメーションはリバース洗脳のようなものです。自分にとって不要となった信念が明確になった今、逆の信念を植えつけるためのものです。上の例で分かった信念は「私には女性として愛される価値がない」でした。逆洗脳のためのアファメーションはたとえばこのようなものになります。
「わたしは存在しているだけで女性として愛される価値を元々持っています」
これを毎日書いて読むだけ。脳内には「私には女性として愛される価値がない」というぶっとい神経回路が何十年かかけてできあがっているのですが、逆のアファメーションで自己洗脳すると元の神経回路は縮小し、「わたしは存在しているだけで女性として愛される価値を元々持ってる!」という新しい神経回路ができあがっていくのですが、それに要する期間はだいたい3週間といわれてます。
瞑想
私が実践している坐禅では、ただただ坐って自分の頭の中で起きていること(思考や感情)と五感(音、見えるもの、肌で感じることなど)で感じることをそのまま観察します。最初は自分の中で起きることと同化してるんですが、瞑想をつづけていると、その自分を「見守る人」がでてきます。起きたできごとを脳内で反芻し、感情を思い出してギャーってなってる自分を観察して見守ってる人がいることに気づくようになります。この「見守る人」は本当の自分です。そしてこのほんとの自分はいつだって完全に穏やかです。どれほど不安になっていようが見守る人はまったく不安じゃないんです。
つまり、この見守る人に戻ればいいということです。簡単ではないんですが、そういう自分がいるということを認識するだけで、外側で起きるできごとの捉え方が変わってきます。相変わらず感情的に反応してる自分もいるけど、見守るほんとの自分がいつもいて、そこに戻ればいいってことがだんだん分かってきます。私にとっての瞑想はこの安心感を与えてくれるツールです。
本当の自分に戻ればいい。あなたは元々愛される存在です。てよく聞くけどどうやったら愛せるのかまで教えてくれないよね。そう思えないのは、長年そうじゃない(何かしないと愛されない。そのままでは嫌われる)と洗脳されてきちゃったから。自分を受け入れる、自分を愛する、自分に安心するっていうのは思考で簡単にできることではなくて、こういったテクニックの助けがあって少しずつ達成されていくことだと思っております。
・まずは肉体レベルで感情エネルギーをクリアにする
・感情の裏にある信念と欲求を明確にする
・アファメーションで信念を書き換えていく
・瞑想を通してすべての欲求はじつは最初から満たされていることに気づく練習する
という感じでしょうか。このやり方をお伝えするセミナーが11/17の無料セミナー。アファメーションの書き方は12/8のセミナーでお伝えします。
最後に大事なこと。4つの欲求があるって言ったけど、結局人間の最大の欲求は安心したいってことだって結論に辿りついてます。自分の思い通りになったら安心。認められたら安心。自分が特別だってわかったら安心。安心だってわかったら安心。なの。だから、人間は安心を思い出すためにまったく安心じゃない地球にやってきた。肉体として産み落とされる前、お母さんのお腹の中でわたしたちはみんな完全に安心だった。その自分は変わらず存在していて、その自分を思い出すジャーニーってことですわね。死んだら思い出すんだろうけど、死ぬ前に思い出したいよな。オホホ。
年末イベントだらけです。
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