プロサーファーケリー・スレーターが語る食べ物と体の関係

前回ハワイへ行ったときに感じた食材3大トレンド。
ケール
キノア
チアシード

ケリースレーターが、オーストラリアのチアカンパニーという会社と仕事をしているみたいなんですが、そこでケリーが語ってたことをどうぞ。やぱりチアシードは良いみたいですね。

食を気にしだすと、”健康オタク”と小バカにされることの方が多いですが、気をつければつけるほど、あきらかにエネルギーが増えていくし、自分の体が変中からわっていくのがわかります。食べることに、意識的になるとはこういうことなのではないでしょうか。ぜひ読んでみてください。

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自分が食べるものに興味を持ちだしたのは20代後半になってからだ。気づくのがはやければ、もっと最高な10代を過ごせたのにと思わざるをえない。当時は食べ物と体調に関係があるなんて思っていなかったけど、旅と試合をしながら年を重ねるごとに、食についてより意識するようになった。今も、食にかんするさまざまな本を読み、体にどういう影響をあたえるのかを学んでいる。プロアスリートとして、そこは常に追い求めるべきだし、食にかんしてわからないことなどあってはいけないと思っている。

はじめて食に興味をもつきっかけとなったのは、健康食品屋で1ドルで買った”Dead Doctors Don’t Lie”というテープだった。食べ物や変性疾患や栄養不足ががどういった影響をもっているかについてのテープだった。食べるもの次第で体にいろんなトラブルがでてくるんだということをはじめて意識させられた。2003年には父が癌で死に、ほかにもさまざまな病気で死んだ友人がいた。自分のまわりのそういった状況を見ることで、自分の体と健康、そして体にどんなものを取り入れるかということに非常に興味をもつようになった。ぼくは何かを買うとき原材料の表示見ないで買うことはない。あの表示を読まずに買う人の気がしれない。

人は、”脂肪”と聞くと、すぐに”太る”ことを連想する。アメリカ人の食事は世界でもかなりローファットになっているのに、世界一肥満が多いのはなぜか。よい脂肪が脳、消化、関節などにもたらすばらしい影響をあたえるということを見逃している人が多すぎる。脂肪にはよい脂肪というものがある。ココナッツやアボカドは脂っこいと言う人が多いけど、アボカド、ココナッツ、チアシードなどはすべて自然が与えてくれたものだ。地球からあの状態で生えてくるわけで、加工もされていない。もっとも健康によい食べ物のひとつなのにもったいないと思う。

ぼくにとって食とは、それがどこから来たかわかること。The Chia Companyを訪れたとき、水、かんがい方法、雨季と乾季やその土地についていろいろ学ばせてもらったが、ぼくにとっていちばん大切だったのは、これを作っている農家と彼らの情熱だ。ぼくは、自分がやりたくないことはやらないタチなので、もちろんぼくの人生にそんな部分はない。ただただ自分の名前を商品に印刷するなんて馬鹿げている。ぼくは何かをするなら自分と同じ考えを持った人とやりたいと思っている。

”朝チアを食べれば、昼になってもお腹は空いていないしエネルギーでいっぱいだから、ほかには何も必要ない。”だって。

CHIA POD | Kelly Slater TVC from The Chia Co on Vimeo.