こんばんわ!ごぶさたしてます。
バリに一週間行ってました。
サーフトリップで一週間って短い気がするんだけど、
バリって時間がゆっくり流れるから、一週間でもすごくたくさんいた気がする。
たった一週間だったけど、死ぬほど濃密な旅だった。
バリでは不思議なことがいっぱい起きる。おかしな島。
話したいことはたくさんあるんだけど、
とりあえず、本日は、調子に乗るな。というお題です。
飛行機から外みたら宇宙だった!
さて、何の調子に乗ってはいけないのか。
サーフィンですよ。サーフィン。
いやー。怪我しまくりの旅でした。
まず、初日。スランガンにいるお友達プロサーファーの脇くんにつれられて、
憧れのウルワツへ。
水が澄んでてとてもきれいでした。
崖の上から、波に乗っている人を見ると、そんなに大きくはなさそう。
肩前後。というわけで、早速入水。
メインのピークは譲ってもらえそうな雰囲気ゼロなので、
シフトして入ってくる、別のピーク狙って待ってました。
待てば来る。というわけで、何本か、楽しすぎる波に乗せてもらい、
ウルワツサイコー!!って感じだったわけ。
で、しばらくすると、となりのピークが気になって仕方がなくなった。
あそこから一本乗りたい。
一本くらいあそこから乗ってから帰りたい。
欲望という名の調子に乗りだした。
上げ潮と共に、なぜかサイズもどんどんアップ、
けっこうでっかいグリグリのセットが入ってくるようになってたんだけど、
一本、なんとか乗れそうな波がやって来た。
わたしよりちょっと奥にいたお兄ちゃんに、”乗せて~♥”と目くばせ、
鬼パドルでテイクオフ。
ボトムまで降りた!と思った瞬間に、ぐりんぐりんWAVEに吹っ飛ばされ、
吹っ飛ばされた瞬間に太ももに激痛。
なんとか浮上して、太ももみたら、流血。
しかも、脚痛くて持ち上がらない。
波は更にサイズアップしてるし、もー必死で帰った。
太ももからダラダラ流血しながら、崖の階段を上るのもままならない感じなわたし。
そんな血まみれの私を見た、崖沿いに点在するサーフショップのバリニーズ。
「しゃしん!しゃしん!!」
は?!
「しゃしんいっぱいあるよ!!」
いやいや、写真とかどーでもいいし。
でもちょっと見てみたいw
と思って、血まみれのまま、バリニーズが撮影した写真を
半分無理やりチェックさせられる。
「ティッシュとかある?!」
「ない。しゃしん買う?」
この人たち、あたしの流血事件には全く興味がない様子。
こいつらにつきあってたら、止まる血も止まらない。
いそいで戻って、連れてきてくれた脇くんに血まみれチェックしてもらう。
傷の幅は1.5㎝くらいで小さいけど、けっこう深い。
指で押さえてないと、パカ~ンと口があいて、
底なし沼みたいな真っ暗な傷口から、真っ赤な血がダダモレ。
荷物を置いてたお店に売ってた、ナゾの赤チンキみたいなので消毒しようということになり
底なし沼に、ナゾのチンキを数滴、つううか、ドボドボ垂らす脇。
焼き鏝で焼かれたような、信じがたい衝撃的な激痛が駆け抜ける。
痛すぎて、20秒くらい悶絶。
そのままなんとかホテルへ帰ったものの、
やっぱり手で押さえてないと、ぱかーん。だし、血もちゃんと止まってない。
ので、地元のクリニックにつれて行ってもらった。
ほとんどほったて小屋みたいなクリニックから、超やる気ゼロな女医が出てきた。
傷口見せると、”おえ~”って、医者とは思えない表情。どんな医者!!
でも、私を助けられるのは彼女しかいない。
「縫った方がいいね。ひと針。麻酔はしますか?」
って、麻酔しない人とかいるんですかー?!みたいな。
麻酔して、中途半端に効いたところで、ぶすっとひと針。なんかけっこう痛いんですけど。
なにはともあれ、傷口パカーンしなくなった。
とにかくですね、41にもなって、
知らないリーフのポイントで調子に乗ると、怪我します。
ひと針っていう中途半端な感じがまたわたしらしいところではありますが。
で、まだ調子に乗り続くので、続きはあした!
頭がよくなるお祭り?だかなんかの後。
早朝からバリニーズが全員海に入って浄化?しにくる。
ビーチバリニーズだらけ。
ホテル近所に生えてた蓮の花。蓮の花だいすき。
最終日の朝、クラマスでチューブセッションする脇くん。
わたしにはデカすぎ&グリグリすぎた。
クラマスビーチの朝もや。