どこを取ってもインボーじゃないカオスすぎるお金の作られ方|前半








こういうことだっていうのはうっすら知っていたけど、なるほどガテンがいった。お金ってなんなんだ!むちゃくちゃじゃーないか。
まずはなにはともあれ読んで or 見てみて。

映像でご覧になりたい方はこちらでどうぞ

こちらのビデオの要約です。

お金の作られ方

中央銀行はお金を刷ることができるのに、なぜ一生働かされるのか。どうやってお金は作られているのか。

1.インフレ
物質的なお金には紙幣とコインの2種類ある。
物質的なお金は経済の3-8%しか構成してない。
10ドル札は3セントで製造。つまり9.97ドルが政府の利益=SEIGNIORAGE通貨発行益
税金を減らすことができる(はず)

じゃあなぜ刷りつづけないか
国を運営する政治家が悪用するから(たとえば戦争の資金とか)。
お金が増えすぎるとインフレなってお金の価値がなくなる
アルゼンチン、ジンバブエ、ベネズエラが好例

何千年も金がお金の代わりだった
71年ニクソン大統領時代に金の裏付けがなくなってお金の価値が無限に上下するようになった。ドルが準備通貨として支配的だったので世界の通貨は打撃を受ける

2.プライベートバンクと借金ベースのお金
プライベートバンキング:銀行や金融サービス会社が、主に高額所得者や多額の資産を持つ富裕層(に提供する銀行業務、投資業務、その他の金融サービスのことである。

プライベートバンキングなど民間銀行組織がほとんどのお金をこしらえてる
流通してるお金の97%は銀行がデジタル化したもの

預金をすべておろされたら困る→預金額より多いお金を作ることを認めたので、政府がお金の発行をアウトソーシングするようになった。

1704年イギリスの約束手形法
”返済するなら20ドルとして使っていいですよ”という手形
現代ではデジタル化され、それを借金とよぶ。借金ではあるがお金として使える。

たとえば。銀行でローンを組む(=借金)その度に銀行はコンピューターに金額を入力するだけであたらしいお金を作ることができる。銀行は利息つけて利益を出す。

たとえば5000万の家をローン組むと銀行はその5000万を作って(入力して)あなたは5000万の借金を負う。その借金は利息と共に返済しなければならない。5000万を受け取った家のオーナーはそのお金を自由に使える。

つまり・・・
見方を変えるならば現代では借金=お金。
その借金は金融機関にとっては資産
借り手にとっては返済義務が発生する

重要なのは、銀行でお金を借りる時、そこにじっさいの紙幣はないということ。銀行が入力した数値でしかないということ。そして銀行はその存在しないお金から利息を得ることができる。ローンを完済すれば借金は消えるが銀行が受け取る利益はそのまま。

銀行にとって不動産は最強のツール。借金を返せない場合は家を取り上げることができるから。銀行は不動産への投資を増やしたので住宅価格は高騰。銀行はさらに利益を出している

3.預金
銀行に預けたお金はあなたのものではなくなる。銀行のもの。10%は準備金としてよけといて90%を貸し出すことができる。借りた人は別の銀行にあずけることも可能。その90%をさらに貸し出しする。部分準備銀行制度

つまりこゆことです。100万円預けたら世に出回るお金はこのように増えていく。

2020年には準備金なしにお金をいくらでも作っていいことになった。銀行は預金を使ってさまざまな金融商品に投資。

4.借金
借金とは銀行でローンを組むこと。景気がよくなると人はローン組んで普通なら買えないものを買う。経済活性化するが、返済できなくなって銀行は貸し出ししなくなってデフォルト〜経済悪化。

歴史上自然に起きてきたが、2008年すべてが変わった。銀行は巨大になりすぎた。銀行はお金の供給に必要不可欠になった。銀行が倒産しそうになったら国が中央銀行を使って救済。銀行がつくるお金の97%は借金としてつくられているので、返済されなければ世界的経済の陥落もありえるが、銀行は中央銀行に支えられていて、中央銀行はいくらでも数字を入力するだけでお金を作ることができる。2008年のリーマンショック以来、世界の経済は生命維持装置につながっているようなもの。

CNBCのインタビュー:ジェローム・パウウェル(FRB議長)
「つまりあなたは世界をお金で溢れさせてしまったと?」
「そうともいえる」
「そのお金はどこから来るんですか?印刷してるってことですか?」
「そうですね。デジタル化させていますが。中央銀行にはデジタルなお金を造る機能があります。財務省短期証券***や債権やその他の政府保証債債権などを国から買うことで造るのです。これがお金の供給量を増やします」
***般に米国国債のうち満期が1年以内の短期債券のこと

つまり我々はこの借金を税金として返済することで国を助けている。国の収入のほとんどは税金と投資。その収入で中央銀行に利息と共に返済してる。プライベートバンクのような大きな組織の救済に政府が中央銀行を使う時、政府にはは借金が残り、それを税金として払うのは国民

まとめると
●プライベートバンクはローン(=借金)という形で97%のお金を作っている
●それはコンピューターに入力する数字である
●わたしたちのお金を法的に所有しているので銀行はそれを使ってギャンブルができる
●倒産させてはいけない巨大銀行は中央銀行がつねに助ける

前半ここまで。

ちゅーおーぎんこーおそるべし!ですな!お金どーやって作ってんのかってったら数字入力するだけ!って、えええ〜!!ほんとにそーだったんだ。そして、その入力しただけの架空の数字に利息つけて中央銀行はゼロからボロ儲けちゃん!ってどんだけえ〜〜〜!中央銀行になりたい!来年の目標にしよう。

日本の中央銀行の株は法律で定められているように55%を国が保有しているんだけど、残りは誰が保有してるのかよくわからない。そして世界の中央銀行のほとんどはロスチャイルド家の傘下にある。といわれているんだけど。たとえばアメリカの中央銀行である連邦準備銀行(アメリカ国内に12ヶ所ある)をじっさい誰が所有してるのかちょっとググってみたけど、いろんな情報がでてきて不明!ロンドン、ベルリンのロスチャイルド銀行やらCITI BANKやらいろいろ出てくるけど結局わからない。わからないってそーゆーことでしょ。笑。

ちなみに逆に傘下にない国はこちらです。
アブハジア共和国(どこそれw)
ボリビア
キューバ
イラン
北朝鮮
ロシア
シリア

アメリカがよくケンカふっかけてる国の名前が並んでおりますね。陰謀で片付けるわけにはいかないお金の仕組みを知れば、このシステムが持続可能でないことはわたしクラスの無知でもわかる。そして、もはや実態などどこにもないデジタルな数字でしかなくなってしまったお金にわたしたちはどんだけ人生左右されてんだって話です。アホらしい。いい加減、アホらしい。もうほんとにアホだ。こんなものに左右されてるアタスがアホ代表だ。

そーいえば怪しい株のせんせーが言ってたけど、銀行に50億以上(だっけな)預けてるとある日突然ゼロになるってw ほんとにゼロになったことあるって言ってた。数字でしかないからいくらでもそんな操作はできる。

ロックフェラーは「金の出る蛇口が手に入った以上、大統領の地位も議会も不要だ」と言ったといわれますが、そりゃもう最強ですよねw

いやー、アホらしい。アホらしいにも限度がある。どうしますかねこれ!
後半につづきます。