30FTの波のエネルギーの一部になる話








みなさん、The Surfer’s Journalの最新号はもう読みましたか?
色々と興味深い記事はたくさんあるんですけど、
サーフィンする人ならきっとみんな興味があるであろう記事がありまして。
テーマはビッグウェーブサーフィン

近年、技術&機材の進化により、大波にのる人口が急増していて、
その急増に加担しているのでは、と言われているのが、
ビッグウェーブへの挑戦へ対する賞金。

このビッグウェーブへの過熱に比例して毎年死んじゃうサーファーも増えてるわけですが、
じゃあ、なぜ、危険を冒してまでビッグウェーブにチャレンジするのか。
って記事でした。

私の中では、もう、こういうビッグウェーブっていうのは、
全く理解不能な世界でしかないし、
多分、たとえば30FTの波に乗ってしまったら、
きっと、それは、
神になるか廃人になるか
そんな世界じゃなかろうかと思うんですよ。

Shane DorianはBillabong主催のXXLというビッグウェーブチャレンジで
ハワイJawsにてこの波にパドルインして2万ドルをゲット。
パドルでは限界のサイズだと言われていたのを超えてしまった。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=6u_J6hgH4a8[/youtube]

じゃあ、Shaneは2万ドルのためにこの波にチャレンジしてるのか?
って話です。

結論からすると、そういう動機でビッグウェーブにチャレンジする人もいるけど、
本質は全く違う。
カリフォルニアMavericksの主要メンバー、マーク・レネカーの印象的な一言。
「エネルギーを感じ、エネルギーの一部になるのが好きなんだ。僕には波に乗ること自体は重要じゃなく、何千マイルもの彼方から続く強烈なエネルギーと一体化することこそが本当に大事なことなのさ。」

で、より大きなサイズにチャレンジするのは、
誰かが自分より大きな波に乗ってしまうと生まれる
「クソ、次は俺がもっとすごいのに乗ってやる!」
っていう、単なる負けず嫌いの子供みたいな純粋な動機だけ。
なんだってさ。

常に死の危険と隣り合わせなこのスポーツ(?!)、
安全確保のために、色々と進化しているみたいですね。
ウェットスーツに浮力素材を入れてるのは知ってたけど、
酸素ボンベを装着してたり、
果ては、紐引っ張ったら浮がパラシュートみたいに出てくるやつとかあるんだってさ。

でも実際は、
「事実マーヴェリックスで25FTの波が立つとき、ポイントは混雑していないだろ。そこには60人のサーファーがいるかもしれないけど、ショルダーにいるだけで決してテイクオフはしない。酸素ボンベやパラシュート、防水標識、それにイエスキリストが手をずっと握っていてくれているとしても、自分が行くぞと思わない限り、そのボウルにはパドルインできないのさ。」

でしょうね・・・。

でもさ、アレだよね。
あたし、多分30FT の波にのまれたらさ、
酸素ボンベはどっかへ吹っ飛んで、
パラシュート引っ張る前に息絶えてると思うんだよね・・・。

記事の抜粋になりますが、とても面白い記事でした。
みなさん是非読んでみて。

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