それでもやっぱり茅ヶ崎は最高だ








今日から別のお部屋にお引っ越しした。今までひと月ちょっと泊まってた部屋が最高すぎて、できればずっと泊まってたかったんだけど予約が取れず、近所に引っ越し。

フランス人がオーナーの建物の一室なんですけど、バリ度低めな最高に居心地よい部屋でございました。バリにはめずらしい隙間感ゼロな密閉空間なので、虫もいないし、バスルームもきれいだし、いうことなし。

このオーナーのおばちゃんが、相当やり手のビジネスマンぽくて、この部屋も、カフェとフィットネス併設、他にもカフェを数件やってて、貸してる部屋も20軒以上。バリってそういう投資ビジネスやってる外人がやたら多い。そもそもみんなカネモなんだろうけど、何十年という単位で土地借りて、ヴィラ建てて売ったり貸したりしてはるわ。

そもそもカネモちも多いけど、ここ、ほんとに自由な生き方してる人が世界中からいっぱい集まってる。今日雨宿りしてたカフェで出会ったドイツ人の女の子も同じこといってた。20歳。ホリスティック栄養学をオンラインで勉強してるそうで、どこでもできるから、バリに数ヶ月滞在してるらし。

「バリっていろんな国から、自由な感じで仕事してる自営の人がいっぱいいるから、ものすごく刺激になる!わたしはこれからどういう仕事をしようかって考えたときに、ここの人たちを見てると、やっぱり会社で働くとか無理だなと思うわけ。わたしは仕事を選ぶ基準でもっとも大切なのは情熱だと思う。情熱さえ持ちつづけられることがあれば、それだけで上手く行くって信じてる。安定をもとめてつまらない会社でつまらない仕事してる人とか多いけど、そもそも存在しない安定なんてもののために、やりたくないことやってストレスまみれな人生とか送りたくないわー。まじムリ!」

今時の20歳って、進化してらっしゃいますね。一緒に話してたカフェのお姉ちゃん29歳、インドネシア人と中国人のハーフは、つい最近10日間のヴィッパサナ瞑想やってきたそうで。10日間、誰とも口聞かない、目も合わさない、本も読まない、ネットも見ない、何かを書くこともできない。食事は朝昼は好きなだけ食べていいけど(でも食べ過ぎると眠くなって瞑想できないから食べれない)、夜はなんと果物一個だけ。一日10時間くらい瞑想したってよ。

今時の若者は留学とか興味ないって話をよく聞くけど、わたしは若いときに海外で長期間過ごしてみるっていうのは大アリだと思う。視野が広がるわ。世界にはいろんな人がいて、いろんな生活があるのを見ることで「普通&常識」の基準が崩れ去る。自分の中でできあがってた、謎の「普通」の崩壊ほど大事なことってない。

わたしもありがたいことに、長いこと海外放浪させていただいたけど、わたしはやっぱり清潔で、虫いないし、いろいろ便利な日本ってほんと住みやすい所だなって思うね。清潔だわ。わたしにとって清潔感死ぬほどだいじみたい。だからやっぱジャングルとか住めないw そしてとくに湘南は本当に最高なところだなと改めて思ったりするわけですよ。

日本にいると、あの、なんともいえない窮屈さ?みたいなのを感じることも多いので、いっそ、海外に移住・・・とか考えるけど、ま、はっきりいって、どっかの現地人と偽装結婚でもしないかぎり海外移住なんて現実的な話ではない。ハワイに住みたいとか、オーストラリアに住みたいとか、バリに住みたい。とかけっこう気軽にみなさんおっしゃるけど、国境という見えない線が引かれている地球におきまして、海外移住ってけっこうハードル高いからw 言葉の壁もあれば、お金もかかる。リアルにステキな外人の旦那でも見つけないかぎり、はっきり言ってむずかしい。バリはビザが比較的取りやすいけど、それでもみんな、数ヶ月に一回飛行機で国外に出て、その度に飛行機代はもちろん、ビザ代にけっこうなお金払ったりして、大変そうだわ。

こうしてひと月以上バリで暮らしてみても、やっぱ茅ヶ崎さいこーって思うわ。それだけでもちょっと日本出てみてよかったと思うわ。ただ、とにかく寒いのがヤだ。っていうのと、長期間サーフィンできないストレスを減らしたい。だから、茅ヶ崎ベースに波がないときと、寒くなったら暖かい所に行ければそれでいいや。

ちゅか、それ最高やん。
それで行きますわ。