ハワイに住んでたころ、来る日も来る日もバカのひとつ覚えみたいに毎日一緒にサーフィンしてた姐さんが膵臓癌で死んじゃったのは4-5年前？！彼女は亡くなる7年前くらいだっけ？に乳がんになって、手術はしたけど化学療法はやらなかった。食事にはとりわけ注意するようになって、サーフィンもバリバリ復活して新たに航空会社の仕事についていろいろ楽しそうにしてた。そんなある日。わたしがバリに着いてランチしてた時。ハワイのカービー隊長から突然電話。
「えりちゃん、伝えるのがほんとに難しいことなんだけど、まきちゃん死んじゃったよ。」
って電話で伝えられた。

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Facebookでいつもくだらないネタをアップしてたのが、そういえばこのひと月ほど見なくなってた。そして最後の方の投稿では薬が嫌いな姐さんが、
「サーフィンするのにステロイド打たなければならないほど背中が痛い。寝違えたにしても痛すぎる。乳がんの時でさえこんなこと思ったことないけど、このままサーフィンできなくなるんじゃないかと思ってる」
って弱音を吐いてた。

膵臓癌って、わかった時には手遅れっていうけど、彼女はどうやら発覚後2週間で亡くなった。しかも、まわりの誰にも言わず。姐さんの友人のほとんどの人が初めて名前を聞く日本人の女性だけが病院で姐さんの最後の面倒を見ていたという話を聞いて、最後までどんだけ人に気を使うんだこの人は。って思った。

「膵臓癌の人はな〜、面倒見がめちゃくちゃええから葬式にくる人数ハンパないねん。」
って父が言ってたんだけど、身寄りのない彼女は遺骨を海に返すことを望んでいたようで、お葬式などはなかったんだけど、もしお葬式したら本気でハワイ中の人が集まったと思う。それくらい姐さんを頼りにして信頼してた人がたっくさんいた。姐さんは自分のことはさておき、いつでも他人優先で、面倒見がよすぎて、きっと彼女のことを知ってる人ならだれもが一度はなんらかの形でお世話になってたんじゃないかと思う。わたしがハワイに行くっていったら、忙しいのに毎日かならずいろんなとこにサーフィン連れてってくれておいしいごはん食べさせてくれてた。

今頃あちらでいろいろ勉強中だと思いますが、人のためにやりすぎたなーって思ってるはず。

わたしの周りでガンになる人見てると、みんな他人優先なんですね。

・頑張り屋
・いわゆる「いい人」
・自分は後回し

みんな無意識にやってるのがやっかいなところですわ。全人類におすすめしますが、この他人を優先する生き方とにかくいったんやめてみるといいです。自分ファーストにしてみるんです。

何かやる時
何か頼まれた時

自分がやりたいかどうか。だけ考えるの。
本当にやりたいことだけやるの。
自分が心地いいことだけやるの。
今の自分の人生も含めて。その生き方、自分が本当に生きたい生き方ですか？
魂がヒャッホーウってなる生き方ですか？
誰かのために生きてない？
誰かを困らせたらいけないから。嫌われたらいやだから。
他人にどう思われるかが基準になってない？

クライアントさんに、たとえば「そんなに嫌な仕事なんてとっととやめちまえ！」って無責任なことをわたしはしょっちゅう提案すると、
「人手不足だしきっとわたしが辞めたら困ると思うんです。」
とかおっしゃるんですが、全力で
「ねえ、絶対困らないからw」
って教えてあげます。あなたがいなくても代わりは見つかるから。でもあなたのやりたいことしてあげられるのはあなたしかいないねん。

相手のためにすることが、自分の魂の喜びだったらそれでいいけどね。そうなると見返り求めなくなるはずなんだけど、感謝されないことにオコる人は全員魂の喜びからの奉仕じゃないんだわ。

なんかねー。若いのに癌になる人が多すぎるので、ここ明確にしときたいと思いました。もちろん食事や毒物といった物理的なこともかかわってきますが、ガンは体からの究極のメッセージ。聞き逃したらいったんこの人生終了になってまた同じことやり直し、っていうオプション出てきちゃうので、ほんとちゃんと聞いてあげて。

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