以前こちらでも取り上げたことがありますが、ミッドウェー諸島に流れ着くプラスチックごみの問題。
太平洋に出来た巨大な新大陸
https://beach-press.com/beachtalk/2352/
このゴミ問題をとりあげた2013年に公開された映画『MIDWAY』。アホウドリのお腹を開けたら中から出てくるのはプラスチック。苦しそうに息絶えていくアホウドリ。短い映像なのでぜひご覧ください。
[youtube width=”600″ height=”420″]http://www.youtube.com/watch?v=MN8JYhByVYg#t=91[/youtube]ゴミのポイ捨てをしないなんていうのは、人間としての最低限の資質だと思いますが、今やできるだけゴミを出さない生活をし、ゴミが落ちていたら拾う時代です。何度でも繰り返し言いたいことですが、海へ行く回数が普通の人より格段に多いサーファーの皆様、海にゴミが落ちてるのを見てるのに拾わないのは、捨ててるのと同じです。海から帰る道すがら、ゴミが落ちていたら拾って帰る。片手にサーフボードが持てるなら、もう一方の手で小さなゴミが持てないわけはない。
人間は明らかに地球に存在する生命体の一部ですが、なぜか、人間だけがその命の輪からすっかり外れてしまった場所にきてしまった気がします。経済と開発が文明の基盤になってしまったことをすぐに元に戻すのは難しいかもしれませんが、そうなってしまった場所から、地球に出来る限り迷惑をかけないようにすることは今から始めても遅くない。
海へ行ったら一つでいいからゴミを拾って帰る。昨日までゴミだらけだった海に行ったら、ビーチクリーンしてないのに、ゴミが跡形もなく消えてたりすることがあります。が、海にもどったプラスチック片は、めぐりめぐってこんなところに到達してる。見てみぬふりして拾わなかったゴミで死んでいかなければならない命があるってことです。だれでもできるこんな小さくて簡単なことですが、そういうことが何かを変える原動力になるのではないでしょうか。地球はゴミ箱じゃない。