わたしは、三度の飯より白いご飯が大好きで、人生に炭水化物がないなら死んだほうがマシだといっても過言ではないと思っています。精製されたものをあまり食べないようになってから、もっぱら玄米なので、好物は「ちょっと茶色いご飯」になりましたが。ご飯好きには変わりません。
そんなご飯大好きなわたしですが、さいきん、炭水化物を危険物質のようにあつかう女子が増えてるとおもいまして。外で食事しても、ご飯だけのこす、パンには手を付けない。みたいな。そんなに嫌わなくてもいいのに・・・。
ところがですね、かくいうわたしも、じつはさいきん炭水化物の摂取量が極端に減っていることに気づいた!というのも、基本朝昼はあまり食べないので、晩ごはんがメインなんですが、野菜があまりにも好きすぎるので、食事はまず、グリーンいっぱいのサラダからはじまるわけです。が、一人暮らしなもんで、野菜をどんなにちょっとずつ入れても、気づけば、「これ、ひとりで食べる量じゃないだろ」というものすごい量のサラダができ上がってしまう。たいていそれをたいらげてから、ほかのお皿に手をつけるんですが、汁もの飲んだり、炒めもの食べたりしてるあいだに、すっかり満腹になって、もうご飯いらない・・・。
で、そんな日が数日つづいたりすることもあるんですが、炭水化物を抜いてしまう日がつづくといまひとつ調子が上がりきらない気がしまして。で、もしかして、炭水化物足りてないんじゃないの?!と思って調べてみたのです。
するとですね、低炭水化物、糖質制限って流行ってますけど、これ、ずっとつづけてると、ロクなことなさそうだな、ということがわかりましたので、本日は、炭水化物を危険物質あつかいすることの危険性についてです。
ざっと調べただけでもこんな感じで、「低炭水化物ダイエットは、脂肪をエネルギー源にします」なんて言うものの、その脂肪をエネルギー源として使いだすにもけっこう時間がかかるし、時間かけたわりに、なんだかブサイクになりそうなあらゆることが体の中で起きてしまいそうだし、あんまりよろしくなさそうですね。
だいたいですね、炭水化物のなにがいけないって、精製されてることなんですよ。白い砂糖の話はさんざんしてますが、現代の食は、まあなんでもかんでも白くすりゃいいと思っているみたいで、ご飯も白く、小麦も白く。ぜんぶ白くしましょうというわけで、まっ白にする過程で、まわりについてる栄養をぜんぶとっぱらって、ただのカロリーのかたまりにしてしまうことが諸悪の根源なのです。ビタミン、ミネラルなど、“余計なもの”がとりのぞかれた、きれいでまっ白な炭水化物は、すぐに吸収されますので、血糖値を激しく上昇させる。これがとにかく良くないんですね。
炭水化物が悪いんじゃあないんです。人間の体を正常に機能させるのに、炭水化物はぜったいに必要です。肝臓やほかの臓器にまで迷惑をかけてまで、ムリに排除するものではないです。だいたい、炭水化物はうまい!!おいしいのにはわけがある。人体にひつようだからあんなにおいしくなってるんです。全粒粉や、玄米など、精製されていない炭水化物を食べればいいんです。血糖値を緩やかにあげて、ビタミンもミネラルもたっぷり。食物繊維だっていっぱいだからお通じもよくなる。
というわけで、みなさん、これからはちょっと茶色いご飯やパンの時代でございますよ。
参考サイト
体脂肪コントロール成功法!(FATOFF)
http://blog.goo.ne.jp/yutafatoff/e/b05a121f55ffccbc15b8cd236909c341
医学論文翻訳のキーウィ
http://www.kiwi-medical.info/page/28
http://rakudiet.biz/dietmethod/%E7%82%AD%E6%B0%B4%E5%8C%96%E7%89%A9%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E5%8D%B1%E9%99%BA%E6%80%A7%E3%80%81%E3%81%A6%E3%81%8B%E6%AD%BB%E3%81%AC%E3%82%88%EF%BC%81/