人類みな摂食障害








珍コロもウクライナもインフレも食糧危機も選挙も宇宙人も。すべてがもはやどうでもいい世界に来てしまうとつまんないっちゃつまんないよね。数年前までは必死に調べてコーフンしてたんだけど。「茶番」でひとまとめにすりゃいいだけだ。それが分かったらあとは自分がたのしいと思えることに没頭しとけばいい。誰かのブログで「今の望みは何?」ってあって、まっさきに浮かんだのが「人を癒したい」ってことだったわ。次回の筋トレスケジュールそろそろ立てよかな。


わたくしバリ来てから感情筋トレの個人セッションを2件やってるんだけど、何が不思議って、もちろんこの二人に繋がりはないのに、ひとりは過食症、もう一人は拒食症!そんなことある〜?!しかも二人とも普通の摂食障害じゃないんだよね。わたしにお手伝いできるかはわからないけど、今までの筋トレの効果を考えれば絶対に効果があると思ってる。ただし、わたしはやり方を伝えるだけなので本人が本氣出してやらないかぎりなんの効果もないけど。

これを機に摂食障害について調べてたんだけど、この本はかなりおすすめ!

リズ・ブルボーさんの本はどれも感情と肉体がどれほど密接に関係しているかがよくわかる。これ読むと摂食障害ってたいそうなものじゃなくて、人類みな摂食障害だってことがよくわかる。

たとえば子育てにおいて赤ちゃんが泣いてどうしようもないと、親はとりあえず哺乳瓶だったり甘いおやつを子どもの口に突っこむ。わたしたちは本当に欲しいかに関係なく口に入れられるのを繰り返すことで、大人になっても感情的にどうしたらいいかわからなくなるとなんでもいいから口に入れるという習慣がつく。とか!なるほどだよね。

そして、わたしたちには基本的に5つのトラウマがある。
拒絶されること -自分の存在自体を否定している
見捨てられること
侮辱ーバカにされること
裏切られること
不正=完璧主義

この無意識領域のトラウマが「食べる」行為を左右していることと、あとはお腹空いてないのに食べてしまうのにも以下のいずれかの理由が横たわっている。
信条
習慣
感情
欲望
褒美
惰性

本を読みながら自分にあてはめて分析していくんだけど、わたしの場合は「侮辱」の割合がめっちゃ大きかったこと、そして食べる理由は「欲望」「習慣」です。このあたりは筋トレでほぼ手放し済みなではあるけど、改めてそうだよなあ。と思った次第です。


わたしにとっての侮辱の原初体験は、多分生まれた時の母とおじいちゃんの「一重バトル」。母はめっちゃ美人だったので、一重で生まれてきたわたしを見て「ブスすぎる!」って思ったんでしょう。
ママ「この子は一生一重だわ」
爺 「いや、この子はぜったい二重になる」
ママ「こんな一重が二重になるわけない」
爺 「絶対になる!1万円賭けよう」
という賭けをしたらしいのですが、こういうのを赤ちゃんの潜在意識はそのまま吸収するわけです。一重はブスなんだと。そして追い討ちをかけるように15歳ひと月のイギリス留学時でブクブクに太ったわたしを見て母は空港で爆笑した。ここからわたしの摂食障害が始まりました。一重でブスな上にデブったらバカにされ、母に嫌われるんだと。
(***大学時代に24時間体制でアイプチした結果立派な二重になりましたが、おじいちゃん死んでたから母は1万円払ってない。失礼な話だ。一重ブスについては以前ブログにも書いたのでぜひ。)

この話はセミナーでもよくするんですけど、信念がどのように刷り込まれていくかがよくわかる体験談でしょう。赤ちゃんは何も理解してないと思われてるけど、わたしたちが考える以上に赤ちゃんは理解していて、こういうなにげないひとことが信念として刷り込まれていきます。一重とバカにされつづけたわたしはずっと自分のことをドブスだと思ってましたし、その上デブって侮辱されたのでデブることへの恐怖心がパなかった。

高校時代には8キロくらいダイエットしたんですが、そこから食べると太る恐怖がノンストップになりましたよね。肉食べるとデブると思ってたので外食で肉が出されると食べたふりしてナプキンとかに吐き出したりしてましたから、かなり重症の摂食障害です。なのに、欲望に負けてしまうのでアメリカの巨大な1パイントアイスクリームをまるごとむさぼり食べたりしてた。

デブって母に爆笑された時のあの恐れの感情はわたしの潜在意識の中に堂々と鎮座していたので、久しぶりに誰かに会うと、かならず
「太った?」
とか
「デカくなった?」
って言われて、あの恐れとまったく同じ感情エネルギーが毎回肉体をかけめぐっておりました。

ところで日本人って挨拶がわりに「太った?」って氣軽に聞くけど、あれ外人にやったらまぢで殺されますから。いずれにしても基本失礼だからやめたほうがいい。人が太ったか痩せたか氣になって仕方ない人は、つまり自分の見た目が氣になって仕方ないことに氣づいたほうがいい。

自分の外見に付随する感情を本当の意味で受け入れたのってほんとここ数年のことでございます。デブったといわれる時のあの恐怖心をまずはとことん解放していったんですが、すると不思議なことに「太った?」っていわれることがほとんどなくなり、逆に太っても痩せてもいないのに「痩せた?」っていわれるようになった。これがまさに感情筋トレの効果でございます。自分の意識の周波数を変えるとその次元の世界に移動するんです。

そして食べ方もかなり変わった。わたしはお腹が空いてからしか食べない。お腹空いてたべるごはんが一番おいしいから。たとえばサーフィン3時間やった後、昼に帰ってきたら「お腹空いてるはずだ」と思い込んでるので何も考えずに食べてたんだけど、本当に空いてるか体に確認してみると空いてないことが多い。

だけど、いまだに「習慣」と「欲望」に支配されることはわりとあって、バリに来ると日本にないおいしそーなたべものいっぱいあるから欲望に負けるし、晩ごはんは食べるものであるという習慣から、たいしてお腹すいてなくても晩ごはん食べてる。

食生活劇的に変えたわけではないけど、好き勝手に食べてもあんまり太らなくなった。体重計で1キロの増減に一喜一憂するのは20年前にやめたのでじっさいわかんないけど、4-5キロ増減するとかならず他人がコメントしてくるのがなくなった。食べることに意識的になると自分のベスト体重を維持できるようになるんだろう。

この本にも書いてあったけど、わたしは食べる時に体に語りかける。「脂肪になるものは排出していいからねー。筋肉になるもの、ビタミンミネラルはしっかり吸収してください」って。そして食材とわたしの目の前に現れるまでに携わった人への感謝。これやるだけでたべもののエネルギー変わる。

老化は栄養失調!タンパク質ちゃんと補給してますか

ほとんどの人が慢性栄養失調。ビタミンミネラル、タンパク質をちゃんと摂るようになってから毛量増えて爪もカチカチになりました。肌の老化も栄養不足。プロテインパウダーいろいろあるけどおいしくないと続けられない。GRONのプロテインはまぢでおすすめ。プロテインパンケーキー激しくおいしいです!
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