SURFING MAGが、福島の汚染水流出について語ってる。けど・・・








http://www.surfingmagazine.com/blogs/the-scoop-radioactive-pacific/oct2013_cover_1

http://www.surfingmagazine.com/blogs/the-scoop-radioactive-pacific/

アメリカの二大サーフ誌といえば、SURFINGとSURFER。
その、SURFING MAGAZINEが、最近海外でもかなりみなさん心配している
福島からの汚染水流出について記事を書いています。
世界のサーファーが読む雑誌が発信する記事ですから、
どんなことが書いてあるんだろうと興味津々で読んでみたんです。
きっと、危機意識を高めに持てよ!ってなことが書いてあるんだろうと思ったんです。

がー。

簡単に内容を説明します。

サーフィンMAGとして、この問題についてちゃんと調査すべく、
3人の科学者に確認をとったと。で、その一人が、Ken Buesselerさん。
大学教授で、チェルノブイリで何年も研究してた人です。
で、彼曰く、コーヒーにミルクを入れれば、
最初は白いミルクが線になって渦をつくるけど、
すぐにコーヒーと混ざってわからなくなるのと同じように、
日本から流出した汚染水も、遠く離れれば離れるほどその濃度は薄まって、
みんなが騒いでるほど心配することはない。
しかも、汚染水はちゃんとクリーンアップしてから流してるから大丈夫だ。
魚が危険っていうけど、マグロみたいな回遊魚以外は心配ないし、
マグロも、汚染エリアからでれば、セシウムの量はどんどん減るから問題ない。
海には、何十年も前から、核実験の放射能がばらまかれてて、
残念ながら、放射能汚染は今に始まったことじゃない。
ちょっと騒ぎ過ぎでしょ。

って書いてありました。
えー((((;゚Д゚))))
下に続く、読者のコメントの多くは、
「なに言っちゃってんの?!大丈夫じゃないでしょ。」って感じなのが多いです。

まあ、確かに言ってることは間違ってはいないかもしれないけど、
サーファーがそれ言っちゃだめでしょ。
国が安全って言ってっからって理由で
茨城で大会繰り広げるどこぞの団体と変わらないわ。
なんだろ、その、内容が合ってる合ってないっていうところじゃなくて、
何が何でも海を守らなきゃならない立場の人が、
こういう取り上げ方をするのは、なんか違和感があると思いました。

でも実際どうなんだろう。
プルトニウムなんかは、泡の部分に浮遊してることが多いからサーファーは気を付けて。
って、事故後にYOUTUBEだかで見ましたが。
先日、三宅洋平さんが、こんなこと言ってた。
「僕の波乗りの恩師たちが暮らす愛する御前崎にて想う。世界のウォーターマンたちは海の放射能汚染の状況をガッチリ調べるムーブメントを起こす必要がある。また、そこの海に入る入らないの判断の前に、晩発性の被害や遺伝子障害について、勉強会開いたり、被害への対策やフォローのシンポジウムを」

わたしもそれ超絶必要だと思います。