数年前、バナナさえあればアイスクリームができるというマシーンが発売され、意気揚々と買って、最初はおもしろいしおいしいので使いまくってたのが、結局あまり使わなくなって友達に譲った。普通にバナナ食べていればそれで満足だったのだが、やはりこの時期になるとアイスクリーム的なものを欲する。
そこで、考えた。べつにあのマシーンがなくても、冷凍庫とフードプロセッサーがあればできるのではないかと。先日ネットでアボカドチョコレートムースとかいうレシピを見たのを思い出し、そうだ、アボカドの油分があればきっとすばらしくクリーミーになるはずだと思った。
いつものように超適当に作ってみたら、衝撃的においしいチョコレートムースができ上がった。一回目はチョコレートムースのまま食べてしまい、冷凍庫投入の隙が与えられることはなかった。2回目は半分で我慢して冷凍庫に放り込んだが、20分で出してしまい、ほぼクリームのまま食べてしまった(笑)。そして本日3回目。ようやくアイスクリームができた。
あまりにも濃厚で、あまりにも高級風味なアイスクリームができあがったので、みなさんにレシピを教えてさし上げようと思います。
濃厚すぎる高級風チョコレートアイスクリーム
二人分くらい。一人で食べちゃうけど。我慢すれば2人で食べられる。
材料
■アボカド 半分
■バナナ(熟れたやつ) 1~1.5本
■ローカカオパウダー 大さじ1.5くらい
■ココアパウダー 大さじ1.5くらい(ローカカオなければ、ふつうのココア大さじ3くらいでオケー)
■豆乳 適量 (何でもいいと思うけど。豆乳が日本で一番手に入りやすいので。もちろん無調整。調整豆乳とか意味わまりませんw九州産ふくゆたかの豆乳おいしい)
手順
アボカド、バナナをフードプロセッサーに投入。クリーム状にする。
豆乳を適量豆乳、いや、投入して撹拌。濃いクリーム状にしたいので入れ過ぎ注意。
カカオパウダー投入して撹拌
なめらかさを見ながら、固いクリーム状になるくらいまで豆乳足す。
この時点でもはや衝撃的においしいチョコレートクリームのでき上がりだ。味見をしてしまったら終わりだ。ここで我慢できるかどうかが究極のアイスへの分かれ道だ。
浅めの容器にクリームを移して冷凍庫へ。深い容器に入れると取り出せない。
カチカチになるまで待つ。
ふたたびフードプロセッサーに投入してスイッチオン。
クリーミーになったらできあがり!!
言っとくけど、これ、アボカド入れなかったら意味ない。アボカドの油分がすばらしいコクを与えてくれるのだ。ムースのまま召し上がっていただいてももちろん差し支えはない。わたくしのプレゼンテーションはあまりにもおいしそうではなかったので、写真は拾い物だが(笑)。流行のヴィーガン/グルテンフリーだ。(グルテンフリーアイスに喜々とする人の意味がわからない。アイスクリームに小麦粉は入っていない!w)子供にも安心してたべさせたいアイスクリーム。テンション上下が激しい子供は砂糖食べ過ぎ、血糖値急激変化させすぎだ。
カカオパウダーはiHerbでいつも買ってるよ。
いつもこれ買ってるんだけど、ずっと売り切れ。
Big Tree Farms, オーガニックロウカカオパウダー
なので、今はRAWではないけど、こちらのカカオパウダー使ってる。
Navitas Organics, オーガニック・カカオパウダー
ローカカオには酸味があるが、カカオはローストすると、酸味が減る。スーパーで売ってるココアはローストしたカカオパウダーだから、たぶんカカオの栄養は熱で壊れてるハズ。ローカカオはカカオの栄養そのまま残ってるけど、酸味が強すぎると食べにくいのでわたしは半々で使うことが多い。ただ、あの酸味に慣れると、普通のローストココアの味が物足りなくなる。