わたくし、旅には最小限の洋服しか持って行きたくないのに、行ってからこれいらねえな。ってやつが毎回2−3枚出てくる。そしてここ2年ほど冬は二ヶ月とか日本脱出してるんだけど、二ヶ月まぢで上下3枚ずつくらいとワンピース2枚くらいを着まわして、とくに何も問題を感じることはない。のに、帰ってくるとなぜか同じ服ばっかり着てると飽きてくるんだよ。なんでだ。
さてと。今日は洋服のはなし。これ、前から思ってたんだけど、今日あゆと洋服の話になったんだよね。何の話かっつーと、
どの店行っても同じ服しか売ってない!!
ってこと。たとえば近所にモールがあるんだけどさ、洋服屋が死ぬほど入ってるわけじゃん。でもどの店行ってもなんか同じような変なワイドパンツと変なブラウスみたいなのばっかりなんだよねw 買いたいと思うものがなにひとつない。こんなにないの?ってくらい、ない。いや、ほんとに、おたくのワイドパンツと、隣の店のワイドパンツと何がちがうんです?っていうか、ワイドパンツしか売ってはいけないんですか?つうくらい同じような服がいっぱいで、なんつーか、個性がないし、無難だし、おもしろくない。
トレンドとかあるのはわかるけど、あんだけ同じような服ばっかり売られてたら、どこで買っても一緒だし、選ぶたのしみもないよね。全員同じ格好しとけってハナシだわ。あの大量の没個性満開な服の山見てると、きっとものすごい量の過剰在庫出てるのが眼に浮かぶし、その売れ残った在庫は捨てられ、燃やされ、最悪埋め立てられてるらしいじゃん。今時のアパレルの定価の消化率とか激低いんじゃないかと思うよね。
そもそもアパレル業界って何割かは売れ残るのが前提で作ってるけど、そのシステム自体おかしいし、だいたい作りすぎだし、まぢ、経験済みだから言うけど、洋服ってそんなにいらねえし。いや、それでもやっぱあたらしい洋服はテンション上がるし、氣分に合った色とか着たいし、たとえば今時ブーツカットのデニムとかちょっとこっぱずかしいから、あたらしい服を定期的に買ってしまうんだけど、その量は圧倒的に減った。
そして最近本当に思うのは、買うなら個人経営してるブランドとか応援したいってことだよね。あの同じ洋服の山見てたら、ひとつの時代の終焉を見ている氣がしたんだよ。最近さ、食べ物もなんでもそうだけど、大量生産の時代はすでに終わってんだよね。少なくとも私の中では終焉してるし、自分が買い物するときは、どういう人が、どういう思いで作ったのかっていうのをまず最優先にするようになったわ。
そして、そういう魂込められたものって基本バイブスがいいから体にもいいし、身に付けるものなら着ていてとても居心地がいいものだ。だからわたしはチエコとユウコがやってるIndigo Seaを心から取り扱いたいと思ったんだよね。バリで染め工場まで見学行って、オシャレ感イチミリたりともないインドネシア人のお兄ちゃんたちが一枚一枚染めているところを見て、こりゃ広めなきゃだめだなと思ったわけ。地球を汚染しない方法で、一枚一枚丁寧に手染めしてるんだよ。そりゃバイブス高い洋服ができあがるわけですよ。そんな洋服を身にまとうってあのみんな大好き波動ステッカー貼ってるのと同じことだわ。素材とか、染め方とか、地球のことを考えた製品を身につけてると、あきらかに心地がいいんだよね。地球を汚さないようにって思いがこもってる製品はすべて氣持ちいいよ。
ま、そんなこと言ってるアタスのクローゼットもまだまだほとんど化学繊維&染料だけど。でも、着たくなるのは圧倒的に草木染めやオーガニック製品なんだよね。着ればわかる。着なきゃわからない。感覚のハナシだから。それにこれからは地球が喜ぶビジネスしか残っていけないと思う。それが地球の選択だから。大企業が草木染めとか始めてくれたらいいのに。ま、取引先がインドネシアのあのユルさ加減じゃ無理だろなw
Indigo Sea…見てみて。まぢバイブス高いから。売り切れアイテムも出てきてるよ♪