サーフィンのテイクオフの瞬間の集中力こそ究極の瞑想状態じゃないかと思う








本日の湘南はどこも波がよかったみたいですね!
そして、今日の波を予想してくれたかのような昨日の夕焼け。

どうやら全国的っていうか、日本だけじゃなくて世界中
きれいな夕焼けだったみたいで、Facebookを見てると、夕焼けだらけ。
このうつくしい空にちゃんと気づけるひとがいっぱいって素敵だなと思うのです。

さて。
以前、「なぜサーファーにはハッピーな人が多いのか」
というブログで、サーフィンは瞑想のようなものだという話をしました。
瞑想状態とは、簡単に言えば、なにかに強烈に集中することで、
ほかの雑念がいっさいがっさいなくなること。無になること。

で、サーフィンは、つねにそんな状態を作り出してるって話で、
海に入っていればほぼずっと雑念は消えてるわけなんですが、
中でも、波に乗る瞬間というのは、
信じられないほどの集中力を発揮してるな。と思います。

以下、サーフィンでテイクオフに至るまでの集中の連鎖。
♡まず、はるか彼方にうねりの影を見つけます。
♡その時点で、そのうねりがどちらに向かっているかを見きわめだします。
♡うねりが近づくにつれ、まだ全貌は見えないものの、きっとこのあたりがテイクオフゾーンになるだろう、というエリアを絞り、そこに向かってパドルします。
♡波が近くに来たら、全体を見渡して、陸の目印もチェックして、まさにここでテイクオフしましょう。というポイントを見定めます。
♡そして、周りにいる人の動きを観察しつつ、運よく自分の波になりそうだったらば、岸へ向けてパドルを開始。
♡波の速さ、斜面の角度、左右の掘れ具合をチェックしながらいちばん最適なスピードでパドルします。
♡そして、サーフボードが滑り出すのに最適な角度を波が作ったら、波がブレイクするその刹那、ほんとに、一瞬。その一瞬にテイクオフして立ち上がります。

あの瞬間って何秒なんだろう。
ほんとに一瞬。
あの一瞬を逃したら乗れない。
遅すぎても速すぎてもダメなんです。

波が見えてから数秒の間にこの一連の作業をやるわけで、
その間は信じられないほどの集中力を発揮してる。
と、思うんですがどう思います?
すごい集中してると思いませんか?

ふだんの生活であれほどの集中力をだすことってあんのかな。
だからこそサーフィンは瞑想とよく似た効果を発揮して、
終わった後に、異様なな爽快感を覚えるんじゃないかと。
波に乗りしながらそんなことを考えてました。

あ!ひとこと言わせてもらっていいかしら。
残念ながらその集中力に欠けたサーファーがいっぱい。
集中力に欠けてるっていうか、周りを一ミリも見てない。
この波はどのあたりからブレイクしそうで、
いちばん優先権がありそうなのはどのサーファーで
っていうのを見ていないから、
まさかアンタ、そこから行かないですよね?!
って場所からすごい勢いでパドルしはじめて、
手前にいる人にぶつかりそうになるわ、前乗りしそうになるわ。
波乗ってパドルで戻ってくるときって、
乗ってくるサーファーのラインを見ながら、
ぜったい邪魔にならないように帰ろうとするわけで、
そんなときにありえないところからサーファーが降ってくるのでマジ怖いです。

そして、今日くらいサイズがあるときに、
全く見えてないのか知らないけど、
すごい恐ろしいところから前乗りしてくるおっさんとか。
あたしがブレーキかけられなくてそのまま走ってたら、
たぶんおっさんの板のノーズが脳天にブッ刺さってたぜ・・・。
ホントにこわいっす!
恐ろしすぎて、
ぎゃーーーー!!
って叫んでましたよ・・・。
やめてください。お願いだから・・・(;A;)

で、もはや最後の波と思ってた波でそれやられたもんで、
しかたなくまた沖に戻ったら、
そっから全然乗れなかったわ!!
もー(σ`,_っ´)σ

ま、でもいい波いっぱい乗れたからいいんだけど!
きょうも5時間くらいやっちゃった。
ただ、危ないからさ、気を付けてよ。ってハナシです。
波に乗りたいのはわかるけど、
怪我してもさせても元も子もないですから。

あしたもありそう♡
きょうの茅ヶ崎。