今日は夕方から熱海の花火大会行ってきます。去年行ってみて、今年はどっかに一泊して宴会花火を!ってハナシになりまして、今年は宴会つきでございます。明日くらいから波が上がりそうなので、帰りにどっかで波乗りできたら~なんて思ってますが。
こ のブログでも何度か登場している「インナーチャイルド」。みなさん、インナーチャイルドって何者か知ってます?わたしは、感情を癒すことについて書かれた ブログや本をいっぱい読んできましたが、その多くが、「インナーチャイルドは傷ついた感情の子供。癒しましょう」としか書いてないんです。
「傷ついた感情の子供」ってなんやねん。日本語のようで日本語でないから、けっきょく何なのかよくわからない。そして、よくわからないから癒しようもない^^;。
傷ついた感情の子供??そんなもん私にはいないわ。ってな感じでした。
さて、最近ようやくインナーチャイルドが何なのかわかってきた気がするんですが、ひと言でいえば、インナーチャイルドは自分の感情です。生まれてきてから40年以上にわたって、さまざまな経験をするたびに生みだしてきた感情。なかでも、自分にとってイヤな気分を起こさせる感情のこと。
悲しみ、ねたみ、不安、嫉妬、怒り、恐れ、罪悪感・・・
何も考えずにポコポコとただただ生み出されてきた感情たち=インナーチャイルド。それぞれの感情に人格があると思えばわかりやすいかも。
たとえば自分が生み出した「罪悪感」という名前の子供です。子どもは親の愛情がほしいわけですが、産んだ本人は、「罪悪感」を感じたくないものだから、見て見ぬふりをして、しまいには、心の奥深くにあるパンドラの箱に鍵をかけてしまってしまいます。
「罪 悪感ちゃん」には何の罪もない。ただこの世に産み落とされただけなのに、生み出した親は、「罪悪感ちゃん」があまり好きじゃないからって、徹底的にいない フリをします。罪悪感を感じなければならないことが起これば、その感情を嫌い、認めず、なかったことにする。わたしたちの得意技。
親の愛を求めてやまない「罪悪感ちゃん」は、存在に気づいてほしいし、愛されたいから、暴れます。つまり、産んだ親が、罪悪感を感じなければならない状況をつくりだすわけです。「ここにいるんだから気づけよ!!」ってな感じでしょうか。だから、自分の中で認めたくない、嫌いな感情があるかぎり、その感情を感じなければならない状況は永遠に続きます。
つまり、裏を返せば、「罪悪感ちゃん」がいることを認め、自分が生み出した一部として愛し、鍵のかかった部屋から出してあげることで、もう「罪悪感ちゃん」が暴れる必要はなくなります。
これが、インナーチャイルドを癒すってことじゃないかと。だから自分の内側で何が起きているのかを観察するのはとても大事なのです。悲しみ、ねたみ、不安、嫉妬、怒り、恐れ、罪悪感。これらを感じていることに気づくことができれば、気づいた瞬間に癒しが始まります。
わたし個人の経験から言うと、インナーチャイルドを見つけては愛する作業を始めると、たしかに面倒な状況は劇的に減ってきます。が、ゼロになることはないか な(笑)。ちょっと不安になることもあるし、だれかをうらやましいと思うこともしょっちゅうあるし、イラっとすることもまだまだある。けど、その感情が出 てくるたびに、「よーしよしよし♡」といちいち認めることをやりつづける。
気づく作業は簡単じゃないんです。自分がネガティブな感情を持っていることを認めたくない人 の方が多いから、たいてい、「わたしには妬みも罪悪感も怒りも不安もないけど」って思っちゃう。わたしもそうだった。自分の中にまさかこれほどバラエティ 豊かな感情があるとは思ってもみなかった。そして、この世に生きている人間なら、だれもがこういった感情を持っています。だって、それを経験するためにこ こに来てるから。そして、たぶんいつも言ってるけど、それを癒せるのは、ヒーラーでもなければ占い師でもない、自分だけ。がんばれ!