麻は今ではすっかりドラッグのイメージが定着してしまいましたが、第二次世界大戦後、GHQによって「大麻取締法」が制定される以前は、日本では麻(大麻)を栽培することが国家によって奨励されてさえいたほどで、古代から親しまれてきた植物です。
麻=マリファナと言われれば麻薬。と連想してしまう皆さまも、ヘンプを使用した繊維製品などは使っているかもしれないですね。麻、大麻、ヘンプ、マリファナは植物学的にはすべて同じものを指していますが、用途によって産業用大麻、医療用大麻などに区別されています。
麻は繊維、食、医療など、幅広い分野で使用されており、成長がひじょうに早い一年サイクルの資源なので、森林伐採を防ぐとも言われており、良質な繊維、バイオプラスチック、建築建材、油、食品、医薬品など、その用途は無限大。
本日は、その麻の炭をパウダー状にした麻炭の万能すぎる効果をご紹介させていただきます。以前から使っていた宮古島発、Cosmic hemp (EMS酵素活性 麻炭パウダー)を始めた伊香賀正直さんという方のワークショップがあったので行ってみました。
では、毎日の生活に取り入れられる麻炭の具体的な使い方をご紹介。
■飲料・調理
無味無臭なので、水、お茶、スムージー、製菓、パン、ごはんなど、どんな飲み物、調理にも使える。味、食感にあきらかな変化があります。
■科学物質、添加物、農薬除去
麻炭を溶かした水に野菜を漬けこんでおくと、農薬などの不要物を吸着してくれる。ワインやジュースは、封をあけずにボトルごと1日程度浸す。1週間以上浸すとよりおいしくなる。
■歯磨き粉
歯磨き粉に少量混ぜる、もしくは水と麻炭を混ぜてペースト状にしたもので磨く。ホワイトニング効果がハンパないです。
■入浴剤
お湯が真っ黒になるくらい入れて入ると微粒子ナノ成分により、お肌がさらさらつるつるに。消臭効果も。とにかく温まるし、疲れが取れます。
■農業への活用
宮古島では、実際に農作物の畑の土に撒くことで、土のデトックスまた発育を促進することがわかっている。
■湿布
麻炭、水、塩をまぜてペースト状にしたものをペーパータオルなどに包んで患部に貼る。
ワークショップでは麻炭水につけたワインと、つけていない同じワインを試飲しましたが、同じワインなのに明らかに味がちがいました。個人的には、とにかく歯磨き時のホワイトニング効果にびっくり!そして、疲れ目への湿布もすばらしい。パソコン作業時に目の下にペースト状にしたものを塗ると、目の疲れ方がぜんぜんちがいます。
いろいろ吸着して排出してくれてるんだろうな、と思いながら毎日水やココアに入れて飲んでいますが、おかげさまで、もろもろ絶好調。入浴剤代わりにしたときは、バスタブに溜めた真っ黒の水が、下水の水をきれいにしてくれる気もして一石二鳥。もはや手放せない日常アイテム。ちなみに、このCosmic Hemp Powderの取り扱い店舗数ナンバーワンは神奈川県だそうです!^^
参考サイト
http://hokkaido-hemp.net/basic.html
http://www.ooasa.jp/know/index.php?useful