ハワイのライフガード♥Noland AKA Tamashiro

Interviewed by Maki Yamamoto

ハワイ州シティ&カウンティのライフガード、ノーランド”AKA”タマシロは、子供の頃から、海に接しビーチプレスの編集長エリツインとも仲良しの確かなイケ面でありイケMENです。が、イケメンだけではライフガードになることは出来ません。ハワイのビーチで私たちのことをいつも見守ってくれているあのライフガード達。全員イケメンに見えてしまいますが、今回、AKAにハワイのライフ―ガードってどんな仕事なのかをインタビューしました。

どのビーチでライフガード(以下LG)をしているの?
ハワイのイーストサイドにあるハナウマベイで三日、サンディービーチで二日、ライフガードになって6年になるのかな。

LGの仕事ってどんなことをするの。
ビーチと海の中が常に安全であるように監視すること。危険な事が起こる前にそれを阻止すること。起きてしまった事故に対処する事が僕たちの仕事。ハワイのライフガードはふつう週5日、9時から5時半までなんだけど、僕たちイーストサイドは7時半から4時までなんだ。

LGになるには、何が必要ですか?まず強いカレントや波が大きくても長い間泳げる事、アメリカンレッドクロス発行のCPR、高卒以上とアメリカ国籍が最初の条件だよ。そのあと筆記テストと体力テストを受けるんだ。それに合格したら過酷なレスキューテストがあって、ここで何人かが落ちてしまうんだ。LGになった後も1年に一回の体力テストにパスしなければならないんだよ。

ハワイには女性のLGはいますか?もちろん。イーストサイドのカイウラニ・バウワーは高校を卒業してすぐにライフガードになったんだ。子供の頃からワイキキでサーフィンをしてた彼女も今はサンディビーチの大きなショアブレイクにボディサーフィンするパワフルなライフガードだよ。

あなたがLGになったきっかけは?

僕の友人はみんな “いつもビーチにいたし、自然とこの仕事を選んだんだろ”って言うんだけどそうでもなくて、もともと、なにか最悪な事が起きたときに、その対処方法はなにかっていう事にいつも興味があったんだ。トラブルが起きた時にただそこにいて何も出来ないより、何かしたかったんだよね。LGは僕にあった仕事だよ。

休みの日は何をしているの?
サーフィン、ボディボーデング、パドリング、スイミング、フリーダイビング.休みの日もほとんど海にいるね。でもハイキングも大好きだよ。

お気に入りのサーフポイントは?
その日の状況によるけど、ノースショアならオフザウォールやサンセット、ここサンディビーチのフルポイントも大好きだよ。

日本から初めてハワイへ来るサーファーにおすすめのポイントは?
みんなワイキキが良いって言うけど、カヌーズみたいな混んでいるポイントより、ロックパイルレフトからボウルズライトの方がおすすめだね。ただビギナーの人にはワイキキかな。LGがいるから安心だしね。エヴァビーチのホワイトプレーンやワイマナロのベローズも遠浅で安心なポイントだね。

LGの質問はこれくらいにして、好きな食べ物は?

クアーズライト。

それはビールでしょ!

ハハ!スモークフィシュ。

自分で魚を捕って食べるの?

友達に取って来てもらって、そして料理してもらって、食べるのは僕だね。

ミュージックは何を聴くの?

何でも聞く!レゲエからエレクトリックロック、サーフィンの前にエキサイト出来る曲がいいね。でもダウンテンポな音楽もBGMとして聴くよ。

*どんな映画がすきですか?

ディープなのが好きかな。スナッチみたいな、アーティステックでエッジーなのがいいね。

*好きなサーファーは?

たくさんいてわからないよ。でも一人あげるなら、何でもこなすボンガ・パーキンスかな。彼はショート、ロングボード、スタンドアップ、カヌー、BBと何でも出来るんだ。

あなたのドリームガールは?

日焼けしていて、いや!そんなにしてなくてもいいかな。別にサーフィンしなくてもいいから海が好きで、いつもポジティブだったらいいね。

*往復フリーチケットが当たったら、どこに行きたいですか?

インドネシアかな。

*あなたに一番影響を与えたひとはだれですか?
いろんな状況で違うけど、すべてにおいては僕のお母さんなんだ。6人の家族を一人で養って来たんだ。

ビーチプレスの読者に一言!

どうかはずかしがらないで僕たちに話しかけてほしい。僕たちは君たちよりもっとはずかしがりやだから。

編集長のえりに一言!

エリ!久しぶりだね!ビーチプレスおめでとう!ウェブサイトがどんどん大きくなつて行く事を願うよ。カイザースでサーフィンしよう!

今日はいそがしいところ、ありがとう!

こちらこそ、ありがとう!楽しかったよ。
Thank you Aka and Maki!