海で繋がっているみなさまにご協力のお願い








もーほんと、やだー!

本日はおねがいです。地球を守るための情報拡散にご協力いただきたく存じます。

わたくし、何年か前に「日焼け止めは特に化学薬品のかたまりでキケンだ」ということを知り、ナチュラル日焼け止めの調査を開始。結果、UV Naturalを発見し、使い心地、効き目など総合的にこの日焼け止めに勝るものはないと確信して、日本での取り扱いをはじめたのが2012年。もう7年も前の話になるのですね。7年たって、サーフィン業界にはナチュラルな日焼け止めがわりと広まってきたし、選択肢も増えてうれしい。ブログの最後にはナチュラル日焼け止めご紹介します。

そして、ハワイ、パラオにつづき、最近ではフロリダ州でもケミカル日焼け止め禁止が決まった。すげえいい流れだ!!なんて思ってた矢先に、やっぱ世間一般では大手のケミカル日焼け止めが当然のごとく流通しまくっていることを最近目の当たりにする事件があった。しかもサーフィン業界にです。

ええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

このケミカル禁止の流れからの〜、、、サーフィン業界のケミカル日焼け止め推し!!w
て、どんだけええええ。なんだったらそのいにしえすぎる思考に拍手さえ送りたい氣分だわ。結局、日焼け止めが環境に与える影響について、サーフィン業界でさえそこに氣づいてない、もしくは知ってるのに何も考えてない人がほとんどで、海にかかわることがないならば、まったく知らない人がほとんどなのです。

そこで!どうすればもっと多くの人に氣づいてもらえるかと考えたところ、このビーチなネットワークを使わない手はないと思ったのです。夏が始まる前に、ぜひともこの内容をもっと多くの人に知っていただくために、あらゆる方法でみなさまのお友達に本ブログをぜひとも拡散していただきたいのです。知る人が増えれば買わなくなります。売れないものは製造されなくなります。単純な仕組みなのです。その仕組みを利用したいのです。そしてシェアするさいには、さらに拡散するよう「シェアしてください」のひとことをぜひつけてください。

わたしは乱獲、化学薬品やプラスチックによる汚染で海のいきものたちが死んでいくいくことを考えると、ホントに呼吸困難なります。シルビア・アールさんという、今も現役で海に潜ってる83歳くらいになる海洋学者が言ってた。

「海面からはわかりにくいかもしれませんが、海の中の様子はたった数十年で恐ろしいほど変わってしまった。海は死にかけています。60年前にわたしが潜りはじめたころ、人間が海を破壊できるなんて思っている人はいませんでしたが、わたしは人間が自然界にどれほどの影響を与えるかを目の当たりにしてきました。このまま同じことをつづけるなら、最悪の事態を招くことでしょう。」

とにかくこれ以上汚したくないのです。そのためにはひとりひとりがただしい情報を知り、どんどん広げることだと思っております。SNSがなんのためにあるかって、そのためにある。わたしたちは海のように繋がっております。とくに、サーフィンや海や自然と近い場所で生きているみなさまのネットワークは、まるで海のように広大です。この広大なつながりを活かしたい。

シルビアさんのドキュメンタリー


以下、過去ブログの転載となります。

海を汚さない日焼け止めを使ってください

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アメリカンサモア エアポートリーフ (image courtesy of R. Vevers, XL Catlin Seaview Survey)

日焼け止めの化学薬品成分、とくに「紫外線吸収剤」は環境ホルモンとして人体に影響があるということで、近年「ノンケミカル」をうたった日焼け止めが多く発売されていますが、「ノンケミカル」=紫外線吸収剤を使っていないだけで、その他の「ケミカル」は普通に使われている製品がほとんどです。

人体に影響があるということは、もちろん海の生物にも影響があるわけなのですが、日焼け止めを選ぶときに、海に住んでいる生きものたちのことを考えて選んだことはあるでしょうか。最近の研究では、珊瑚の白化現象の要因として日焼け止めの影響もあるのではないかということがわかってきています。白化の原因ははっきりとは分かっていませんが、こんな研究もあるそうです。

引用——
sunblocked-coral【日焼け止めが与える珊瑚への影響】
何気に使用している日焼け止め・・・こんな問題も・・・
http://raycrew.jp/cms/2011071221395173.html
市販のUV日焼け止めクリームを1ppm含んだ海水中でサンゴを飼育するといった実験をしたところ、たったの4日でサンゴが完全に白化したそうです。この1ppmという量は、UV日焼け止めクリームを塗って海水浴をした時に海に溶ける濃度です。

サーフィンしていると、海で日焼け止めが目に入って痛い。という話をよく聞きますが、それはつまり、海水に日焼け止めが流れだしているということに他ならないのです。化学薬品だらけの日焼け止めのボトルを、いくつもいくつも、海にドボドボと流せますか?化学薬品だらけの日焼け止めを塗って海に入るのは、それと同じことではないでしょうか。

<代表的な紫外線吸収剤>
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(UVB)***禁止になった成分です
パラジメチルアミノ安息香酸2-エチルヘキシル(UVB)
オクトクリレン(UVB)
エチルヘキシルトリアゾン(UVB)
オキシベンゾン-○(UVB)※○の中は数字 ***禁止になった成分です
フェニルベンズイミダゾールスルホン酸(UVB)
t-ブチルメトキシジベンソイルメタン(UVA)
ジエチルアミノヒドロキシジベンゾイル安息香酸ヘキシル(UVA)
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(UVB・UVA)
メチレンビズベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(UVB・UVA)

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このあたりは、日焼け止め成分として本当によく見かける成分です。自分が使っている日焼け止めにこれらの成分は入っていませんか?成分表示を確認したことはあるでしょうか? そして、何度もお願いしていますが、お店で日焼け止めを販売されているみなさま、いま一度、販売中の製品の成分表示を確認してみてください。置いてあるのを見るたびに悲しくなるのですが、おなじみの日焼け止めにもあらゆる化学薬品がしっかり入っています。

ハワイでは、「サンゴ礁に安全な日焼け止めを」という呼びかけがはじまっています。←2021年から禁止が決定
ハワイ、日焼け止め禁止 サンゴ礁保護で2021年から

DLNR: Use sunscreen safe for coral reefs(サンゴに安全な日焼け止めを)
http://www.kitv.com/story/33017247/dlnr-use-sunscreen-safe-for-coral-reefs
ハワイのDepartment of Land and Natural Resources(土地と天然資源局)はビーチで遊ぶすべてのひとに、サンゴ礁に安全な日焼け止めを使うことを呼びかけている。ハワイ州職員は、「酸化亜鉛、または酸化チタン」を使用した日焼け止めを使うよう呼びかけるカードや看板を作った。日焼け止めに多用されるオキシベンゾンなどの化学薬品成分は、サンゴの幼生の奇形や、白化の原因ではないかと言われており、研究によると、サンゴの育成に安全とされている基準の30倍もの化学薬品が見つかっているという。珊瑚礁への悪影響は日焼け止めだけではないが、これは変化へのひとつの始まりである。

参考サイト
http://uvnaturaljapan.com/corals/
http://raycrew.jp/cms/2011071221395173.html
http://blog.livedoor.jp/katukatu33/archives/cat_947608.html
http://www.muq.jp/hpgen/HPB/entries/31.html

ナチュラル日焼け止めご紹介

ナチュラル風なマーケティングをしている日焼け止めは増えていますが、やはり乳化剤や防腐剤に合成成分を使っている商品も多いのが現状です。合成成分を使っている商品は全成分をウェブサイトなどでは表示していないことも多いのでほんと要注意です。見た目や宣伝に惑わされず、かならず成分をチェックして購入することをお願いいたします。こちらでは日本で購入可能な、合成成分を使用していない日焼け止めのみご紹介します。こうして探してみるとサーフィン系はやっぱ少ない
MANDA
成分:ヤシ油、ミツロウ、酸化亜鉛、カカオ脂、THANAKA(タナカ)の木、カカオ果実、シア脂、セイロンニッケイ樹脂油

 

 

SURFMUD
酸化亜鉛 ミツロウ ラノリン ココナッツオイル抽出エキ カオリンクレ 酸化鉄

 

 

ソレオ オーガニックス
成分: ブドウ種子油、酸化亜鉛、ヒマワリ種子油、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、キャンデリラロウ、ミツロウ、野菜油、マカデミアナッツ油、テオブロマグランジフロルム種子脂(クプアスバター)、レシチン、サフラワー油、ローマカミツレ花エキス、キュウリ果実エキス、酢酸トコフェロール、チャ葉エキス

 

 

エコロジカルスキンケア
成分: 酸化亜鉛、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ブドウ種子油、シリカ、ミツロウ、シア脂、キャンデリラロウ、ポリヒドロキシステアリン酸、ホホバ種子油、キュウリ種子エキス、アボカド油、カニナバラ果実エキス、ニンジン種子油、ニュウコウエキス、チャ葉エキス

 

 

Badger バジャー スポーツ用日焼け止め SPF35

 

 

 

 

サンゴに優しい日焼け止め
ヒマワリ種子油、酸化亜鉛、ミツロウ、トコフェロール、ホホバ種子油

こちらは弊社取り扱いの日焼け止めです。

 

 

 


UV NaturalスポーツSPF30+
酸化亜鉛、グレープ種子油、シリカ、ステアリン酸亜鉛、トコフェロール マカダミア種子油、グレープ種子エキス、チャ葉油、酸化鉄(黄)、酸化鉄(赤)ラベンダー油、パチュリ油、ビャクダン油

 

 

 

SURFYOGISナチュラルサーフスクリーン
成分:ヤシ油 ミツロウ ひまし油 酸化亜鉛 カカオ果実(粉末)コーヒーエキス バニラ果実エキス