わたしが23歳でサーフィン始めたときに思ったのが、ああなんでもっと早く出会わなかったんだろうってことだったんだけど、それほどわたしにとってサーフィンはあまりにも衝撃で、今でもワイキキでボディーボードで初めて乗った波のことは鮮明に覚えております。あれから22年生きてるけどあの衝撃よりすごい衝撃は未だないね。
いや〜。そう考えるとかれこれ22年も波に乗りつづけてるんだけど、そんなにやっても飽きないことがこの地球上に存在していることに驚くし、そんなものに出会えてしまったアタスってやっぱちょーラッキーだし、サーフィンに対する情熱はわりとハンパないと自負してたんですが、今回ハワイのカービー隊長と一緒にスマトラへ行って、彼のサーフィンへ対する情熱を目の当たりにしたとき、わたし情熱なんてうんこ以下だったってことが判明したw
とにかく隊長は朝が早い。6時過ぎに明るくなるのに、30分で着くポイントへ行くのに4時半集合させられる。あたすは早起きしすぎるとまぢで1日具合悪くなることが多いのでもちろん参加できないw。後発隊だ。そして晩御飯時は翌日の予定を潮に合わせて分刻みで立てる。そんな人がほかにもいたなと思ったら、サーフヨギのジョニーさんもそんなだ。動きが止まると死ぬ回遊魚タイプだ。
隊長は毎日夜明けとともに海に入る。だれよりも先に海に入る。暗いうちから入ってる。あたすは鳥目で波見えないので明るくならないと入らない。目が見えない、朝は具合悪い、と、いろんな理由を見つけては早起きサーフィンを避けるという、すでにその時点でサーファーにあるまじき姿勢でわたしはサーフィンに臨んでいる。朝一番で海に入って上がってくる隊長はこの顔になってる。
そして早起き隊長は、そのだれもいないポイントでいい波を当てたいという情熱のおかげで、この旅ですっげー波を当ててしまった。もともとつねに波は当てる人だし、当たらない旅には行かない人だけど、今回のあたりっぷりは普通じゃなかったらしい。すごい波に乗って帰って来た隊長は目がギンギンになってた。
その時の模様は隊長のブログをお読みいただきたい。同じ日に入ってたサーファーがアップした動画があるのでぜひご覧を。やばすぎるから。そして隊長のこのストーリーもやばい。そんな出会いがあったなんて知らなかった。
HATI HATI: Indonesia’s First Mega Swell
(氣をつけて!インドネシアのメガファーストスウェル)
http://go-naminori.com/kirby/?p=73572
隊長が“バックドアよりヘビーだ。失敗したらあの波は死ねる”と言った10フィートのインドネシアンバレルに、隊長は新品の6’2″に新品のフィンをつけて入った。もはや完全なる変態の領域。ここでもクレイグとチッパが入ってたんだって。
この25年インドネシアに行っててなんでも見てなんでもサーフしたと思っていたが今回の旅でまだまだ知らないことが多いと実感した。最終日に僕らがサーフしたこんな波は初めてで世界のどこにもない。賭けて1時間半そこまでドライブして行ってみた。そしてその賭けで大きく当たった。だって僕の人生でもとても思い出に残るものだったから。
情熱とはこのことをいう。だれも体験したことのない最高の波をどこまでも追求することだ。あたすがサーフィンに対して持っていると思っていたパッションは、まったく情熱などではないことが判明したw だいたい早起き嫌いだし。毎日波に乗れればべつにクオリティそこまで追求しないし。ま、だから定期的に波のない湘南から毎日波のあるところへ脱出したくなるくらいで。今でも年に数回は5時起きとかできるけど、5時に起きても1.5時間はエンジンかからないから海入るの早くて7時だもんなw 早く起きる意味がなさすぎる。
いやーでもまぢで50歳超えてもあのパッションを保ちつづけてる隊長はまぢエラいと思った。アタスはLAZYだ。今日も7時に起きたけど今9時半。何もしてねえw でもそれでいいんだ。それでもたまにミラクルな波乗れるからいいんだ。ま、でも今回隊長があの波当てたのは、アタスのバイブスステッカープレゼントしたからだと思ってっけどね!!w
ビキニカスタムオーダー受付中。
色、サイズ、形を選んでオーダーできます。
ビキニお取り寄せ↓↓↓
http://www.tropicofparadise.com/?mode=cate&cbid=1985030&csid=0&sort=n