政治のナゾ解明101








政治と、宗教と、カネの話はタブー。
ですって~?!

政治と、宗教と、カネはタブーな会話ネタ3種の神器。
みたいな扱いされてきましたが、
それもこれも、政治と宗教とお金に、BADなイメージがつきまとっているから。
政治家は悪いことばっかりするし、
宗教はその悪い政治家の温床、そして戦争の原因になっているし、
お金も、誰かの私利私欲のための悪い使われ方しかしない。
話題にしただけで、こいつも汚ねえヤツか!
ってな扱いをうけそうな気がするから、だれも話題にしたがらない。
悪い爺さんたちにしてみれば、そこはきっと意図していなかった部分だと思うんですが、
フタを開けてみれば、だれも話題にしないのは、彼らにとって非常に都合の良いことであり、
おかげで、いままで好き放題やってこれたわけです。

もはやそんな時代は終わりですわよ!
みんなで話題にしまくる時代の幕開け。

さて、今回の選挙で多くの人が疑問におもったのは、
三宅洋平が17万票で落選、一方 公明党の新妻秀規とかいう人は2万6000票で当選。
という矛盾。

ですが、もはや、これこそ我々の無関心のツケであります。
だいたい、学生時代にならった記憶はうっすらあるものの、
私なんか、比例区と選挙区ってなんでんねん?
っていうところからイマひとつわかっていないわけで、
そこから始めないといけない。

比例区は、言ってみれば、党の人気投票みたいなもので、
人気のある党から議席の数が決まっていくわけでしょ?
自民1800万票、公明700万票で大人気、緑の党は45万票で不人気だったってこと。
不人気な党には議席あげてもしょうがないってこと。

「大きな政党に有利なシステムだ」と問題視する声が上がってるとのことですが、
まあ、そんな人たちが考えたシステムなんだから、そうなってしかり。
なにも考えずに放置してきた私たちの責任でしょう。

ただ、今回三宅さんが落選してくれたおかげで、このシステム自体の矛盾が露呈したわけで、
そういう意味でも、やはり、彼が落選することには色々と意味があったと思います。

私はデヴィ夫人の毒まみれなメルマガを読んでいるんですが、
夫人も現行の選挙制度と日本の二院制について文句言ってました。

たとえば、衆議院、参議院の二院制について。
「参議院で否決されたから、衆議院に戻して可決した」
なんて話をさらりとNEWSできくたびに、
じゃあ参議院なんていらんやん!って思うんですが、
日本が二院制になった当時の参議院と今の参議院はもはや別モノみたいですね。

参議院は、衆議院の暴走を止める役目をはたす機関で、
もとは政党に属さない文化人などで構成されていたそうです。
が、いまや、大政党に属していないと当選しないっていう状態。
衆参のねじれ解消!
って、ねじれてるからこそ、議論ができるんちゃうの?って思うんですけど。
衆議院も政党政治家のあつまり、参議院も政党政治家のあつまり、
もはや、ただの税金の無駄遣いにしか見えません。
きっと、権力を持った人に有利な現行の選挙制度から変えないとダメなんでしょうね。

あと、私がもひとつ不思議に思ったのは、「供託金」
簡単に言えば、選挙に出るのに必要な一時金みたいなもので、
一定の得票があれば選挙後に返ってくるけど、なければ国にとられる((((;゚Д゚))))
ここでもカツアゲ!
日本はこの供託金が特に高いらしく、
三宅さんみたいに衆議院比例代表区に出るには最低600万必要
「政治家になりたいのならばそれなりの覚悟(供託金)を示すべき」
という所から始まっていて、ただの冷やかしや、売名行為など
だれでもかれでも出馬できたらダメでしょ。って話らしいんですが、
まあ、覚悟はあってもカネがないなら政治家にはなれません。って感じ?
まったく不平等なシステムだと思いました。

原発もそうだったけど、私みたいなのは、こうしておかしなことが起きないと
わざわざ勉強しようと思わないわけで、
そういう意味で、きっといろいろおかしなことが起きてくれてるんだろうと思えば、
この世のカオスに意味を見出すこともできる今日この頃。

では、みなさま、Have a nice day.